第83話 フォスフィが突っかかってくる原因は・・・パロットです
4コマ劇場 アイオライト_443・・・・・2010/12/23
シリーズ3
タイトル「フォスフィが突っかかってくる原因は・・・パロットです」
★ 1コマ ★
いまから二週間ほど前・・・
パロットクリソベリル
「・・・・・・・」 ← 腕を組んで壁に寄りかかっている
フォスフォフィライト
「ねぇ、あなた・・・」
「たしか、今期検定に合格した冒険者・・・だよね~?」
「見たところ、一人のようだけど~」
「良かったら、あたしとパーティを組まない?」
「ちょうど、一緒に冒険してくれる仲間を捜してたん・・・」
パロット
「すまない・・・(ぼそっ)」
「いまは誰とも組む気はない」
フォスフィ
「え・・・?(そう・・・なの?)」
「でも、初級冒険者が誰とも組まないのは無理があるんじゃ~(汗)」
「ソロで活動するにしても、ある程度レベルを上げてからでも遅くは・・・」
パロット
「・・・悪いな(苦笑)」
フォスフィ
「うっ・・・」 ← そんな顔をされると何も言えなくなる
★ 2コマ ★
数日後・・・
パロット
「・・・・・・・」 ← 数日前と同じ体勢で壁に寄りかかっている
フォスフィ
「あ・・・れ?(あの人は・・・)」 ← 通りかかった
「♪♪♪(とととっ)」 ← パロットに駆け寄る
パロット
「・・・・・・・ん?」 ← ファスフィに気づく
フォスフィ
「また会いましたね♪」
パロット
「あんたか・・・(はぁ~)」
フォスフィ
「うっわっ!(汗)」
「そんな迷惑そうな顔・・・傷ついちゃうな~(しくしくしく)」 ← 嘘泣き
パロット
「で?(やれやれ)」
「今日は何の用だ?」
フォスフィ
「え~っとね」
「知ってるかな?」
「ドラゴンファングっていう新鋭の冒険者パーティ♪」
パロット
「あ~」
「名前だけなら――ちょくちょく聞いたことがあるかな・・・(う~ん)」
★ 3コマ ★
フォスフィ
「あれからあたし、そのドラゴンファングのメンバーになったんだ~」
パロット
「へぇ~、そうなのか~」
「うん、良い判断だ・・・」
「レベルを上げるなら、有名なパーティのメンバーにならないとダメだからな」
「直接依頼されるクエストなんかは」
「ある意味、冒険者パーティの名前で依頼先を決められることがあるわけだし」
フォスフィ
「えへへっ♪」
「あたしもまさか、あのドラゴンファングのメンバーになれるなんて思ってなかったよ~」
「それでね、みんなにはあたしから話してみるから・・・」
「あなたもドラゴンファングに入ってみる気はないかな~って♪」
パロット
「・・・・・・・(汗)」
「何度も誘ってもらって申し訳ないが・・・」
「やはり、オレは誰とも組む気はないんだ(ごめんな・・・)」
フォスフィ
「そっ・・・か~(う~ん)」
「これだけ誘ってもダメなんだから」
「よっぽどの理由があるんだよね・・・?」
「わかった、もう無理に誘わない!」
「でも・・・、パーティに入りたくなったら遠慮無く声をかけてね♪」
「なんていうか~」
「べつに深い意味はないんだけど、あなたのことほおっといておけないっていうか~(あははっ)」
パロット
「そう・・・だな」
「この先、もし誰かと組むことがあったりしたら~」
「そのときは、おまえのパーティへ入れてもらうことにするかな・・・(微笑)」
フォスフィ
「うん♪」
「楽しみに待ってるから♪」
パロット
「あ~・・・(汗)」
「先に断っておくが、ほとんどそんな可能性はないんだぞ(大汗)」
「何があろうとも、オレは誰とも組む気はないんだから(どきどきどき)」
フォスフィ
「え~~~っ♪(あははっ♪)」(そんなこといわないでさ~~~♪)
★ 4コマ ★
さらに数日後・・・
フォスフィ
「おや、あの人は・・・?」 ← パロットの存在に気づく
「しかも一緒にいるのは~・・・はっ!(汗)」
「で、伝説の冒険者ギルド、ユークレースのユークナイト」
「盲目の精霊騎士、ジェムシリカさま!!(どびっくり)」 ← 有名です♪
「な、なぜあの人とジェムシリカさまが(大汗)」
「それに、もう一人・・・」
「あの子って、あたしと同じときに戦士検定を受けて冒険者になった~」
「たしかスファレ・・・ライトさん?(どきどきどき)」
「いったい、どうしてあの人と・・・」
パロット
『シリカさん、じつはオレ』
『こいつとパーティを組むことにしたんだ』 ← 第4話のシーン♪
スファレ
『って、えぇえええーーーーー!!(どびっくり)』
『なに勝手に決めて!?(大汗)』
フォスフィ
「・・・・・」 ← 唖然
「・・・・・・・」 ← 呆然
「・・・・・・・・・・」 ← 愕然
「・・・(くるっ)」 ← 身を翻してその場から立ち去る
シリカ ← 遠くの方から声だけ聞こえてくる
『今からあなたは』
『わたしの敵に認定されました!!(叫び)』 ← 宣言!
スファレ ← 同じく
『えぇえええーーーーーーー!!(涙)』(どうしてーーー!!)
路地裏にて・・・
フォスフィ
「・・・・・・・(すーっ)」 ← 目尻から涙がこぼれる
「あははっ・・・」
「あたし、なんでこんなにショックなのかな~(うう~っ)」
「自分でも、びっくりだよ~~~(涙)」
「・・・・・・・(くるっ)」 ← 後ろを振り返る
「スファレライト・・・(ギロリ)」
「あたしは、あなたを・・・許さない(ぼそっ)」
説明文「これは~、どう考えてもパロットが悪い・・・(苦笑)」
★ コメント ★
フォスフィはパロットに恋愛感情を持っているわけではなく・・・単に悔しいだけです♪(爆)