第75話 ルシフ屋創本舗の新企画?
4コマ劇場 アイオライト_435・・・・・2010/12/14
シリーズ3
タイトル「ルシフ屋創本舗の新企画?」
★ 1コマ ★
サンストーンの館裏の湖畔にて・・・
説明文「地面に板状の何かが立てられている」
パロット
「・・・・・(ふぅ~)」 ← 銅の剣を構えて精神集中
「せぃやぁーーーーーっ!!(ふん!)」 ← 銅の剣で一刀する
効果音「カキーーーーーーーン!」
パロット
「う、うぅ~ん(汗)」
「はやり、傷一つ付かないか~(大汗)」(むしろ、刃の方が削れているよ・・・)
「こんな硬い殻を持つ古の巨大魔蟲相手にして」
「オレたち、よくもまぁ~無事だったものだ・・・(いまさらながら)」
美咲
「それは、ロードライトさんが倒した古の巨大魔蟲の殻ですか?(じぃ~っ)」 ← パロットの様子を見ている
パロット
「わ、わぁあああっ!?(どびっくり)」
「・・・って、美咲(大汗)」
「いつからそこに・・・(どきどきどき)」
美咲
「さきほどからいましたよ・・・っと♪」 ← 勢いよく立ち上がる
「さて、パロットさん」
「忘却の迷宮での戦いにおいて、あなたは古の巨大魔蟲に全く対抗できませんでした」
「いえ、あなたより実力が上のはずのユークナイトの方も敵わなかった・・・」
「それは、どうしてだと思われますか?」
パロット
「どうしてもなにも・・・(汗)」
「巨大魔蟲はこんなに硬い鎧を纏っているんだ」
「誰が相手をしても、結果は変らなかっただろ?」
美咲
「硬い鎧・・・ねぇ~(はっ!)」 ← 突然、懐から取り出した小柄を投げ放つ!
効果音「リリリン、かかっ!」 ← 鈴の付いた小柄が巨大魔蟲の殻に突き刺さる
パロット
「なぁあああーーーーーーー!!(どびっくり)」(刺さった!!)
★ 2コマ ★
美咲
「先に言っておきますが」 ← 地面に立てられている殻に近づく
「この小柄は儀式用に使われるものであって」
「攻撃力が高いわけではありません・・・」 ← そっと小柄を握る
「ですが・・・使いようによっては」 ← 不意に小柄を動かし始める
「このように硬い鎧であっても斬れなくはないです(さくっ♪)」 ← 豆腐を箸で割くような感じ?
パロット
「・・・・・(ごくり)」(マジかよ)
「あんた、本当に何者なんだ?(大汗)」
美咲
「いまのパロットさんは、アウインの勇者を名乗っていてもただの一般人に過ぎません」
「それでは、魔界に巣食う魔物や魔族が現われても対抗できませんよ」
パロット
「魔界に・・・魔族って(汗)」
「そんなおとぎ話的な存在を例えに出されても~(苦笑)」
美咲
「決しておとぎ話ではありません」
「だって、『優子ちゃんシリーズ』を発行しているルシフ屋創本舗(ルシフ屋工房)って」
「魔界のデマントイド王国にあるんですから♪」
パロット
「はぁ?(大汗)」
美咲
「しかも、発行主はデマントイド王国の大魔王ルシフォンさん」
「ルシフさんは、サンストーンの館の管理人となったファリスさんの旦那さんでもあるんですよ~♪」
パロット
「って、そんなびっくり情報はおいといて~(大汗)」(あの人、大魔王の嫁さんかよ!?)
「美咲・・・」
「オレに、古の巨大魔蟲に対抗できる術を教えてもらえないか?(ぺこり)」
美咲
「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」
「ヒーラーがそんな術を知らなくても、特に問題はないと思うんですが・・・(ぼそっ)」
パロット
「いや、まぁ~(汗)」
「それはそうなんだが~・・・(どきどきどき)」
★ 3コマ ★
中央広場にて・・・
通行人1
「おい、あれって・・・(ひそひそ)」
通行人2
「ああ、間違いない(ひそひそ)」
「ユークレースのナンバーズ、ユークナイト・ナンバー3(ひそひそ)」
「盲目の精霊騎士・・・ジェムシリカさまだ(ひそひそ)」
通行人1
「で、でも・・・(ひそひそ)」
「あの抱えている緑の物体は・・・(ひそひそ)」
通行人2
「ペンギン・・・?(ひそひそ)」
「でも、頭に皿が乗っけているし(ひそひそ)」 ← かっぱです♪
「なんにしても、あれってぬいぐるみだよな~?(ひそひそ)」
通行人1
「どうしてジェムシリカさまがぬいぐるみなんかを!?(ひそひそ)」
通行人2
「いつもは凛としていたジェムシリカさまが(ひそひそ)」
「あんな可愛いぬいぐるみを抱っこしている・・・(ひそひそ)」
ジェムシリカ ← か~くんを抱っこしています
「・・・・・・・(大汗)」 ← しっかり聞こえています
「うぅ・・・(涙)」
「か~くんのおかげで体調は回復しましたが」
「こんなの恥ずかしすぎます~~~(照れ)」 ← 顔色が真っ赤♪
通行人1
「ななっ!?(どびっくり)」
「ジェムシリカさまが、この上なく照れてらっしゃる!!(おぉ~♪)」
通行人2
「照れているジェムシリカさま・・・可愛い~~~♪」
シリカ
「あぁ~~~っ(涙)」
「わたしのイメージが・・・(しくしくしく)」
突然の登場♪
???
「いや、悲しむことはない」
「彼らは、むしろキミの魅力にまいっているだけだ!」
シリカ
「えっ!?(びっくり)」(誰ですか?)
★ 4コマ ★
ルシフォン ← 魔界にあるデマントイド王国の大魔王♪
「はじめまして、ジェムシリカさん」
「わたくし、こういうものでして・・・(すーっ)」 ← 名刺を差し出す
シリカ
「え~っと、ルシフ屋創本舗・・・代表のルシフォンさん?(どこかで聞いたような)」
「そんなルシフォンさんが、いったいどんなご用件で・・・(汗)」
ルシフ
「いやなに・・・」
「我が社の商品で『優子ちゃんシリーズ』はご存知ですよね~?」
シリカ
「あの大人気シリーズ♪」
「見たことはありませんが、知っていますよ♪」
ルシフ
「で、その別バージョンとして『シリカさまシリーズ』ってのを企画しておりまして~」
シリカ
「あぁ~、そうなんですか~♪」
「・・・・・・・」
「って、えぇえええーーーーーーーーーー!!(どびっくり)」(わたしーーーーー!!)
ルシフ
「本日は、シリカさんにシリーズの制作開始をお知らせにきたわけなんですよ~(にこっ)」
シリカ
「ちょっ!」
「そんなの困ります!!」
ルシフ
「大丈夫です、悪いようにはしません♪」
「それに、上司であるシトリンさんには」
「すでに了承をいただいておりますし・・・(ぼそっ)」
シリカ
「なんですってーーーーーーー!!(初耳ですよーーーーー!)」
ルシフ
「いや~」
「前々からシリカさまシリーズの企画は進んでいたのですが」
「ぬいぐるみを抱っこしたシリカさんを見かけた瞬間、ピピーーーンときましてね~」
「今では、当初の予定だったかっこいい系から、かわいい系に路線変更を検討しておりまして~」
「そのため、シリーズタイトルも『シリカちゃん』に変更となります♪」
シリカ
「か、かわいい系は・・・やめ(涙)」 ← かっこいい女性を目指しています(笑)
ルシフ
「シリカちゃんシリーズが軌道に乗れば」
「既に存在しているシリカさまファンクラブを吸収して再活動の予定です」
シリカ
「ふぁ、ファンクラブ!?(汗)」
「そんなのあるはずな・・・(大汗)」
通行人1
「もちろん、オレたちはシリカさまファンクラブの会員です♪(ぱっ!)」 ← 会員証を出す
通行人2
「最近、優子ちゃんファンクラブに押され気味だったけど・・・」
「ここから巻き返しの始まりだーーーーー!!(おおーーーーーっ!!)」
ルシフ
「ふふふっ(にやり)」
「やはり、シリカさんに注目したオレの目は間違いなかったようだな・・・(微笑)」
シリカ
「ちょっ!」
「だから、いったい何なんですかーーーーー!!(涙)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
この後、ルシフは優子に見つかって、追っかけられることになります♪(笑)