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第348話 季節限定イベント?

4コマ劇場 アイオライト_706・・・・・2012/12/25

 シリーズ3

  タイトル「季節限定イベント?」


★ 1コマ ★

ルチルクォーツ王都、ユークレースの事務所にて・・・


効果音「ジージージーィ! ミーンミンミン! シャーシャーシャーーー!!」 ← 100年蝉たちの大合唱♪


 シトリン

「100年蝉とは、その名の通り・・・100年に一度大発生する巨大な蝉さんのことで~」(99年は地面の下)


 エレメーエファイト

「そんな説明は不要! 問題は、どうしてこうなる前に対応できなかったかということ・・・」


 シトリン

「う~ん(苦笑) うっかり100年目だということを忘れていまして~(えへへっ)」(準備はしていたんですよ・・・本当ですよ!)


 エファイト

「う、うっかり・・・(はぁ~)」


 シトリン

「それにしても、前のとき(100年前)はこんなに大量発生しなかったのにな~~~(ぼそっ)」


 エファイト

「って! シトリン、おまえ年齢100歳以上なのか!?(どびっくり)」


 シトリン

「・・・え? ななな、なんのことですか~?(どきどきどき)」(ボク、何かいいました~?) ← 見た目は少年


 エファイト

「・・・・・(大汗)」(相変わらず正体不明なヤツだ・・・)


 シトリン

「なんにしても、王都をこのままにしておくわけにはいきません。エファイトさんも、急いで向かってもらえますか?」


 エファイト

「だがこれだけの数、我らユークレースのメンバーだけで対応できるかどうか・・・」


 シトリン

「もちろん、ルチルクォーツ兵や他の冒険者のみなさんも活躍していただいているとは思いますが・・・(う~ん) しかたありません、今回はボクも出ることにしましょう」


★ 2コマ ★

 エファイト

「な、なにっ!?(大汗) ユークレース最強にしてギルドマスター! 他のナンバーズが全員揃っても勝てないと噂され、職業が団体職員という意味不明なちびっ子。精霊族でも成人するまでは人(精人族)と同じように成長するというのに、知られているだけでも20年は今の姿のままという非常識な存在・・・。いままで何があろうとも戦おうとしなかったおまえが・・・そんなおまえが戦うというのか!?(どびっくり)」


 シトリン

「まぁ、緊急なことですし・・・。あと、純粋な人間族である美咲さんなんて、約5000年はいま(13歳)の姿のままなんですよ~(人を化け物みたいに言って~)」


 エファイト

「年齢のことは、この際どうでもいい・・・(ふふっ) これまで噂にしか聞かなかったその実力を、この目で見られる日がこようとは・・・(にやり)」


 シトリン

「エファイトさんがナンバー2になってからは、ことあるごとにボクと勝負しようとしていましたもんね~(苦笑) じゃあ・・・ひとつ勝負をしてみませんか?」


 エファイト

「・・・なに?(勝負だと?)」


 シトリン

「ボクとエファイトさん。100年蝉さんをより多く捕えた方が勝ちという方式で・・・(にこっ)」


 エファイト

「おもしろい(ふふっ) で、わたしが勝てば・・・どうなるんだ?(じぃ~っ)」


 シトリン

「当然、ナンバー1の座をお譲りします♪(ギルドマスターはボクのままですけど・・・)」


 エファイト

「その勝負・・・のった!!(ついにわたしの時代がやってくる!?)」 ← 万年ナンバー2


★ 3コマ ★

 シトリン

「では、勝負方法の詳細を・・・(ぼそっ) まず、蝉さんは倒すのではなく、捕えた数をカウントします」


 エファイト

「・・・は?(捕えた?) ちょ、ちょっと待て!(汗) あの大きさの魔物を・・・どうやって捕まえておくつもりだ!?(大汗)」


 シトリン

「その点は心配ありません(ごそごそ) じゃじゃーーーん! 『シンセティック・虫取りアミ』&『シンセティック・虫取りカゴ』~~~♪』(チャララチャッチャチャー)」 ← 懐から秘密道具(?)を取り出す


 エファイト

「し、シンセティ・・・」


 シトリン

「そうです。エファイトさんが告白して、あっけなくふられちゃった・・・元ユークレース開発部だったシンセティックさんの作品です♪(いまはダンジョンマスターやってるそうですよ♪)」


 エファイト

「って、ふられたわけじゃないやい!!(うがーーーーー!)」


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」


 シトリン

「このシンセティック・虫取りカゴの中は異次元空間になっていて、どれだけでも取った虫を入れることができます♪(モンスターボールもびっくり!?)」


 エファイト

「無視かよ!!(涙)」(話を聞けーーーーー!)


 シトリン

「そしてこのシンセティック・虫取りアミで捕まえた100年蝉さんは、直接、シンセティック・虫取りカゴの中へと空間移動して~~~」


 エファイト

「・・・こんな便利アイテムがあるのなら、どうして他のメンバーに持たせなかったんだ!?」


 シトリン

「いや、2セットしかありませんでしたし・・・結構高価なんですよ、これ(ぼそっ)」


 エファイト

「まぁ、いまさら言ってもしかたない。このアミで100年蝉を捕りまくり・・・数を競うわけだな♪(虫取りセットを受け取る) よし、早速・・・(行くぞ!)」


 シトリン

「あ、待ってください!!(あせあせ)」


 エファイト

「・・・ん?(なんだ?)」


★ 4コマ ★

 シトリン

「このシンセティック・虫取りセットを使うためには、この装備に着替える必要があります!」


 エファイト

「って、相変わらず条件付けが好きなヤツ(シンセティック)だな(やれやれ) じゃあ、その装備を渡してもら・・・えぇ!?(どびっくり)」



数分後・・・


 シトリン

「じゃじゃ~~~ん♪ 季節イベント『ぼくのなつやすみ』限定装備!!(びしっ!)」 ← ポーズを決めている


みぎて 「シンセティック・虫取りアミ」

ひだりて 「(シンセティック・虫取りアミ)」

アタマ 「麦わら帽子」

からだ上 「白いシャツ」

からだ下 「半ズボン」

ウデ 「なし」

足 「サンダル」

顔アクセ 「スライムピアス」

首アクセ 「ちからのペンダント」

指アクセ 「ひらめきのゆびわ」

他アクセ 「シンセティック・虫取りカゴ」


 エファイト

「・・・・・・・(大汗)」


みぎて 「シンセティック・虫取りアミ」

ひだりて 「(シンセティック・虫取りアミ)」

アタマ 「麦わら帽子」

からだ上 「白いシャツ」

からだ下 「半ズボン」

ウデ 「なし」

足 「サンダル」

顔アクセ 「パピヨンの仮面」

首アクセ 「ちからのペンダント」

指アクセ 「ひらめきのゆびわ」

他アクセ 「シンセティック・虫取りカゴ」


 シトリン

「それじゃあ、行きましょうか♪」 ← すげぇ似合っている(笑)


 エファイト

「って、わたしにこの格好で外へ出ろというのか!?(うがーーーーー!!)」 ← 違和感バリバリ♪


 シトリン

「え~(汗) でも昆虫採集するんだったら、これが正装なわけだし~~~(困ったな・・・)」


 エファイト

「さすがにヒドすぎるわーーーーー!!(涙)」(わにゃ~~~~~!)


効果音「ずががーーーーーーーーーーーーーーーん!!」



★ コメント ★

 100年蝉さん、幼虫(地面の中)のときは標準サイズです(4~5センチ?) ← 幼虫が大きなサイズだったら、地中は穴ぼこだらけ♪


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