第43話 壁に耳あり
4コマ劇場 アイオライト_403・・・・・2010/11/10
シリーズ3
タイトル「壁に耳あり」
★ 1コマ ★
東街地区、拠点の洋館にて・・・
パロットクリソベリル ← 二階から降りてくる
「うぅ~~~ん・・・(ふぁ~~~っ)」 ← 身体を伸ばしてあくび
ロードライト ← キッチンスペースから顔を出す
「あ、パロットさん」
「おはようございます~♪」
パロット
「おはよ~、ロードライト・・・って(汗)」
「もしかして、朝食の準備をしてくれているのか~?」
「昨日の夕食といい、悪いな・・・」
ロードライト
「いいえ~」
「ボクが役に立つのはこんなことぐらいですから~」
「みなさんの身の回りのお世話は任せてください♪」
スファレライト
「いや~、パロットくん」 ← まるっきり寝起きです
「いいお嫁さんもらったね~~~(にやにや)」 ← 手すりにもたれて二人のやりとりを見ている
ロードライト
「お嫁さんだなんて、そんな~~~♪(くねくね)」 ← 頬を染めて身体をくねらしている
パロット
「って、何を言ってやがる!(汗)」(そんなこと言ったらロードライトに失礼だぞ!)
「そんなことより・・・」
「昨日から手伝いの一つもしない誰かさんはいいご身分だな~!!」
スファレ
「あぁ~・・・(汗)」
「人にはそれぞれの得意分野というものがあって~(大汗)」 ← 明後日の方向を見る
パロット
「で・・・、何が得意なんだ?」
スファレ
「食べること、寝ること!」
「あとね~~~♪」
パロット
「おまえはもう喋るな!!(うがーーーーー!!)」
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
★ 2コマ ★
ジェムシリカ ← テーブルに着いて紅茶を飲んでいる
「でもね、スファレさん」
「料理はもちろんのこと、家事ができるのは己の売りになることなのよ~」(男女問わず)
「それこそ、特殊技能なわけだし・・・」
スファレ
「ジェムシリカさまーーーーー!(どびっくり)」
「あっ、わっ!!(汗)」
「わたしったら、何て格好でシリカさまの前に!!(大汗)」 ← 慌てて部屋に戻る
パロット
「シリカさんより、オレの目を気にしろよ・・・(ぼそっ)」(ほとんど下着姿だぞ・・・)
「っていうか・・・(汗)」
「どうしてシリカさんは、当然のような顔で紅茶を飲んでいるんですか?(大汗)」
「オレたちがここに住みだしたこと」
「まだ知らせていなかったですよね~(どこから情報が・・・)」 ← 住み始めて一晩明けただけ
シリカ
「ふふ~ん♪」
「お姉ちゃんのパロットくんレーダーをなめないでよね~~~♪」
「・・・まぁ、今回はパロットくんじゃなく」
「スファレさんに用事があったんだけど・・・」
パロット
「え?(汗)」
「スファレに・・・ですか?(なぜ?)」
★ 3コマ ★
数分後・・・
シリカ
「スファレさん」
「エリアG探索クエストのとき」
「あなたと一緒に行動していたサイトから聞いたんだけど」
「不思議のダンジョンの最下層で、一つのアイテムを手に入れているわね・・・」
スファレ
「え、あ~、はい」
「確かに、不思議のダンジョンをクリアしたご褒美ということで」
「シンセティックさんから、ビー玉みたいな宝珠をもらいました」
「なんでも、1日1回しか使えないようですが」
「5分だけ時間を戻せる時空族の遺産“時の宝珠”だそうです」
シリカ
「はぁ~・・・(あの子ったら、なんてモノを渡してるのよ・・・)」
「では、あの時・・・」
「パロットくんが巨大マンモス系の魔物に踏み潰されて死んだと思っていたら」
「次の瞬間、何事も無かったかのように生きていたのは」 ← サイトが助けに入った
「わたしたちの気のせいではなく、その宝珠を使った結果だということですね?」
スファレ
「あ、そうです」
「パロットが魔物に潰されて、慌てて宝珠を使いました・・・(汗)」
シリカ
「あなたは、実際に時間が戻る現象を体感したということですね」
スファレ
「は、はい・・・(それがなにか?)」(あれ、もしかして尋問されてる?)
★ 4コマ ★
洋館の外側にて・・・
説明文「エルバイトが洋館の壁に耳を当てて、スファレたちの会話を盗み聞きしている」
シリカ(声だけ)
『つまり、あなたが手に入れたのは』
『正真正銘のSA級のアイテムということになります』
スファレ(声だけ)
『SA・・・級?(大汗)』
パロット(声だけ)
『(読者が)わかるようにいえば国宝級』
『あるいは世界遺産・・・』
『まぁ~、例外はあるとしても』
『個人所有は限りなく制限されたもの凄いお宝ということだ・・・』
スファレ(声だけ)
『えぇーーーーー!!(どびっくり)』
『このビー玉って、そんなに凄いものだったのーーーーー!!(大汗)』
パロット(声だけ)
『ビー玉って・・・(あのな~・・・)』(オレも初めて見るお宝だぞ)
シリカ(声だけ)
『とにかく、一度王室に出向いて意見を仰いだほうがよさそうね・・・』
『わたしも付き添ってあげるから』
『朝食後、ルチルクォーツ城まで向いましょう』
スファレ(声だけ)
『えぇ~!』
『わたし、捕まっちゃうんですかーーーーー!!(涙)』
パロット(声だけ)
『いやいやいや、それは無いだろう(苦笑)』
『別に、犯罪を犯したわけじゃないんだからさ~(あははっ)』
エルバイト ← 壁に張り付いています(笑)
「・・・・・・・」
「ほぉ~・・・(にやり)」(いいこと聞いた♪)
「時空族の遺産か~~~」
「そんなに凄いお宝なら」
「ぜひとも手に入れてみたい・・・(ふふふっ)」(盗賊の血が騒ぐぜ!)
突然の登場♪
店員A ← お向かいの喫茶店の店員さん
「警備兵さん、あの人です!」 ← エルバイトが怪しい行動を取ったため通報しました♪
「あの人が、この辺りに出没している変質者です!!(間違いありません!!)」
エルバイト
「・・・はぁ?(大汗)」(変質者?)
警備兵長
「おい、そこの男・・・(怪しいやつめ!)」
「少し話を聞かせてもらおうか~(ギロリ)」 ← 剣に手をかける
エルバイト
「ちょっ!」
「オレはただ、この家の住人の会話を聞いてただけで!!」 ← 犯罪です(笑)
警備兵長
「・・・・・・・」
「確保ーーーーー!!(叫び)」(逃がすなーーーーー!)
警備兵たち
「はっ!!(待てーーーーー!!)」
エルバイト
「って、オレは無実だーーーーー!!(涙)」 ← 脱兎♪
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
エルバイト、どんどん変なキャラになっていきますね~(苦笑)