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第98話 ターフェアイト

4コマ劇場 アイオライト_458・・・・・2011/01/07

 シリーズ3

  タイトル「ターフェアイト」


★ 1コマ ★

ユークレース、会議室にて・・・


 パロットクリソベリル

「え、え~っと・・・(汗)」(きょろきょろ)

「やけに、シンとしてますね・・・(どきどきどき)」


 ターフェアイト

「そうね~」

「この会議室は、完全防音になっているから・・・」


効果音「かちゃっ!」


 パロット

「ど、どうして扉に鍵をかけるんですかーーーーー!?(大汗)」


 ターフェ

「この会議室へ誰も入って来れないようにするために決まっているじゃない(ふふふっ)」

「もちろん、中で何があっても・・・」

「音が漏れないようにするためでもあるんだけど・・・(にやり)」


 パロット

「ちょーーーーーっ!!(大汗)」

「まさか、本気でオレを殺そうと!?(涙)」


 ターフェ

「さぁ~て・・・(微笑)」

「もしかして、良い事があるかもしれないわよ~~~♪(にやり)」(ドキドキ~な展開♪)


 パロット

「ぜってーーーーー嘘だ!!(うにゃーーーーー!!)」(殺されるーーーーー!!)


 ターフェ

「って、あなたはわたしを何だと思ってるのよーーーーー!!(怒)」 ← ちょっぴり傷つきました♪


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」


★ 2コマ ★

数分後・・・


 パロット

「と、いうわけで・・・」

「いまだ五年前に受けた古の巨大魔蟲の毒素がシリカさんの身体に渦巻いています」

「それをなんとかしないと、シリカさんの命に関わってくる可能性も!(大汗)」


 ターフェ

「なるほどね~(汗)」

「シリカの発作を目の当たりにして」

「事実を問いただしたわけか~~~(う~ん)」


 パロット

「あ・・・れ?(汗)」

「既に――御存知で・・・?(大汗)」


 ターフェ

「当たり前です(ギロリ)」

「メンバーの健康管理はサポート部の仕事ですから」

「シリカの身体のことは五年前から把握済みです!(怒)」


 パロット

「そ、そうですよね~!(涙)」(びくっ!)


 ターフェ

「それで・・・、あなたはどうしたいのかしらパロットクリソベリル?(じぃ~っ)」


 パロット

「はい・・・」

「オレは、シリカさん視力を治したいと考え」

「ユークレースを出て、今期の検定でヒーラーになりました」


 ターフェ

「あなたがヒーラーになった程度で視力を回復できるのなら」

「とっくにわたしが治しています(ぼそっ)」


 パロット

「うぐっ・・・(大汗)」


★ 3コマ ★

 ターフェ

「あなたは、シリカが失明したことを利用して」

「その責任の重圧から逃れるため、ユークレースを離脱したに過ぎません」

「当のシリカは、巨大魔蟲の毒素に身体を蝕まれていて」

「苦しんでいたというのに(ぼそっ)」


 パロット

「逃れるためだなんてそんな!」

「・・・いや(汗)」

「確かに、逃げたことに――なるのか・・・(う~ん)」


 ターフェ

「・・・・・・・(へぇ~♪)」 ← 素直に認めるとは思わなかった


 パロット

「と、とにかく!」

「シリカさんは、こうしている今でも毒素によって苦しんでいる!」

「だから、それを何とかしたいんだ!」

「もちろん、オレに出来ることならなんだってする」

「ターフェさん!」

「何か・・・シリカさんを助ける方法はありませんか!?(叫び)」


 ターフェ

「・・・・・・・(じぃ~っ)」 ← パロットを凝視する

「はぁ~・・・(やれやれ)」

「いま分かっていることといえば」

「忘却の迷宮に、毒素を中和させる何かがある・・・かもしれないという可能性だけ(汗)」

「それ以外では・・・」

「最近シリカが抱っこしているラブリーアイテムが」

「どういう原理かは知らないけど」

「病状の進行を抑えている・・・ってことぐらいかな~?」


 パロット

「忘却の迷宮に・・・あのぬいぐるみか!!(大汗)」 ← か~くんのことです♪


★ 4コマ ★

 ターフェ

「パロットクリソベリル・・・」

「シリカを助けたい・・・というのであれば急ぎなさい(ぼそっ)」

「ここ半年で、毒素の影響が急激に進んでいます」

「このまま病状が進めば、シリカの命はあと数ヵ月ほどしかありません」


 パロット

「・・・って(汗)」

「そんなに深刻な状態なんですか?(大汗)」

「発作以外は、あんな元気な様子なのに・・・(どきどきどき)」


 ターフェ

「普通であれば、身動きも取れない状態でしょうね・・・」

「でも、表情には出していないだけで」

「今でも全身には、常人には耐えられないような激痛が走っているはずです」


 パロット

「し、シリカさん・・・(うっ)」


 ターフェ

「いいですか、パロットクリソベリル・・・」

「シリカを助けたいというあなたの気持ちはよくわかりました」

「わたしたちサポート部も、出来る限りの協力はいたします」


 パロット

「あ、ありがとうございます・・・(ぺこり)」


 ターフェ

「ただし!」

「解決策を何も見つけられずに時間だけが経過して」

「シリカにもしものことがあれば・・・」

「そのときは、パロットクリソベリル(ぼそっ)」

「わたしが――あなたを殺します(ギロリ)」


 パロット

「うっ・・・(大汗)」(この人のことだから本気だろうな~・・・)

「だ、大丈夫です!」

「どんなことをしてでも、シリカさんを死なせませんから!!」


 ターフェ

「ふっ・・・(にこっ)」

「では、この誓約書にサインを・・・(ぼそっ)」 ← 一枚の書類を差し出す


 パロット

「え~っと、なになに?(汗)」 ← 内容を確認中~

『わたしことパロットクリソベリルは、ターフェアイトに何をされても絶対に逆らいません。』

「って、なんでこんな誓約書が用意されているんですかーーーーー!(大汗)」

「しかも、『何をされても絶対に逆らいません』とあるだけで」

「どこにも、『シリカさんにもしものことがあれば』なんて内容が書かれていない!」

「これって、サインしたら最後・・・」

「ターフェさんの所有物おもちゃになるってことじゃないですかーーーーー!?(叫び)」


 ターフェ

「・・・・・・・・」

「・・・ちっ!」 ← 舌打ち

「気づかれたか・・・(ぼそっ)」(まさか、サインする前に内容を確認するとは・・・)


 パロット

「こ、恐ぇ~~~!」

「やっぱりこの人、いろんな意味で恐ぇえええ~~~!!(うにゃーーーーー!!)」


効果音「ずががーーーーーーーーーーーーーーーん!!」



★ コメント ★

 こんな計画、いつから準備してたんだろう(笑)

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