表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/584

第83話 フォスフィが突っかかってくる原因は・・・パロットです

4コマ劇場 アイオライト_443・・・・・2010/12/23

 シリーズ3

  タイトル「フォスフィが突っかかってくる原因は・・・パロットです」


★ 1コマ ★

いまから二週間ほど前・・・


 パロットクリソベリル

「・・・・・・・」 ← 腕を組んで壁に寄りかかっている


 フォスフォフィライト

「ねぇ、あなた・・・」

「たしか、今期検定に合格した冒険者・・・だよね~?」

「見たところ、一人のようだけど~」

「良かったら、あたしとパーティを組まない?」

「ちょうど、一緒に冒険してくれる仲間を捜してたん・・・」


 パロット

「すまない・・・(ぼそっ)」

「いまは誰とも組む気はない」


 フォスフィ

「え・・・?(そう・・・なの?)」

「でも、初級冒険者が誰とも組まないのは無理があるんじゃ~(汗)」

「ソロで活動するにしても、ある程度レベルを上げてからでも遅くは・・・」


 パロット

「・・・悪いな(苦笑)」


 フォスフィ

「うっ・・・」 ← そんな顔をされると何も言えなくなる


★ 2コマ ★

数日後・・・


 パロット

「・・・・・・・」 ← 数日前と同じ体勢で壁に寄りかかっている


 フォスフィ

「あ・・・れ?(あの人は・・・)」 ← 通りかかった

「♪♪♪(とととっ)」 ← パロットに駆け寄る


 パロット

「・・・・・・・ん?」 ← ファスフィに気づく


 フォスフィ

「また会いましたね♪」


 パロット

「あんたか・・・(はぁ~)」


 フォスフィ

「うっわっ!(汗)」

「そんな迷惑そうな顔・・・傷ついちゃうな~(しくしくしく)」 ← 嘘泣き


 パロット

「で?(やれやれ)」

「今日は何の用だ?」


 フォスフィ

「え~っとね」

「知ってるかな?」

「ドラゴンファングっていう新鋭の冒険者パーティ♪」


 パロット

「あ~」

「名前だけなら――ちょくちょく聞いたことがあるかな・・・(う~ん)」


★ 3コマ ★

 フォスフィ

「あれからあたし、そのドラゴンファングのメンバーになったんだ~」


 パロット

「へぇ~、そうなのか~」

「うん、良い判断だ・・・」

「レベルを上げるなら、有名なパーティのメンバーにならないとダメだからな」

「直接依頼されるクエストなんかは」

「ある意味、冒険者パーティの名前で依頼先を決められることがあるわけだし」


 フォスフィ

「えへへっ♪」

「あたしもまさか、あのドラゴンファングのメンバーになれるなんて思ってなかったよ~」

「それでね、みんなにはあたしから話してみるから・・・」

「あなたもドラゴンファングに入ってみる気はないかな~って♪」


 パロット

「・・・・・・・(汗)」

「何度も誘ってもらって申し訳ないが・・・」

「やはり、オレは誰とも組む気はないんだ(ごめんな・・・)」


 フォスフィ

「そっ・・・か~(う~ん)」

「これだけ誘ってもダメなんだから」

「よっぽどの理由があるんだよね・・・?」

「わかった、もう無理に誘わない!」

「でも・・・、パーティに入りたくなったら遠慮無く声をかけてね♪」

「なんていうか~」

「べつに深い意味はないんだけど、あなたのことほおっといておけないっていうか~(あははっ)」


 パロット

「そう・・・だな」

「この先、もし誰かと組むことがあったりしたら~」

「そのときは、おまえのパーティへ入れてもらうことにするかな・・・(微笑)」


 フォスフィ

「うん♪」

「楽しみに待ってるから♪」


 パロット

「あ~・・・(汗)」

「先に断っておくが、ほとんどそんな可能性はないんだぞ(大汗)」

「何があろうとも、オレは誰とも組む気はないんだから(どきどきどき)」


 フォスフィ

「え~~~っ♪(あははっ♪)」(そんなこといわないでさ~~~♪)


★ 4コマ ★

さらに数日後・・・


 フォスフィ

「おや、あの人は・・・?」 ← パロットの存在に気づく

「しかも一緒にいるのは~・・・はっ!(汗)」

「で、伝説の冒険者ギルド、ユークレースのユークナイト」

「盲目の精霊騎士、ジェムシリカさま!!(どびっくり)」 ← 有名です♪

「な、なぜあの人とジェムシリカさまが(大汗)」

「それに、もう一人・・・」

「あの子って、あたしと同じときに戦士検定を受けて冒険者になった~」

「たしかスファレ・・・ライトさん?(どきどきどき)」

「いったい、どうしてあの人と・・・」


 パロット

『シリカさん、じつはオレ』

『こいつとパーティを組むことにしたんだ』 ← 第4話のシーン♪


 スファレ

『って、えぇえええーーーーー!!(どびっくり)』

『なに勝手に決めて!?(大汗)』


 フォスフィ

「・・・・・」 ← 唖然

「・・・・・・・」 ← 呆然

「・・・・・・・・・・」 ← 愕然

「・・・(くるっ)」 ← 身を翻してその場から立ち去る


 シリカ ← 遠くの方から声だけ聞こえてくる

『今からあなたは』

『わたしの敵に認定されました!!(叫び)』 ← 宣言!


 スファレ ← 同じく

『えぇえええーーーーーーー!!(涙)』(どうしてーーー!!)


路地裏にて・・・


 フォスフィ

「・・・・・・・(すーっ)」 ← 目尻から涙がこぼれる

「あははっ・・・」

「あたし、なんでこんなにショックなのかな~(うう~っ)」

「自分でも、びっくりだよ~~~(涙)」

「・・・・・・・(くるっ)」 ← 後ろを振り返る

「スファレライト・・・(ギロリ)」

「あたしは、あなたを・・・許さない(ぼそっ)」


説明文「これは~、どう考えてもパロットが悪い・・・(苦笑)」



★ コメント ★

 フォスフィはパロットに恋愛感情を持っているわけではなく・・・単に悔しいだけです♪(爆)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ