第364話 スペクトロライト
4コマ劇場 アイオライト_722・・・・・2013/02/19
シリーズ3
タイトル「スペクトロライト」
★ 1コマ ★
5年ほど前のヒューマイト国にて・・・
御神体 ← 20cmぐらいの人形
『・・・・・』
フェルドスパー ← 11歳ぐらい?
「う~・・・っ、はっ!!(ばばっ!)」 ← 精霊力を込める
御神体
『・・・ぎぎっ』 ← ゆっくりと動き出す
神官
「おぉ!(叫び) ここ数百年は誰も動かせなかった御神体が!!(びっくり)」
国王
「まさに天才人形使い・・・(うむ!) ヒューマイトの未来も安泰だな(あっぱれ♪)」
クリノヒューマイト
「フェルドスパー、すごい・・・すごいよ♪(にこ~っ)」
フェルドスパー
「いえ、そんなこと・・・ないです(照れ)」(えへへっ♪)
神官
「それに比べて姉の方は・・・練習用の人形すらまともに動かせないとは(ぼそっ)」
国王
「これ、よさないか・・・(ギロリ)」
神官
「これは失礼を・・・(ぺこり)」
スペクトロライト
「・・・・・」 ← 建物の陰で聞いている
★ 2コマ ★
数日後・・・
スペクトロ
「はぁ、はぁ、はぁ・・・はっ!!(ぎゅ~っ)」 ← 人形を操る特訓中
練習用人形
『・・・・・』 ← ピクリとも動かない
スペクトロ
「・・・うっ(涙) どうして・・・動いてくれないの!」
練習用人形
『・・・・・』 ← やっぱり動かない
スペクトロ
「お願いだから動いてよシーライト!!(叫び)」(わぁあああーーーーーん!)
練習用人形
『・・・・・』 ← 名前はシーライトらしい(笑)
さらに数日後、深夜の神殿にて・・・
スペクトロ
「・・・・・(そ~っ)」 ← 御神体を手に取る
御神体
『・・・・・』
スペクトロ
「ううっ、わぁあああああ!!(びゅーっ)」
効果音「がしゃっ、からっからん!」 ← 砕けてパーツが飛び散る
スペクトロ
「はぁ、はぁ、はぁ・・・はっ!?(きょろっ)」
突然の登場♪
フェルドスパー
「スペクトロ・・・どうして御神体を(大汗)」
スペクトロ
「ううっ!(たたっ)」 ← 逃げ出す
★ 3コマ ★
翌日・・・
国王
「ヒューマイトに代々伝わる御神体を破壊するとは、たとえおまえでも許されることではないぞ・・・フェルドスパー!!(怒)」
フェルドスパー
「・・・・・」 ← 縄で縛られている
クリノ
「ち、父上! これは何かの間違いです!! フェルドスパーがそのようなことをするはず・・・」
国王
「おまえは黙っていろ!!(激怒)」
クリノ
「うっ!!(大汗)」
国王
「フェルドスパーよ、申し開きすることはないか・・・(ギロリ)」
フェルドスパー
「・・・・・・・」
国王
「・・・・・。御神体破壊の罪により、人形使いフェルドスパーを国外追放とする!!(叫び)」
フェルドスパー
「・・・・・・・・・・(ぴくっ)」
国王
「人形使いとしての能力を剥奪! 声帯機能を制限・・・人形使いの命ともいうべき声を封印しろ!!」
クリノ
「父上!?(それはあまりにも!)」
国王
「えぇい、問答無用!!(これ以上わたしを怒らせるな!)」
フェルドスパー
「・・・・・(ぺこり)」 ← ゆっくりと頭を下げる
★ 4コマ ★
そして現在、ヒューマイト城の地下施設にて・・・
スペクトロ
『フェルドスパー・・・どうして本当のことを言わなかった。どうしてわたしを庇った!』
???
「・・・・ロ」
スペクトロ
『わたしを哀れんでのことか・・・、天才としての余裕なのか!?』
???
「おい・・・!」
スペクトロ
『人形使いとしての将来を奪われ・・・、おまえはわたしを恨んでいないのか!!』
クリノ
「って、きいているのかスペクトロ!?(うがーーーーー!!)」
スペクトロ
「・・・・・(きょろっ) ・・・なんだ、クリノか(ぼそっ)」
クリノ
「なんだではない!(むかっ) 準備は良いのかと聞いているのだ!!(ギロリ)」
スペクトロ
「準備・・・? この、全ての人形の元となった巨大神を操ればいいのだろ?(な~に簡単なことだ)」
クリノ
「だがこの巨大神は、天才フェルドスパーすら操ることができなかった・・・。おまえに動かせるのか?(ふふっ)」
スペクトロ
「ふん! フェルドスパーが動かせなかった巨大神・・・必ずわたしが動かしてみせる(にやり)」
シーライト(暗殺人形)
『御主人、嫌な予感がする・・・(汗) やめといたほうがいいじぇ!!(ケタケタケタ)』
スペクトロ
「心配するなシーライト・・・(ぼそっ) いまのわたしは、なにも出来なかったあの頃のこどもではない・・・」
シーライト(暗殺人形)
『いや、そういうこと言ってるんじゃなく~~~!!(大汗)』
★ コメント ★
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