第339話 復活の時
4コマ劇場 アイオライト_698・・・・・2012/11/30
シリーズ3
タイトル「復活の時」
★ 1コマ ★
何もない暗闇の空間に一人の女性が浮かんでいる・・・
リウム ← 全裸だけど不自然な光なんかでいろいろと隠れている(笑)
『・・・あれ?(ぼ~っ) ここは・・・(きょろきょろ) たしか・・・暗黒族に憑かれたシリカに刺されて・・・』
謎の声
『・・・リウム』
リウム
『!!(犬耳としっぽが出現♪) マスタ~♪(ばさばさ)』 ← しっぽを激しく振っている
ショウ(声のみ)
『よかった(ほっ) オレの知っているリウムとしての人格が・・・少しは残っているようだな(ぼそっ)』
リウム
『そっか・・・(苦笑) わたし、死んじゃったんだ・・・(いやまいったな~)』
ショウ(声のみ)
『いいや、暗黒族は本体である暗黒石が破壊されない限り、生体に憑いて成長することで何度でもよみがえる』
リウム
『でも、次のわたしは・・・三回目に復活するわたしは、いままでのわたしじゃない。マスタ~のことだって、忘れてしまうかもしれない(涙)』
ショウ(声のみ)
『大丈夫! いまのおまえが復活して間もないとき、すぐにオレやアリスに懐いてくれた。それは5千年前・・・いや、この時代からだと1万年前に存在していた一代目のおまえの記憶がわずかに残っていたからだ。もちろん、全て同じというわけではないが・・・おまえがオレの知っているリウムであることには変わりない・・・』
リウム
『マスタ~のこと敵と認識して、襲っちゃうかもしれないよ?(ぼそっ)』(わたしがわたしじゃなくなったら・・・)
ショウ(声のみ)
『そんなことは絶対にないから安心しろ♪(新しい自分を信じろ)』
リウム
『うん・・・わかった。マスタ~のいうことに間違いはない、わたしはマスタ~を信じる!!』
ショウ(声のみ)
『よし! リウム、復活の・・・新しい誕生の時だ!!(叫び)』
リウム
『うん♪(にっこり)』
★ 2コマ ★
ノルベルジャイトの奥地にて・・・
リウム(魔獣型) ← 額に暗黒石の憑いた狼型魔獣(三つ目のように見える)
『・・・・・』
巨大獣人型魔獣
『がぎゃーーーーーっ!!(ざくっ)』 ← 鋭い爪をリウムに突き立てる
リウム(魔獣型)
『・・・・・・・(さしゅーっ)』 ← 鮮血が噴き出る
パロットクリソベリル
「ちょっ!(汗) ショウのヤツ・・・お師匠、急に動かなくなったぞ!!(どうなってるんだ!?)」
スファレライト
「うわっ、痛そう!!(ひっ)」 ← どんな感想だよ(笑)
セレンディバイト(鳥人間)
「完全に意識がとんでいるようです!(どびっくり)」
スフェーン(仔犬型) ← パロットの頭の上でふせている
『やっぱり、4つの力を同時に操りながら魔獣化するなんて無理があったんだよ!!(大汗)』
美咲
「いいえ・・・、ショウさんがそんなミスを犯すとはおもえま・・・はっ!?(この気配は!!)」
スファレ
「えっ!!(なに!?)」
パロット
「え・・・、お師匠!!(叫び)」
★ 3コマ ★
リウム(魔獣型)
『ぐるるぅ~・・・(きゅぴーん!) がががっ、あぉ~~~~~ん♪(可愛い声で遠吠え)』 ← 怪獣ごっこ
パロット
「ひぃいいいいい!!(涙)」(がたがたぶるぶる) ← 耳をふさいでしゃがみ込む
スファレ
「・・・パロット?(大汗)」(どきどきどき)
パロット
「お師匠本気だ、お師匠本気だ、お師匠・・・(ぶつぶつぶつ)」
スファレ
「ちょっ・・・パロット!?(いったいどうしたのよ~?)」
パロット
「殺されるーーーーーーー!?(嫌だーーーーー!!)」 ← 修業時代のトラウマ発動♪
スファレ
「何がさーーーーー!!(パロットが壊れた~~~!?)」
スフェーン(仔犬型)
『はっ、動いた!!』
スファレ
「えっ!?(きょろっ)」
リウム(魔獣型)
『がぁああああああああああ!!(ずごごごっ)』 ← 目に見えるほど高まった暗黒力がリウムの全身を覆う
セレン(鳥人間)
「ななっ!(大汗) し、信じられないほどの・・・闇の力!!(うぐっ、きもぢわるい・・・)」 ← 魔力酔い
巨大獣人型魔獣
『ぐがっ!(びくっ)』
リウム(魔獣型)
『・・・・・(す~っ)』 ← 突然、暗黒力が収まる
巨大獣人型魔獣
『がががぁあああああ!!(たたっ)』 ← チャンスとばかりに襲いかかる
リウム(魔獣型)
『・・・・・・・。・・・・・・・・・・。・・・・・、・・・殺す(ぼそっ)』(きゅぴーん♪) ← 真紅の瞳が妖しく光る
効果音「どがーーーーーーーーーーん!!」
★ 4コマ ★
数分後・・・
男の子 ← 地面に寝かされている
「・・・・・・・」
パロット
「おい、しっかりしろ(ゆさゆさ)」
リウム(魔獣型) ← うつ伏せている
『ごろごろ、がりがり、ぺちゃぺちゃ(もごもご)』 ← 口の中で何かを転がしている
パロット
「・・・・・(汗) おい、しっかり・・・」
リウム(魔獣型)
『ごろごろ、ぺちゃぺちゃ♪(もごもご)』 ← 口の中にあるのは男の子から奪った魔石
パロット
「あぁあああ、お師匠うるせぇえええ!!(叫び)」(さっきから何なんだよもぉ~!?)
リウム(魔獣型)
『がりがり・・・(ぴたっ)』 ← 動きを止める
パロット
「・・・え?(大汗)」
リウム(魔獣型)
『・・・・・(パロットを睨みつける) ・・・・・・・(もの凄い強面) ・・・・・・・・・・(じぃ~~~っ)』
パロット
「えっ、あ・・・れ?(お師匠) も、もしかして・・・怒っちゃいました?(どきどきどき)」
リウム(魔獣型)
『・・・・・(そばにいた美咲に視線を向ける) ・・・・・、・・・・・・・、・・・美咲・・・お姉ちゃん(ぼそっ)」
美咲
「えっ!(ちょっと待って) その片言な口調って!!(もしかして)」
リウム(魔獣型)
『・・・・・、・・・・・・・、・・・食べて・・・いい?(はてな?)』
美咲
「えぇえええ!(大汗) なんか、ちっちゃいころのリウムちゃんに戻ってるーーーーー!!(どびっくり)」
リウム(魔獣型)
『・・・うん、わかった(ぼそっ) ・・・・・、死なない程度に・・・、・・・殺す(きゅぴーん)』 ← 瞳が妖しく光る
パロット
「ぎゃあああああ!! お師匠のはむはむ、きたーーーーーーー!!(悲鳴)」
リウム(魔獣型)
『あ~~~ん♪(ぱくっ♪)』
パロット
「あ・・・(真っ暗だ~♪)」
説明文「この後パロットは、HPが1になるまでリウムの口の中ではむはむされていました♪(爆)」
★ コメント ★
ある意味、ちっちゃいころのリウムの方が無邪気な分・・・凶暴です(笑)