第76話 凄いのか凄くないのか・・・よくわかりません
4コマ劇場 アイオライト_436・・・・・2010/12/15
シリーズ3
タイトル「凄いのか凄くないのか・・・よくわかりません」
★ 1コマ ★
サンストーンの館裏の湖畔にて・・・
美咲
「たとえば、パロットさんから預かったこの聖剣クリソベリル・・・(ぱっ)」 ← 虚空より聖剣を取り出す
パロット
「預かった――って、取り上げたの間違いじゃ・・・(大汗)」
美咲
「え~、こほん・・・(汗)」
「預かった聖剣クリソベリル~」 ← 仕切りなおし?(笑)
「わたしが使うと、こんな感じになります・・・(ぼそっ)」
説明文「美咲が退魔の力(天空力)を高めると、半透明だった刀身が宝石のように輝きはじめた」
パロット
「な、なぁあああーーーーーーー!!(どびっくり)」(なんだその変化ーーー!?)
美咲
「わたしはアウインの勇者じゃありませんからこの程度ですが・・・」
「ショウさんやアリスさんが使っていたときなんか、これの比ではありませんでしたよ~♪」 ← 5千年前
「さぁ、パロットさん・・・(くるっ)」 ← 聖剣の柄を差し出す
「まずは、聖剣クリソベリルに精霊力を通わせる練習からはじめてください」
「聖剣クリソベリルは、力によって反応が現われやすいので」
「こういった修行にはもってこいなんです♪」
パロット
「・・・って、あれ?(汗)」 ← 聖剣を受け取る
「オレが持った瞬間、光が消えちまったぞ?(大汗)」(いつものクリソベリルだ・・・)
美咲
「ただ握るだけではダメです」
「意識してください・・・」
「聖剣クリソベリルに、あなたの精霊力を通わすイメージを・・・」
「刀身が輝くようになれば、第一段階はクリアです」
★ 2コマ ★
パロット
「よし・・・(汗)」(やってみる)
「うぉおおおーーーーーーー!!(叫び)」 ← 精霊力を高める
「だ、ダメだ・・・全然光らねぇーーーーー!!(うぉおおお!)」
美咲
「あ~、そんな意味も無く精霊力を高めても無駄ですよ」
「精霊力で、武器を――聖剣クリソベリルを包み込むようなイメージです・・・」
パロット
「む、難しいな・・・(ごくり)」
美咲
「コツを掴み、慣れてしまえば意識しなくても力を通わせることができるようになります」
「この方法であれば~、たとえこんな木の枝であっても・・・(ひょいっ)」 ← 落ちていた枝を拾う
「これぐらいのことは可能になります♪(びゅーん!)」 ← 枝を一振り
効果音「びゅっ、ずごごごっ、ざっばーーーーーん!!」 ← 放たれた衝撃波が湖面を斬り裂く
パロット
「なぁあああーーーーーーー!!(叫び)」
「湖が・・・割れたーーーーーーー!!(どびっくり)」
美咲
「まぁ、このような一発芸・・・」
「忘年会の出し物ぐらいにしか使えませんけどね~~~♪(苦笑)」
パロット
「いやいやいや(大汗)」
「下手すりゃ、神の奇跡って言っても通用するだろう・・・(どきどきどき)」(忘年会ってなんだよ?)
美咲
「とにかく、修行するというのであれば」
「さきほどのように無意味なことをしていてもしかたありません」
「まずは、聖剣クリソベリルの刀身を光らせることですね~♪」
パロット
「よっしゃーーー!(叫び)」 ← 気合を入れる
「この程度の修行・・・、一気に終らせてやるぜーーーーー!!(うぉおおお!!)」 ← 精霊力を高める
美咲
「だ~か~ら~~~(汗)」
「無意味に精霊力を高めるんじゃなく~~~(あははっ)」(わたしの話を聞いていましたか~?)
効果音「がさっ」
美咲
「ん?」(この気配・・・)
★ 3コマ ★
突然の登場♪
スファレライト
「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」 ← 悪戦苦闘しているパロットを見つめる
美咲
「スファレさん・・・」
「どうしましたか?」(そんな真剣にパロットさんを見つめて・・・)
スファレ
「・・・美咲ちゃん!!(叫び)」
美咲
「は、はい!?(びっくり)」
「・・・・・・・(どきどきどき)」
スファレ
「わたしにも――修行してください!(ぺこり)」 ← 必死です♪
美咲
「え・・・(汗)」
「修行・・・ですか?(大汗)」
スファレ
「はい!」
「わたし、強くなりたいんです!!」 ← ユークナイトを目指しています♪
美咲
「強く・・・(汗)」
「そ、それなら冒険者管理組合が提供している王都内でのクエストをこなして」
「レベルを上げるのが一番の近道かと・・・(苦笑)」
スファレ
「そんな地道なヤツじゃなく」
「もっとこ~手っ取り早く強くなるような・・・」
「いまパロットがやってるような特別な修行です!!(びしっ)」 ← パロットを指差す
美咲
「あ~、あれ・・・ですね(あははっ)」
「あの修行は、精霊力をコントロールできる人じゃないと難しいっていうか~(苦笑)」
スファレ
「お願いします!!(叫び)」
★ 4コマ ★
美咲
「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」 ← スファレを見つめる
「では、はっきりと言わせていただきます・・・」
「パロットさんの行っている鍛錬ですが」
「スファレさんがやっても時間の無駄になるだけです(きっぱり)」
スファレ
「そ、そんなーーーーーっ!(涙)」
「やっぱり、レベル1の戦士じゃ」
「何をやっても無駄だってことーーーーー!!(しくしくしく)」
美咲
「いや、だってスファレさんはへっぽこでしょ?(大汗)」
スファレ
「って!(大汗)」
「断る理由、へっぽこーーーーー!!(涙)」(うにゃーーーーー!!)
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
美咲
「申し訳ありません・・・(ぺこり)」
「へっぽこの修行方法――わたしには荷が重すぎます(大汗)」(ごめんなさい)
スファレ
「いや・・・(汗)」
「べつにへっぽこの修行がしたいってわけじゃなく~(大汗)」
「普通に強くなる修行でいいっていうか~~~(どきどきどき)」
美咲
「あ~・・・、そういうことがいいたいのではなく~(汗)」
「へっぽこって、もはや普通じゃないんですよ・・・(苦笑)」
スファレ
「普通じゃ・・・ない?(どういうこと?)」
美咲
「話を聞くより、実際に見てもらったほうがいいようですね・・・(うん)」
「パロットさ~ん(お~い)」
「ちょっとこちらに来てもらえますか~?」
パロット
「はぁはぁはぁ・・・(汗)」(くそっ、ちっとも光らねぇ~!)
「って、スファレ来てたのか・・・」
「いまは忙しいんだ、邪魔しないでくれないか?(ぼそっ)」
スファレ
「じゃまーーーーー!?(涙)」
美咲
「え~っと、パロットさん?(汗)」
「少しだけ、その聖剣クリソベリルをスファレさんに持たせてあげてください」
パロット
「え・・・?(汗)」
「この剣、めちゃめちゃ重いんだぞ!?(大汗)」(美咲もわかっているとは思うが・・・)
美咲
「いいから、いいから(苦笑)」
★ 5コマ ★
パロット
「???(汗)」
「じゃあ・・・、ほらよ(ひょい♪)」 ← 柄を差し出す
スファレ
「こ、これが聖剣クリソベリル・・・(きれい)」 ← 両手でギュッと柄を握る
「でも、そんなに重いんじゃ、わたしには持てない・・・って、あれ?(汗)」
「なにこれ、全然重くないっていうか(大汗)」
「まるで鳥の羽みたいに軽いよ!?(どびっくり)」 ← 聖剣をぶんぶん振り回す
パロット
「なにーーーーーーー!!(叫び)」
美咲
「やはり・・・(ぼそっ)」
「パロットさんよりは、聖剣クリソベリルを扱う資質があるようですね~(苦笑)」
パロット
「うそーーーーー!!(涙)」
美咲
「スファレさん・・・」
「聖剣を握ったまま、精霊力を高めてみてください」
スファレ
「あ~・・・(汗)」
「その精霊力を高めるって感覚」
「じつは、よくわかんなくって~~~(てへっ♪)」
効果音「ぴかーーーーーっ、ぴかぴか♪」
パロット
「ちょーーーーー!?(大汗)」
「聖剣クリソベリルが・・・これまでで一番輝いてるーーーーー!!(どびっくり)」
美咲
「あははっ・・・(苦笑)」
「わたしなんかの比にならないほど光っていますね~(汗)」
「しかも、意味不明に点滅しています・・・(大汗)」(予期せぬ反応~)
スファレ
「えっ、なに!?(ぴかぴか)」
「もしかして、わたしってば凄い才能の持ち主?(ぴかぴか)」
「何の修行もしないで、聖剣クリソベリルの力を最大限まで引き出せるってこと~♪(ぴかぴか)」
パロット
「そ、そんな・・・(ずしーーーん)」 ← 四つんばいになって落ち込む
美咲
「いいえ・・・」
「スファレさんのそれは、ただ単に刀身が光っているだけです」(攻撃力は0ですね・・・)
スファレ
「・・・・・(ぴかぴか)」 ← 唖然
「・・・・・・・(ぴかぴか)」 ← 呆然
「・・・・・・・・・・(ぴかぴか)」 ← 愕然
「・・・はぁ?(大汗)」(ひ、光っている・・・だけ?)
美咲
「ダンジョンに潜るときには照明いらず!!(叫び)」
スファレ
「って、意味ねぇえええーーーーーーー!!(ぴかぴか)」(うがーーーーー!!)
効果音「ばきゅ~~~~~~~~~~ん♪」
★ コメント ★
4コマでは収まりませんでした♪(爆)