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第360話 内密の依頼

4コマ劇場 アイオライト_718・・・・・2013/02/07

 シリーズ3

  タイトル「内密の依頼」


★ 1コマ ★

ルチルクォーツ王国、冒険者ギルド『ユークレース』の応接室にて・・・


効果音「かちゃっ・・・」 ← 扉が開いて、シトリンとエファイトが入ってくる


 シトリン

「おまたせいたしました。ユークレースのギルドマスター・・・シトリンです(どうぞよろしく)」


 美青年

「シトリンさん・・・ですね(ち、ちびっこ?) イベントが控えているこの時期に申し訳ない・・・(ぺこり)」 ← 軽く会釈


 シトリン

「いえいえ、そんなこと気にしていただかなくて大丈夫ですよ(苦笑)」


 美青年

「はい・・・」


 エレメーエファイト

「・・・・・(じぃ~~~っ)」


 シトリン

「いや~、エファイトさんもかなりの美青年だと思っていましたが~~~上には上がいるもんですね~(ひそひそ)」


 エファイト

「ふっ・・・(微笑) 冒険者に・・・美しさなど必要ない(ぼそっ)」


 シトリン

「あ~っ、強がっていますね~~~(くすくすくす)」


 エファイト

「や、やかましい!(ギロリ)」


 美青年

「あ~、こほん・・・(汗)」


 シトリン

「あ、はいはい(すみません)」


 エファイト

「・・・はぁ~(やれやれ)」


★ 2コマ ★

 シトリン

「では、依頼の内容を聞かせていただけますか?」


 美青年

「・・・人捜しをお願いしたい」


 シトリン

「人捜し・・・ですか?」


 エファイト

「人捜しなら、その辺の探偵にでも頼むべきだろう。冒険者ギルドに依頼する内容ではないな(ぼそっ)」


 シトリン

「ちょっ! エファイトさん!!(汗)」(失礼なこと言わないで~)


 美青年

「たしかにその通りなのですが・・・公けにできない事情がありまして(汗)」


 シトリン

「公けにできない・・・事情?」


 美青年

「・・・これより先の内容は、依頼を受けていただけないと(う~ん)」


 シトリン

「わかりました(うん) 依頼を受けましょう♪」


 エファイト

「・・・・・(ちっ) またそんな安請け合いをして・・・(ぶつぶつぶつ)」


 美青年

「・・・まずは、この写真を見てください(さっ)」 ← 写真をテーブルの上に出す


 シトリン

「拝見させていただきます(そ~っ)」


★ 3コマ ★

説明文「写真には、ドレス姿の美しい女性が写っている」


 エファイト

「ほぉ~、なかなか(じぃ~っ)」(まぁ、わたしの妹には負けるが・・・)


 シトリン

「お美しい方ですね・・・。あ、でもこのドレスの特徴って・・・王族の~」


 美青年

「詳しくは明かせませんが・・・彼女はこの国の王族に連なる者です(汗)」


 シトリン

「なるほど・・・(だからウチに)」


 エファイト

「・・・・・(ふむ~)」(厄介そうな依頼のようだな)


 美青年

「彼女は、一年ほど前・・・忽然と姿を消しました」


 シトリン

「相手が王族となると・・・事件に巻き込まれた可能性がありますね(ぶつぶつ)」 ← 考え中~


 エファイト

「いや・・・事件になっていないから、いまだなんの情報も無いのではないのか?」


 シトリン

「たしかに・・・(う~ん) あ、念のため確認しておきますが・・・あなたと彼女との御関係は?」


 美青年

「彼女は・・・わたしの婚約者です」


 シトリン

「なるほど・・・、それはご心配ですね(大汗)」


 美青年

「・・・・・・・」


 シトリン

「では、この写真はお預かりさせていただきます」


 美青年

「あ・・・、このことはなるべく内密に願いたい(汗)」


 シトリン

「はい(任せてください) この依頼は、ここにいるエファイトさんが単独で解決するようにします」


 エファイト

「わたしか!?(びっくり)」


 シトリン

「解決できなければ・・・ナンバー剥奪ってことで♪(にっこり)」


 エファイト

「おい!?(大汗)」


★ 4コマ ★

 シトリン

「それでは、彼女のことを教えていただけますか? 身体的な特徴や性格・・・どんな些細なことでも構いません」


 美青年

「そうですね・・・。彼女は幼いころよりずっと、外界・・・王都の外の世界に憧れを抱いていました」


 シトリン

「外界のことを知りたい。この王都で暮らす者なら、誰もが一度は考えることです(うんうん)」


 美青年

「いや、彼女の場合・・・自ら外界に出たいと強く願っていたのです(汗)」


 シトリン

「・・・女性としては珍しい考えをお持ちの方ですね(苦笑)」


 美青年

「外界へ出る計画を何度も企て・・・ご家族を困らせていたそうです」


 エファイト

「と、いうことは、捜索は外界へ達する可能性もあるわけだ・・・(厄介そうだな)」


 美青年

「冒険者が外界へ出られる唯一の職業だと知ったときには、検定試験を受けさせるよう大騒ぎしたり・・・(汗) あ・・・、その過程で存在を知ったこのギルド所属のジェムシリカさんにすごく憧れていました(大汗)」


 エファイト

「ふっ・・・(にやり) 王族に連なる御方をも虜にしてしまうとは・・・さすがは我が妹(ふふ~ん♪)」


 シトリン

「あ~、お話しを伺って感じたのですが~・・・その方はなんていうか~かなりの(大汗)」


 美青年

「はい(涙) 『おてんば』という言葉がぴったりな人で・・・(しくしくしく)」


 シトリン

「あはははっ(苦笑) うん、わかりました♪ 彼女の安否は、ボクたちユークレースにお任せください」


 美青年

「我がフィアンセ、スファレライトさんのことを・・・どうかよろしくおねがいします(ぺこり)」


 シトリン

「はい♪(にこっ)」


効果音「ばたん・・・」 ← 美青年が扉から出ていく


 エファイト

「・・・・・・・?」 ← 何やら違和感を覚える


 シトリン

「・・・・・、・・・え~っと(汗)」 ← 写真を見て小首を傾げる


 エファイト

「あ~・・・(汗) いや、まさかな~~~(じぃ~っ)」 ← 写真をジッと見つめる


 シトリン

「ん? エファイトさん、どうかされましたか?(大汗)」


 エファイト

「いや・・・、依頼人の婚約者――なんて名前だったか・・・?」


 シトリン

「なんて名前って、スファ・・・!! スファレライトぉーーーーー!?(どびっくり)」



ノルベルジャイトの奥地、パロット側にて・・・


 スファレライト

「へっくちっ!!(くしゅん!)」


 パロットクリソベリル

「なんだスファレ、カゼでも引いたのか?」


 スファレ

「いやいや、このくしゃみは、どこかの殿方がわたしのことを噂して~~~♪(うっとり)」


 パロット

「一生言ってろ(やれやれ)」


 スファレ

「なにを~~~~~!!(むきーーーっ!)」



★ コメント ★

 やっとスファレの家族情報が出てきたけど・・・王族に連なる者って(苦笑) ← まぁ、美青年のウソかもしれないけどね~♪(爆)


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