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DYRA ~村を焼かれて帰る場所をなくした少年が、「死神」と呼ばれた美女と両親捜しの旅を始めた話~  作者: 姫月彩良ブリュンヒルデ
VIII 大都市マロッタ

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131/333

131:【Marotta】RAAZ、ハーラン、それぞれ再始動開始!

前回までの「DYRA」----------

マロッタにたどり着いたところで、タヌは疲れが噴出し、爆睡。その間、マイヨは手元にある情報を元に現状分析をしつつ、これからのことを考える。


 簡易ベッドで目を覚ましたRAAZは、身体を起こすと、壁に掛けてある小さな時計で時間を確認した。

「丸一日、だと……」

 ベッドから下りて立ち上がると、手に握りしめていたロケットペンダントをサイドテーブルにそっと置く。

(ミレディア。ごめんよ……。ヤツは生きていた。ヤツも、ヤツの後ろにいた奴らを支持した愚民共も……そして、キミの厚意を仇で返した奴も……)

 RAAZは深い息を漏らした。



 あの日

 最愛の人の、あまりに無残な最期に絶望した


 その怒りで世界を焼いたはずだった


 だが、人間が完全に死に絶えることはなかった

 だから、見つけた人間を片っ端から殺していった

 それでも、完全には死に絶えなかった


 終わりのない日々に疲れて、眠った


 目を覚ましては殺し、疲れては眠る

 一体何年の月日が流れたのだろう


 こんな長い時間が経ってもまだ──



 RAAZはどこか覚束ない足取りで部屋を出て、廊下を歩き始めた。向かった先は、床も壁も天井も真っ白な空間だった。

 真っ白な空間には、あの大型容器がある。その一つにDYRAが収まっている。RAAZはガラス越しにDYRAの様子を見る。左足はすでに再生を始めていた。

(まさかこんな形で自家発電をする羽目になるとは思わなかった)

 今いる場所をハーランに知られるわけには行かない。これまでもずっと最小の電源利用のみだったことが幸いし、居場所が見つかることはなかった。しかし、DYRAの足を速やかに再生させるためにはそれなりの電源が必要だ。ハーランというリスクがなければ、迷わず『文明の遺産』たる外部電源を引っ張ってきただろう。しかし今回、いや、これ以降は外部から電源を引っ張ることは、ハーランに発見されるリスクに繋がる。RAAZは悩んだ末、今いる場所に残っている、代替電源となりうるものに手をつけた。ハーランに見つかるよりはいい、などと思いながら。

(昔、一体どこの誰が言ったか知らないが、『最悪な事態は電力会社の手に渡ること』、か。ミレディア。キミの研究の成果が私とDYRAを救ってくれた)

 RAAZは視線を上げると、部屋の扉がある方を見た。

(そうだ。いつまでもここにいるばかりとも行かないか。外の動きを見る必要がある。ISLAといい、ガキといい。ガキはロゼッタに頼むとして、あとはマロッタ市内の様子確認なら、あの飯屋のオヤジか)

 RAAZは誰に何を頼むか決めると、部屋を出た。


 翌日の明け方。

 RAAZは『サルヴァトーレの仕事場』として利用しているマロッタにあるアトリエの一室、その窓際に立っていた。

「夜明け前からひと仕事、良くやってくれた。それにしてもロゼッタ、さすがだな。偶然からとは言え、ガキの居場所を特定してみせたわけだからな」

 まとめてある分厚いカーテンの陰になる位置のため姿こそ見えないが、気配でロゼッタがいることをRAAZはわかっていた。

「ありがとうございます」

「それで、これから改めて頼みたいことがある」

「はい」

「ガキを監視しろ。正確にはガキが身につけて持っている『鍵』の監視」

「はい」

「今後、ガキに近づいてくるヤツや、場合によっては襲撃するヤツが必ず出てくると思って良い。『鍵』をどんなことがあっても守れ。最悪の事態になった場合は『鍵』の保護を最優先しろ」

 RAAZからの命令に、ロゼッタはこの命令が意味することをすぐに呑んだ。

「かしこまりました」

 ロゼッタの、微塵の躊躇も感じられぬ返事に、RAAZは頷いた。

「今、ガキのそばにいるISLAからもだ。万が一、『鍵』を奪う仕草を見せたらそのときは遠慮しなくて良い」

「はい」

「ここまでで質問は?」

「二点」

「聞こう」

「接触はしても?」

「必要なら。お前の手元でガキを守れるなら、それはそれでいい。ただし」

「はい」

「ISLAとは距離を詰めすぎるな。あいつは、人の心を書き換えるプロだ。それに、いずれ決着をつける日が来るだろうからな。もう一つは?」

「いつぞやのフランチェスコのように、同じ顔の人間が二人現れる可能性は?」

 ロゼッタにとって、フランチェスコからの一連の出来事で最も衝撃だったのは、顛末云々ではなく、同じ顔をした別の存在がいたことだった。普通なら想像もできない事態だし、あのときはまったく情報がなかった。だからこそ、後になって状況が見えてくるにつれ、如何にまずい場面だったか痛感した。何より、現時点で見破る方法がないのだ。打つ手がないと言ってもいい。

「絶対無い、とは言えない。故に、絡んで来たり近寄ってくる存在は全部敵だと思うくらいで丁度良い」

「かしこまりました」

「他には?」

「ございません」

 ロゼッタの返事を聞いたRAAZは小さく頷いた。

「では、行け。次の報告は深夜、ここで。状況如何では伝書鳩などでも構わない」

 ロゼッタの気配が消えると、RAAZは窓を開き、広がる庭の景色を見つめた。

(ハーランが出てきたことで、すべての前提が変わった)

 今すぐにタヌを殺してでも『鍵』を取り返すべきだろう。理屈ではそうだが、DYRAを思えば軽々にできない。精巧なニセモノを作ることも考えるが、それも得策では無い。ニセモノと見破られれば最後、ハーランを含め、周囲の次手が読めなくなる。それこそ、『鍵』を奪うために誰がなりふり構わぬ手段に出るかもわからない。往々にして物騒な手段とは、自分がやる分には構わないが、自分以外だと許し難いことこの上ないものだ。RAAZはタヌから『鍵』をできる限り穏便、もしくは秘密裏に取り返す方法を本気で考え始める。

(あのガキが『鍵』を預けるとしたら、DYRAしかいない。だが彼女は回復待ちだ)

 彼女の足の完全回復までにはまだ時間がいる。それまで下手に動かすわけにはいかない。どうしたらいいのか。あれこれ考えたが、RAAZの中でこれと行った良い案が出なかった。

(気にすることはそれだけじゃない、か。ISLAのこともある)

 RAAZはISLAことマイヨが自分やDYRAと違い、弱点を抱えていることを知っている。今、タヌといることで、このままでは露呈するのが時間の問題になる、とも。今すぐ殺すならその方が好都合だが、今は休戦中の上、事実上、タヌを預けているも同然だ。見捨てるわけにはいかない。

(助けるのも兼ねて、やはり一度、ガキに姿を見せておくか。マロッタに来ているとわかったなら、どこにいても居場所などわかるからな)

 RAAZは朝のひんやりした空気を少しだけ楽しんでから、おもむろに窓を閉じた。

(まだマロッタにいてくれればいいんだがな)




 尾行を出し抜いたマイヨは、深夜、宿屋の部屋へと戻っていた。

(タヌ君はまだ寝ているか……)

 寝室でタヌが何事もなく眠っているのを見ると、マイヨは寝室の扉を閉じてから浴室へと移動した。風呂で一日の汗と汚れをすべて落としてさっぱりすると、バスローブを羽織ってから居間へ入る。

(取り敢えず、服はいったん洗っておいたし、朝には乾くだろうよ)

 長椅子に腰を下ろし、頭と足をそれぞれ両端の肘枠に置いた。そして天井を仰ぎ見る。

(さて、いよいよ陽が昇ってからだが、どの順番で手を付ける?)

 マイヨはもう一度、頭の中を整理しようと思い立った。外へ出たとき、肝心なこの部分について考えをまとめる時間を得られなかったからだ。

(タヌ君はDYRAのために何ができる? 俺は何を手助けできる?)

 タヌは自分のためにDYRAもRAAZも傷ついたことを気に病んでいた。マイヨとしても、タヌが自分自身を責めるような状況は望まない。では、タヌが自分を追い詰めないために何をするのがいいのか。それがマイヨには浮かばない。

(やっぱりここは『父親を捜す』、だろうけど)

 言うだけなら簡単だ。しかし、そもそも自力で父親を見つけ出せるだけの能力や力量があれば、こんな苦労をタヌがしているはずがない。

(タヌ君のお父さんは……)

 マイヨは、タヌの父親の消息について、多少なりともわかっていた。だが、数日前にDYRAにその話をしたときと今とは状況が明らかに変わっている。タヌを父親がいるであろう場所の近くまで案内するなど、リスクの塊だ。

(それにしても!)

 マイヨは表立って仕草や振る舞いに出さないものの、内心は激しい憤りを感じていた。どうしてハーランがいるのか、と。

(奴がブチ込まれていたあの施設は!)

 匿うための施設である性質上、中からコールドスリープのカプセルを開けられるはずがないのだ。匿う対象に勝手に動かれて話を難しくしないためにも。

(そうか……!)

 マイヨはハッとした。


 ──外から開けた人間がいる


 生きている人間がまさかいるなどゆめゆめ思わず、施設の中に興味本位で入り、コールドスリープのカプセルを開くスイッチを押してしまった、この文明下の人間が──。

 それならハーランがいることも、生体端末が奪われ、量子通信ジャックの機材を用いて彼に使われていることも、辻褄が合う。

(ドクター・ミレディアのラボにあった、クローンや試作のスレイブは……)

 生体端末はすべて奪われたと思うべきだ。甘い期待や楽観論に基づく見通しはロクな結果を招かない。マイヨは苦虫をかみつぶしたような表情をしてみせる。

(現時点の生体端末は、俺が残ゼロかよ!)

 頭の中で、残った端末の数を数える。

(一〇の目と耳、残りは……くそっ。メインの俺の方が不利って何だよそれ)

 残った生体端末をハーランに使われた場合、情報を同期して取り出すだけならマイヨも問題なくできるものの、「最初の命令」を入れられないため、自分の持ち駒として信頼性の担保ができない。下手に手元に寄せるようなことをすれば最後、体の良いモグラとして利用されるのがオチだ。マイヨは内心、毒づいた。

(ったく!)

 マイヨがこれからやることには確実に、面倒な邪魔が入るだろう。

(あと、それだけじゃない。俺自身の身体がこのままじゃ持たない。ナノマシンが……)

 いつしか、苛立ちを抱えたまま、ソファでマイヨは不貞寝していた。タヌが何をすれば現状ベストに近いのか考えたいが、それができない。軍人上がりの男でも、二日分、一気に襲い掛かった肉体的、精神的な疲れには勝てなかった。


 翌日。

「……マイヨさん。マイヨさん、起きて」

「……?」

 マイヨが目を覚ますと、視界に光が差し込んだ。窓からの光の具合を見る限り、意識が飛んでしまったようだとマイヨは少しだけ反省する。

「……え? ……あれ?」

 視界がハッキリするにつれ、タヌの姿が見えるようになる。

「タヌ君……?」

「あの、ごめんなさい。マイヨさん。ボクがベッドを独り占めしちゃって」

「え? いや、大丈夫だよ」

 心配そうに見つめるタヌを見ながら、マイヨはゆっくりと身体を起こした。

「あ、あの、ボク、コーヒーとか淹れてきますか?」

 そこでふと、マイヨは思い出したように切り出す。

「タヌ君。そう言えば君、風呂は入ったの?」

「はい」

「そっか。ところで、君の着替えは? その服、新しいみたいだけど?」

「それなんですけど……」

 タヌが言いにくそうに告げる。

「ボクが朝起きて、そうしたら、部屋の扉のところにメモが挟んであったんです。扉を開けたら、廊下の、ちょうど扉の脇に」

 言いながらタヌは、居間の片隅を指差した。

「え?」

 白い四角い鞄が置いてある。マイヨは少なくとも、宿屋にそんな荷物を持ち込んだ覚えはない。

「それがあったの?」

「はい」

 さらにタヌがズボンのポケットからメモを取り出して、マイヨに見せた。


Cambiando i vestiti


「『着替え』? ホントにこれだけしか書いていないし」

 マイヨは鞄の方へ行くと、早速開けた。中には白い立ち襟の上着を始め、下着や靴を含め、一式揃っている。それだけではない。鞄の底の方にずっしりと重みのある財布も入っていた。一角だけ何も入っていないところは、タヌの服が入っていた部分だったのだろう。

「あれま。俺の分の服に、お財布まで。有り難いことで。で、誰が?」

 メモに差出人の名前はない。

 タヌも首を横に振った。

「わからずじまい、か」

 マイヨはぼやくような口調でそう言うと、気を取り直すように深呼吸をした。

「そうだ、タヌ君。朝食、行かない? 昨日の夜、良い感じのお店見つけておいたから」

「それなんですけど……あの、マイヨさん」

 タヌが言いにくそうに切り出す。

「時間、もう夕方です」

 マイヨはテーブルに置いた懐中時計を手にした。その通りだった。文字盤の下半分にある太陽と月の表示は、月の側を指している。

(しまった。今日を入れて、残りは一三日なのに……)




 タヌとマイヨが半日以上の時間を、疲れを取るためとはいえ、無為に過ごしてしまったことに苦い表情をしていた頃──。

(本当に冴えない世界だなぁ、この文明は)

 ネスタ山の頂近くから、ハーランは一眼型の色付きメガネを掛けたまま、小さな双眼鏡で眼下に広がる麓を見下ろしていた。服装は黒いシャツに、生地の厚い丈夫な綿布で作られた黒い作業用パンツ、それに編み上げの半長靴姿で、パンツの左右の膝上に大きなポケットが付いている。

(ふふふ。本当に可哀想に。欲しいなら、ガスや電気はもちろん、お望みなら原子力だって提供してやろうというのに。あのクソガキにとってここの文明が発展することはそれだけ都合が悪い、ってことか)

 ハーランは双眼鏡から目と手を離すと、胸ポケットから小さな箱を取り出した。箱を開けて紙巻きタバコを出し、使い捨てライターで火を点けると、吸い始める。

(目を覚ましたら、あのクソガキが支配する世界だったなんて、この世の悪夢そのものだな。さっさとこの文明の奴らを解放しないとな)

 ハーランはタバコの煙を燻らせる。

(クソガキめ。直接会ってしまった以上、残された時間は多くないか)

 やることはおおまかにいくつかある。しかし、優先順位や段取りの手間なども考慮する必要があるだろう。ハーランは手を付けやすいところからやるべきか、逆に難易度の高いものを敢えて選ぶべきか、思案する。

(少なくとも、『トリプレッテ』は最初に手を付けられるものではない。起動キーとコントロールするための量子ネットワークのホストを物理的にもシステム的にも確保しないと)

 ハーランは短くなったタバコにちらりと目をやった。吸い始めたときより長さが半分くらいまで減っているのを見ると、パンツの膝ポケットから携帯用の灰皿を取り出す。

(むぅ。どのみち、ネズミの親玉とあのお嬢さんをこちらに取り込まないと、か)

 ハーランは吸い殻を携帯用灰皿に入れると、もう一度、思い出すように頭の中で段取りを確認した。

(『トリプレッテ』は後まわしでも、所在だけは最初に確かめないと、か。あれを制する者が世界を制する)

 ハーランは確信していた。誰が何と言おうが、RAAZが『トリプレッテ』を握っているに違いない、と。

(奪ったネズミを一つ失ったのは厳しいな)

 もう一本、タバコを取ろうとハーランは胸ポケットに手を伸ばす。しかし、何かを思い出したように手を止めた。

(もう一度、マッマの部屋を割れば良いのか)

 遙かな昔、行ったことがあるので場所自体は知っている。問題は入口だ。過去に使った入口はもう使えないだろう。何より、今利用している者とて、そんな他者に簡単に見つかってしまうような方法で入っているとも思えない。

(入れるのは、あの二人しかいない)

 二人のうち、どちらを締め上げればいいか。ハーランは直感的にその答えもわかっていた。

(あの日のことを考えれば、当然……だよな)

 ハーランは口角を上げ、舌なめずりした。

(こちらも残りを使うしかない、か)

 やることは決まった。そう言いたげな表情でハーランは眼下に広がる麓の街に目をやった。

「それじゃ。……連中の格好で街に下りてみるか。っと、その前に寄るところもある、か」

 ハーランは、その場から姿を消した。まるで、空気の中に溶け込んでいくように。


131:【Marotta】RAAZ、ハーラン、それぞれ再始動開始!2025/06/22 22:55

131:【Marotta】父を知る人(1)2020/01/13 22:00



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 正月が終わったら三連休。それが終わったとき、本当の通常運転が迫りつつあるのだなと実感している今日このごろです。

 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 今回もお読み下さり、心から感謝いたします。ありがとうございます。

 ブックマークしてもらえたり感想とかいただけるととっても嬉しいです。


 インフルエンザより通常の風邪の方が威力がきつく、更新どうしようかと悩んでおりましたが、思い切って、前倒しに踏み切りました。


 あと、もうひとつ。

 来る2月9日のコミティア131にサークル参加することになりそうです。サークルスペースなどが決まりましたら追ってご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。



 次回の更新ですが──。


 1月16日(木)予定です!

 日程は詳しくはtwitterでお伝えします。よろしくお願いいたします。


 次回も是非、お楽しみに!


 愛と感謝を込めて


 ☆現在、最新話更新は、「pixiv」の方が14時間ばかり、早くなっております☆


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