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第94話 どうやら『桜のひみつ』ルートに入ったようです♪

4コマ劇場 アイオライト_454・・・・・2011/01/03

 シリーズ3

  タイトル「どうやら『桜のひみつ』ルートに入ったようです♪」


★ 1コマ ★

ルチルクォーツ北街地区にある大きな屋敷にて・・・


 巨躯な男

「まさか、あんたのようなお偉いさんの方から」

「オレたちに協力の申し出があるとはな~~~(にやり)」


 ???

「・・・・・・・」 ← 豪華な椅子に座ってふんぞり返っている


 巨躯な男

「だが本当に良いのか~?」

「オレたち――いや、ラリマーに協力するということは」

「あんたの娘を殺すってことになるんだぞ・・・(ギロリ)」


 ???

「・・・娘?(ぼそっ)」

「ふん、アヤツの持っている能力を利用するために引き取ったまで」

「娘だと思ったことなど微塵も無いわ・・・」


 巨躯な男

「くっくっくっ・・・(笑)」

「それで王座を奪われていたら世話無いよな~♪(あははっ)」


 側近

「き、キサマ!!(激怒)」 ← 剣の柄に手をかける


 ???

「・・・・・・・(すーっ)」 ← 手を伸ばして側近を制する


 巨躯な男

「いいだろう(にやり)」

「現国王、フローライト・S・ルチルクォーツ十三世は」

「オレたちが始末してやる・・・」

「その後、またあんたがこの国を治めればいい」

「なぁ、前国王・・・ルチルクォーツ十二世さんよ~(にやり)」


 ルチルクォーツ十二世

「・・・・・・・(ふっ)」


説明文「ルチルクォーツ十二世。戦争孤児だったフローラを引き取り奴隷のように扱っていた前国王」

  「フローラの時空力を利用して、天空神サファイアの暗殺を企てた超極悪人♪」

  「過去の時代からフローラ(桜)を追ってきたショウにボコられて国王の座から退いた(笑)」


★ 2コマ ★

湖畔の林にて・・・


 シーラ似の人形1

『ケタケタケタ・・・』


 パロット

「人形の・・・名前?(大汗)」(何言ってるんだ?)

「お前がシーライトではないんだな・・・(ギロリ)」


 シーライトに瓜二つな少女

「わたしの名前はスペクトロライト・・・」

「ラリマーからやって来た冒険者――人形使い(ふっ)」


 パロット

「そうか、シーラではないんだな・・・」(まぁ~、普通に喋ってるし・・・)

「では、どうしてフローラを襲った?」


 スペクトロ

「答える必要があるのか?(にやり)」


 パロット

「・・・・・・・」

「一昨晩、城内へ進入したのも・・・その人形か?」


 スペクトロ

「・・・城内?(なんのことだ?)」

「まぁいい(すーっ)」 ← 両手を前に突き出す

「シーラの存在を知られてしまっては、今後の仕事にも支障が出てくる・・・」


 パロット

「・・・くるか!!(叫び)」 ← 銅の剣を構える


 シーラ似の人形1

『ウケケケッ・・・』

『・・・・・・・(がくっ)』 ← 力無く地面へ崩れ落ちる


 パロット

「なっ!!(びっくり)」


★ 3コマ ★

 スペクトロ

「・・・・・・・」 ← 両手を突き出したまま微動だにしない


 残りのシーラ似の人形

『・・・・・・・(がくっ)』 ← 同じく地面へ崩れ落ちる


 パロット

「ふっ、人形使い・・・(微笑)」

「てっきり、その人形で戦うんだと思っていたんだがな(ギロリ)」


 スペクトロ

「あら?」

「わたしの戦い方は、あなたが想像した通り・・・(ふふふっ)」

「でも・・・、操ることができるのは・・・」

「人形だけとは限らない!(はっ!)」 ← 両手を一気に広げる


効果音「シュルシュルッ!」


 パロット

「なっ!!(大汗)」 ← 見えない何かが全身に絡みつく

「う、動けない・・・(くそっ!)」 ← 必死にもがく

「なんだこれはーーーーー!?(いったい何が!!)」


 スペクトロ

「あらあら」

「精霊力の操り糸も視認できないだなんて~」

「ルチルクォーツの冒険者も、たかが知れているみたいね・・・(ふっ)」

「こんなヤツがナンバーズだっていうのだから」

「ユークレースなんて、それほど警戒する必要も無かったかしら(あはははっ♪)」


 パロット

「せ、精霊力の・・・操り糸!?(きょろきょろ)」(まったく見えねぇ・・・)

「ちっ!(汗)」

「てめぇ卑怯だぞ、放しやがれーーーーー!!(うぉおおお!!)」 ← 力を込めて振り払おうとする


★ 4コマ ★

 スペクトロ

「何が卑怯なものか・・・(にやり)」

「ラリマーは、このルチルクォーツのように一都市集中型の国ではない」

「数多くの地方都市が存在し、それらは常に魔物の驚異に曝されている」

「そのため、冒険者の質もこの国のソレとは比べものにならないがな・・・(微笑)」

「くくくっ・・・、少し話が脱線してしまったみたいだが~」

「これもまた、立派な戦術の一つ・・・」

「あなたのように、卑怯だなんだとほざくだけの冒険者は~」

「ラリマーでは、生き残ることすら難しいでしょうね!(あっはっはっ♪)」


 パロット

「うっ・・・(汗)」

「正論過ぎて、言い返すことができねぇ~・・・(大汗)」(ちきしょ~!)


 スペクトロ

「さてと・・・」

「名残惜しいけど、そろそろお別れの時間ね・・・(ふっ)」


 パロット

「・・・殺す気か?」


 スペクトロ

「いいえ・・・」

「あなたには、わたしの人形になってもらおうかしら・・・(にやり)」


 パロット

「に、人形だと~~~(汗)」(なに言ってやが・・・)

「うぐっ!?(大汗)」

「うわぁあああああーーーーーーー!!(大激痛)」 ← 後頭部に激痛が走る


効果音「ずる、ずるずるっ!」 ← パロットの首筋から、見えない精霊力の管が皮膚の下へと潜り込む


 スペクトロ

「大丈夫・・・」

「あなたの身体は、わたしが上手に操ってあげる♪」

「そして、あなたの手で――あなたの仲間を・・・」

「フローライトを殺してあげるわ(ふふふっ)」


 パロット

「ちょっ、冗談!?(汗)」(痛っーーーーー!!)

「おまえ、なにマジになってるんだよ!!(大汗)」

「これ、4コマ・・・ジャンルはコメディー!!」 ← 一応、ジャンルはファンタジーです(爆)


 スペクトロ

「なに言ってるのかはわからないけど・・・(汗)」

「神経と操り糸が繋がれば、そんなどうでもいいことを考える必要もなくなるわ♪」

「そう・・・、何もね・・・(にやり)」


 パロット

「うぉおおおーーーーーーー!!(叫び)」

「やめろーーーーーーーーーー!!(うがーーーーー!!)」


突然の登場♪


 ???

「はぁーーーーーっ!!(斬!)」 ← 見えないはずの操り糸を一刀両断!


 スペクトロ

「なっ!?(どびっくり)」


 パロット

「うはっ・・・(がくっ)」 ← 操り糸から解放されて、地面にへたり込む

「はぁ、はぁ、はぁ・・・(きょろ)」 ← 力なく見上げる

「・・・し、シリカ・・・さん?(ぼそっ)」


 ジェムシリカ

「・・・・・・・(ギロリ)」(ずごごごーーーっ!!) ← 強大な精霊力が全身を包み込んでいる



★ コメント ★

 シリカさん、もちろんか~くんを抱っこしています♪ 


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