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13 NPCの村 リターンズ

 「さっ、この先の洞窟だって! まずはお姫様救いに行かないとね! ってなんで、また、コッテ村に戻ってるのかなー。ビカム君、こらこら、勝手に家の中を荒らさないでくれるかなー」


 「犬耳娘探さないと!!」


 「だ・か・らー。それはいない。いません! そういう人は見たこともないからね! 残念だねー。いくら探してもだめだからね」


 「でも、お約束が・・・」


 「誰との約束? 何の約束? なんなのかなー。って、もしかして、読者のこと気にしてる? NPCの村なら家の中の箪笥とか開けなきゃ! とか、そんなことビカム君が考えるわけないよねー! って気にせず箪笥、開けてるし」


 「がさごそ、がさごそ!」


 「こらこら、ダメダメだよ!!! それは、ただの空き巣だから、泥棒だから、山賊だから。まあ、シチュー食べたのもそうだけどね。って、何か見つけたの?」


 「ピーーーーー」


 「なに、なに、なにピーとかって角笛吹いているのかなー? もうビカム君、いろいろ勝手にやらないでくれないかなー。神様にも心の準備が必要なのに、って、うわっ! なに、なに、なにか来たよ! 怖いの来たよ!!」


 「我ら、悪魔三銃士を呼んだのは、お前か!!!」


 「なんか、とんでもないの来ちゃったよ!! 角とか牙とか、どこから見ても正義の味方に見えないの呼んじゃったよ!!! どーすんのビカム君。責任とってね!! 神様知らないからね。こんなの知らないよ!!」


 「ピーーーーー、ピーーーーー」


 「悪魔三銃士とかっての無視して、まだ笛吹いているよ!!! 悪魔たち、怒ってるねー。眉間に青筋立ててるよ、怖いねー。どうしよ。もう神様、知ーらないっと! 机の下に隠れているよ! ガクブルだよ!」


 「おい、こら!! ふざけるな!!!」


 「ウザッ! ピーーーーー、ピーーーーー」


 「まだ、吹いてるよ。ウザッとかいいながら無視しているよ。すごいね、ビカム君、本物の勇者か、本物のバカだね!!!」


 「このヤロウ! いい度胸だ!! やってやろうじゃ・・・」


 「ピィン!! ピーーーーー」


 「あれれれれれっ! なに、なに、悪魔三銃士の粋がってたやつ、デコピンされて、屋根突き破って飛んでいっちゃったよ!!! きりもみして空の彼方へ行ったねー。なんか凄い光景だね。それでも笛吹いてるビカム君も凄いし!」


 「あーーーぁ、残念! うわっ なにこいつら!」


 「なんか残念とか言って、ようやく笛吹くのやめて、現実見て、驚いてるよ!! なんか怖がっているよ!! でも、悪魔三銃士のふたりもガクブルだし。なに、なに、どう収拾つけんの? これ?」


 「あんたたち、誰ですか?」


 「お、ま・・・あなた様こそ、何者です?」


 「なんか、ビカム君も悪魔たちも、どっちもビビりながら会話してるよ!! しばらく様子を見てみようね!! これはおもしろそうだしさ!!」


 「僕、ビカム・ノベリスト・・・」


 「しがない悪魔やってます・・・」


 「・・・・・・・・・・・」


 「じゃ、ま、そういうことで。ハハハハハハハハ」


 「じゃ、ま、そういうことで。さようならー。笛吹かないでね!」


 「あれれれ、悪魔たち笛吹かないでとか言って、ピューーって逃げちゃったねー。ビカム君も顔を引き攣らせてたんだけど・・・。まあ、よかったね。結果オーライだね。一時はどうなることかと思ったけど」


 「ぐぅーぐぅーぐぅー」


 「熟睡したねー。って、これは気絶してるのかなー? まあ、とにかく起こさないとね。ビカム君、起きて、朝だよー。本当は朝じゃないけど、悪魔たちは逃げちゃったよー」


 「うわっ! 悪魔だ!」


 「違うよ、神様、神様だよーん! って懐かしいね! ・・・それで、神様に向かって悪魔とか言うのはとっても失礼だからね!! 悪魔たちは逃げちゃったよ! まあ、君が勝手に呼んだんだけどね!!」


 「僕、出前頼んでないよ!」


 「そうだねー。出前は頼んでない。うんうん。そりゃ出前は頼んでないわ!!! でもその笛吹いたでしょ。それで来ちゃったんだなー。ね、ね、ね、ね、ビカム君のせいでしょ!!」


 「えーーー、僕、笛吹いて、お姫様呼んでたのに!」


 「なし、なし、なし! あのさー、そんなご都合主義、利かないから。ダメだから。さすがにそれでお姫様来るのはなしだから! それにお姫様は地下牢から出られないから、笛の音が聞こえても来られないからね!」


 「ちぇっ、失敗かぁー」


 「なーに、舌打ちしてるのかなー。まーた、無茶苦茶してくれたよねー。ほんと。もうね、神様じゃなくて、君が悪魔だよ!! ぐうたら悪魔にしようか? このタイトル!」


 「へーー。そう、いいんじゃない!」


 「どうでもいいみたいな態度だねー。まあ、そうだね。そう言うよね。興味ないもんね。もういいよ! お姫様がいる洞窟に行くからね。ほら、行くよ!!!」


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