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ここまでの登場人物まとめ

この頁には、本編にほとんど関係しないネタバレが含まれます。

つまりは設定はあれど本編には出てこない部分。

そしてこれも作中ではほぼ出てきませんが、皆苗字あります。


【ギルド関係者】


エレノア・シュルツ

 本作の主人公。幼い頃に両親と家を失くし、幼なじみのトールと家族同然に育つ。

 真面目な性格で、趣味と言えるものがないせいか仕事人間と化してしまう。戦闘能力0。

 現在の口調はとある人物の模倣。

 エレノアの中ではギルドはトールのものだという認識。なので何故自分に意見を求めてくるのだろう、と不思議に思っている。


トール・ベルナール

 エレノアの幼なじみ。使用武器は剣。

 母親は数年前に死去、父親はその何年も前から音信不通で、トール自身もう亡くなっていると思っている。

 両親譲りの天賦の才で冒険者としての素質がある。冒険者として旅立つか悩んだ時期もあるが、ギルドを作ることに決めた。

 明るい性格をしているが、時に思いつめることも。エレノアに黙って行動することもあるが、普段は執拗なくらい意見を求めてくる。

 トールの中ではギルドは実質エレノアのものだという認識。任せっきりにして申し訳ないと思いつつ頼っている。



スヴェン・ブライトナー

 ギルドに初めて訪れた冒険者の片割れ。使用武器は長槍。

 冒険者という言葉を体現したかのような、細かいことを気にしない剛毅な性格。

 あちこちの街を放浪してきたが、あるきっかけで一所に落ち着くのも良いと思い、いずれギルドに戻ることを約束して再び街を出た。


ライリー・ミルズ

 ギルドに初めて訪れた冒険者の片割れ。使用武器は弓。

 普段はフードを目深にかぶっており、人と目を合わせようとしない。

 自分を外に連れ出してくれたスヴェンを慕っており、彼の一助となれるよう弓をとる。しかしそれと同時に自分が冒険者に向いていないことと、彼の後ろを引っ付いて回る自分に嫌気もさしている。



ウルフガング・ツィマーマン

 宿屋で出会った冒険者。使用武器は大剣。

 自分の名前が長いのが億劫で、昔から略称で名乗っている。書類には正式名称で書くのでギルドの面々にはその時に驚かれた。

 義理堅い性格で、宿屋の女将であるベルタからも太鼓判を押されるほど。趣味は料理。

 エレノアと出会う前にトールとも出会っており、トールはその際に身の上話を聞いている。

 エレノアは30代後半かと推測したが、実際は40代半ば。



セス・ガードナー

 ギルドに加わりたいとやってきた冒険者の片割れ。使用武器は槍。

 真面目な性格で、エレノアの書類仕事を率先して手伝ってくれる筆頭。しかしそういった作業が得意であるせいで自分が冒険者に向いていないとますます悩んでしまう。

 実際はエレノアよりも年上だが、目上の人間として接する。

 自分が拾ってきたノイのことは「面倒を見なくては」と思っており、そのせいか他の面々と違って心安い間柄のように見受けられる。本人は無自覚。


ノイ・シュミット

 ギルドに加わりたいとやってきた冒険者の片割れ。使用武器は短剣。

 大事なものをなくして佇んでいたところ、偶然セスと出会う。セスはなくしものを探そうと躍起になっているが、ノイは逆にあきらめがついている。

 自分をギルドに連れていってくれたセスに感謝しているが、それ以上に見ていて面白いらしい。

 幼さが目立つ彼女ではあるが、その実、戦闘センスはずば抜けている。



ルリ・セカンド

 街で出会った冒険者。使用武器は短剣。メインは魔法。

 遠方の街でとある魔法使いに師事し、一通り習得したところで旅に出てみたくなった、とは本人の談。

 旅立ちに際し、レフォートを連れていかないと許可できないと周囲に言われたことが不満。

 時折無鉄砲なところがあり、ひとり敵に突っ込んでいったりもする。そういうところを心配されていると本人はまだ気付いていない。

 書類は苦手。彼女の書類にはよく書き損じが見受けられる。


レフォート・ライト

 ルリの仲間の冒険者。使用武器は剣。魔法剣士タイプ。

 ルリより年上だが同じ師のもとで学んだ弟弟子にあたる。また、彼自身魔法の才はそこまでなく、ルリに比べ数段劣る。代わりに剣の腕には優れており、魔法剣を使用する。

 弟弟子でありながらルリのことを任されている辺りふたりの性格が読み解ける。

 セスと同じように目上の人間にはそれなりの態度で接する。


イメルダ・マイヤー

 街で出会った冒険者。使用武器はナックル。

 ルリやレフォートを含めた他の冒険者たちとともに街を訪れていたが、とある理由から解散しギルドで働くこととなった。

 グループではリーダーを務めるほど責任感が強く、面倒見の良い性格。集団戦闘の経験が豊富で、状況によっては撤退指示も的確に出せるなどリスク管理が得意。


ティル・グリュック

 街で出会った子連れの冒険者。使用武器は銃(複数使用)。

 出会った当初、三人目を妊娠中。夫の名前はレグザム。

 真面目で仕事はきっちりとこなすが、あまり字が読めない。学がないことを気にしている。

 子連れということで煙たがられることも多い中、大らかに受け入れてくれたギルドに感謝している。


エーヴィヒ・グリュック

 ティルの息子。長男。口調・性格ともに落ち着いている。

 エーヴィヒという名前は元々彼の曾祖父にあたる人物の名前。彼の父・レグザムが祖父のようなしっかりした人間になってほしいとの願いを込めて名付けたが、その効果が強過ぎたのかどんどん似てきているらしい。


ミルト・グリュック

 ティルの息子。次男。年相応の遊びたい盛り。

 両親とあまり遊べないのが不満ではあるが、あまり口にしない。いつも一緒にいてくれるお兄ちゃんが大好き。今度は自分もお兄ちゃんになるのだからと張り切っている。



レイチェル・ターナー

 ギルドを始める前からの知り合い。話好きのおば……お姉さん。

 夫とふたりの息子がいるごく普通の主婦。長男は別の街にいる。

 家が男ばかりなので、女性との会話に飢えている。会話中はエレノアのような娘も育ててみたかったな、と考えていたりもする。

 ギルドではパートで受付を担当。家族も彼女が楽しんで仕事をしているようだと安心している。




【街の人々】


・道具屋

イバン・ウリアス

 道具屋を営む店主。元々は別の街の道具屋の息子だが自分の力で成し遂げてみたいと考え、10年ほど前に単身この街にやってきた。実家のほうは弟が継いでいる。

 訪れた当初から子どもたちの相手をしていたので、若い世代からは兄のように慕われている。

 また、武器屋と防具屋の店主は昔から喧嘩をする間柄で、ある意味では仲がいいのだがあまりの頻度に家族からは面倒に思われていた。その両店舗の間に道具屋が作られ、立地、そしてイバンの人柄が緩衝材となっている。そのため両店舗の家族からは特に感謝されている。

 独身だが、遠い親戚の子どもを預かっている。


・武器屋

レティシア・アロンソ

 武器屋の長女。弟がふたりいる。受付と、無口な弟の代わりに話したりするのが仕事。

 とある人物にアタックし続けているが驚異の回避率を誇る。

 エレノアが自分のことを友人だと思ってくれていたことがものすごく嬉しかったらしい。

 明るい彼女だが、酒癖が悪く、酔うと絡み酒になる。


ルカス・アロンソ

 武器屋の長男。無口で身長が高いので怖がられることもあるが、表情はとても豊かなので考えていることは読み取りやすい。

 武器と向き合っている時は集中するので身体を叩かれるまで気付かない。そんな自分の性質を理解しているので集中している途中で叩かれて意識を引き戻されても怒ったりしない、優しい性格。



・防具屋

クリスティナ・イグナシオ

 防具屋の次女。長女は他の街に嫁いでいる。

 おとなしい性格で、仲間内では一歩引いて皆を見守っていることが多い。

 エレノアとは同い年だが、何かあるとつい彼女に頼ってしまい、頼りない自分を情けなく感じている。なお、エレノア本人にそんな自覚はない。

 実は彼氏がいるが、まだ家族には言い出せずにいる。



・宿屋

ベルタ・エスピネル

 宿屋の女将。夫のセリオとともに宿屋を切り盛りしている。

 よほど短期間でない限り、宿泊している客のことは覚えている。多くの冒険者と親しい。

 子どもたちは独立しており、他の街にいる。子どもたちは誰も宿屋を継がなかったため、彼女たちの代で終わることが決まっている。







本編のネタバレをしないように、長くなりすぎないように気を付けて書きましたがやはり楽しかったです。

活動報告に近況について書いています。

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