第262話 何もしないのに完全勝利
4コマ劇場 アイオライト_621・・・・・2012/05/22
シリーズ3
タイトル「何もしないのに完全勝利」
★ 1コマ ★
ルチルクォーツ王都、闘技場の決戦舞台にて・・・
鷹矢白1 ← 鷹矢白と書いて『たかのくそ』と読みます♪(鷹のふんを、昔は薬として使っていたらしい)
「!!?(びっくり)」
エルバイト
「・・・な!?(大汗)」
七瀬
「え~っと・・・(どきどきどき)」
鷹矢白2
「・・・・・・・」 ← 倒れてピクリとも動かない
実況
『・・・な、何が起こったんだーーーーー! レベル26の冒険者が・・・レベル1の少女に倒されたーーーーー!!(うぉーーーーー!)』(しかも一瞬で)
効果音「わぁあああああーーーーー!!」
闘技場の観客席にて・・・
観客1
「ちょっ(汗) どうなってるんだよ、おい!!(大汗)」
観客2
「ま、まさか・・・『黄昏の鷹矢白』が負けちまうのか!?」
観客3
「ウソだろ! 『招き猫勇者隊』の勝ち冒険者投票券なんて買ってねぇえええ!!(涙)」
シンセティック
「わたしは買っている!!(えっへん!)」(しかも500,000口!)
観客たち
「「「す、すげぇ~~~♪」」」 ← 憧れの眼差しを向ける(笑)
★ 2コマ ★
実況
『え~っと、ちょっと待ってくださいね~・・・。いま、リプレイ映像を・・・』
説明文「決戦舞台の上に半透明なモニターが浮かび上がりリプレイ映像が再生される」
実況
『あー、ここです! 強烈な勢いで斧が振り下ろされ、か弱い招き猫の運命は絶体絶命かと思われたわけですが・・・次の瞬間、ああっ!!(びっくり)』
リプレイ映像「七瀬がしゃがみ込んだため、目測は外れ斧の刃が地面に突き刺さる。痛恨の一撃を受け・・・地面が爆発して石畳を粉砕する。その中のひときわ大きな石の塊が超加速でぶっ飛び、鷹矢白2の顎にヒットして脳を揺らし・・・ゆっくりと地面に崩れ落ちた」
実況
『じ・・・(ごくり) 自爆だーーーーーーー!(叫び) 黄昏の鷹矢白・・・まさかの自爆!! 招き猫勇者隊は、攻撃すらしていないぞ~~~♪』
効果音「うぁあああああーーーーー!!」
闘技場の観客席にて・・・
観客1
「な、なんだそりゃ~~~(大汗)」(偶然なのかよ!)
観客2
「やれやれ(ふぅ~) ってことは、招き猫の勝ちは無くなったな~~~(あははっ)」
観客3
「お嬢ちゃん、残念だったな~~~♪」(大損みたいだぞ)
シンセティック
「それはどうかな~(にやり)」
★ 3コマ ★
再び、闘技場の決戦舞台にて・・・
エルバイト
「ふふっ(微笑) なんだか知らないが残りはあと一人! 二人同時にかかれば勝て・・・」
鷹矢白1
「ふん!!(ぼごっ!)」 ← 裏拳炸裂♪
エルバイト
「うげっ!?(びゅーーーーーっ)」 ← 裏拳をまともに喰らい、舞台端までぶっ飛ばされる
七瀬
「あ、アルバイトさん!?(叫び)」
鷹矢白1
「・・・・・・・(ギロリ)」 ← 七瀬の前に立ち睨みつける
七瀬
「ひっ!!(涙)」
鷹矢白1
「これで1対1・・・(ぼそっ) もはやキサマをレベル1とは思わない。わたしも全力でお相手いたそう!!(ぐわっ)」 ← 剣を大きく振り上げる
七瀬
「そ、そんなの・・・ご遠慮いたしまーーーーーす!!(ひぇ~~~!!)」 ← 身体をすくませる
効果音「ぴかかっ! どがががぁあああああーーーーーん!!」
実況
「なぁあああーーーーーーーーーー!!(どびっくり)」(何事だーーーーー!!)
★ 4コマ ★
鷹矢白1
「・・・・・・・あぁ(ぷすぷすぷす)」 ← 身体のあちこちから煙が出ている
七瀬
「あ、あの~・・・(汗) 大丈夫・・・ですか?(どきどきどき)」
鷹矢白1
「・・・・・・・(ずしーーーーーん!!)」 ← 力なく地面に崩れ落ちる
実況
『ら、落雷だーーーーーーー!(叫び) 黄昏の鷹矢白が振り上げた剣に、雷が落ちたーーーーーーーーーー!!(どびっくり)』
エルバイト
「な・・・、なんだそりゃ・・・(ガクリ)」 ← 力尽きて気を失う(やられ損♪)
七瀬
「え、え~っと・・・(大汗)」
実況
『コンビ2名とも戦闘不能・・・、よって勝者「招き猫勇者隊」!!(叫び)』
七瀬
「えぇえええーーーーー!?(なんですソレ!?)」
実況
『レベル1の少女がベテラン冒険者二人に完勝! しかも、本人何もしていねぇえええ!!(叫び)』
効果音「うぉおおおおおーーーーーーー!」
実況
『まるで、かの有名なへっぽこマスタ~青山七瀬を見ているかのようだ!(叫び) ・・・え?(なに?) ・・・本人?(マジで?)』 ← 何やら指摘を受けているらしい
七瀬
「・・・・・・・?(汗)」
実況
『な、なんと、青山七瀬本人だーーーーー!!(どびっくり)』(その辺の冒険者じゃ勝てないはずだ!!)
効果音「ざわざわざわ・・・」
観客席からの声1
『ま、マジかよ、伝説のへっぽこマスタ~・・・(ひそひそ)』
観客席からの声2
『アウインの勇者ショウでも勝てないという・・・あの!?(ひそひそ)』
観客席からの声3
『す、すげぇ~、本物のへっぽこだ~~~(ひそひそ)』
七瀬
「う、うぅ・・・(大汗)」
観客席からの声
『へっぽこ・・・へ~っぽこ、へ~~~っぽこ♪(うぉーーーーー!!)』
七瀬
「へっぽこいうなーーーーーーー!!(大泣き)」
効果音「ばきゅ~~~~~~~~~~ん♪」
★ コメント ★
若干、やりすぎた気がする・・・(大汗) ← 反省しています