第261話 本来の雰囲気はこんな感じです
4コマ劇場 アイオライト_620・・・・・2012/05/21
シリーズ3
タイトル「本来の雰囲気はこんな感じです」
★ 1コマ ★
前回のあらすじ・・・
エルバイト
「パロットのヤツが旅に出て、王都の外へ出られなくなったオレたち招き猫勇者隊・・・」 ← エルバイトはまだ仮メンバーです
ファリス(エルバイトの回想)
『あまり出番が無いからってだらけきっているようですが~自分たちの分の生活費を稼ぐという話しは・・・いったいどうなったんですか?』
エルバイト
「ロードライトや管理人さんに急かされて、生活費を稼ぐため王都をさまようことになったわけだ・・・。みんなのために生活費を稼ごうとするオレ・・・(ウソです。さぼろうとしていました♪) そこにやってきたのが・・・」
七瀬(エルバイトの回想)
『・・・ぉ~い!(アルバイトさん) 待ってくださ~~~い!!(はぁはぁはぁ)』 ← 遠くから走ってくる
エルバイト
「過去の別時空からやってきた・・・へっぽこマスタ~青山七瀬だった!!」
七瀬(エルバイトの回想)
『へっぽこいうなーーーーー!!(泣)』
エルバイト
「どうやら七瀬はオレに気があるらしく、片時も離れたくなかったらしい(勘違いも甚だしい♪) だがすまない!(叫び) オレには、この後登場するシンセティックさんという心に決めた相手が!!(ぐわっ!)」 ← 瞳を大きく見開く
シンセティック(エルバイトの回想)
『じゃあ、詳しい方法はこの紙に書いてあるから、がんばってね~~~♪(ほい)』 ← メモを差し出す
エルバイト
「ふっ(微笑) さすがはシンセティックさん♪ 七瀬のへっぽこ能力を使った金儲けのヒントを提供してくれた・・・(にやにや)」
七瀬(エルバイトの回想)
『だから! 目指してもがっかりするだけだって~~~!!(涙)』
エルバイト
「シンセティックさんのおかげでなんとかなりそうだ。七瀬のへっぽこ能力が発動すれば一攫千金も夢じゃない!!」
シンセティック(エルバイトの回想)
『ふふふっ(微笑) ほ~んと、がんばってね~~~(きゅぴ~ん♪)』 ← 瞳が妖しく光る
★ 2コマ ★
回想終了・・・
エルバイト
「と、まぁ~そんなわけで~~~、オレと七瀬は今・・・王都の北街地区にある闘技場の――決戦舞台に立っているわけだ(大汗)」
七瀬
「ちょーーーーーっ!(汗) 何がそんなわけで~~~ですか!!(大汗) どーしてわたしたちがこんなところにいるんですか!?(ひぃーーーっ!)」
エルバイト
「なにか手違いがあったようで・・・(汗) 闘技場の決戦参加冒険者として登録されちゃった・・・てへっ♪(ぺろっ)」 ← 可愛く(可愛くないけど)舌を出す(笑)
七瀬
「なにが『てへっ♪(こっちは可愛い)』ですかーーーーー!(涙) 戦いになるなんて、聞いてないですよーーーーー!!(泣)」
エルバイト
「オレにいうなーーーーー!!(泣きたいのはこっちだーーーーー!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
ルチルクォーツ王都、闘技場の観客席にて・・・
効果音「わぁあああああーーーーーーー!!」
シンセティック
「ルチルクォーツ王国闘技場・・・。かつては、王族が愉しむためだけに、兵士や冒険者に魔物をけしかけたりして殺し合いをさせていた。・・・が、現国王 (フローライト) に代替わりしてからはそれを廃止・・・。かわりに冒険者の実力向上を目指すためのスポーツ色の強い競技大会となり、一般国民の娯楽のため勝ち冒険者投票券が発売されて的中投票券には配当金が支払われる・・・(ちらり)」 ← 周りの観戦者をチラ見
観客1
「おいおい、レベル4とレベル1のコンビが出場するって・・・大丈夫なのか~~~?(殺されちまうぞ)」
観客2
「相手はレベル28とレベル26のコンビ・・・。誰か大穴で掛けてみるヤツはいないのか~? 配当率、軽く100倍超えてるぞ~~~(笑)」
観客3
「あははっ(笑) どんだけギャンブラーなんだよ(苦笑)」(金をドブに捨てるだけ)
観客1
「どうやら、この第7試合は楽勝に勝てそうだな~♪(ふふ~ん♪)」
シンセティック
「予想通り不人気・・・(ぼそっ) その分・・・勝てば配当は大きくなる!!(ぴしっ)」 ← 指で勝ち冒険者投票券を挟んでポーズを決める
勝ち冒険者投票券
『招き猫勇者隊チーム 500,000口』
シンセティック
「ふふっ・・・(微笑) マスタ~クラスのへっぽこ能力・・・見せてもらおうかしら♪(ふふ~ん)」
★ 3コマ ★
闘技場の決戦舞台にて・・・
実況
『さぁ盛り上がってきました本日の第7試合! 初出場の冒険者コンビ「招き猫勇者隊」の登場だ~~~!!(叫び)』
歓声「うぁあああーーー・・・!」
七瀬
「うぅ・・・(涙) 怖いよ~死んじゃうよ~~~(しくしくしく)」
実況
『平均レベル20オーバーが最低参加レベルな大会に、わずかレベル4とレベル1での参加だーーーーー!!(信じられねぇーーーーー!!)』
観客
『死んじまうぞーーーーー!!(笑)』
エルバイト
「やかましぃいいい!!(怒)」(うがーーーーーーー!!)
実況
『対するは、通算勝率70%を超える常連冒険者コンピ「黄昏の鷹矢白」だーーーーー!』
歓声「うぉおおおおおーーーーーーーーーー!!」
鷹矢白1
「・・・・・(すぅー)」 ← 片手を上げて挨拶する
鷹矢白2
「けっ! あんなヤツら、オレ一人で充分だぜ!!(ふん!)」
エルバイト
「で、でけぇ・・・(大汗)」(筋肉ダルマ!?)
七瀬
「だ、ダイダラボッチだーーーーー!!(どびっくり)」(巨人伝説再び!?)
鷹矢白2
「ダイダラボッチじゃねぇえええ!!(怒)」(失礼なヤツだな~!)
七瀬
「ひぃっ・・・(びくっ)」
解説
『さぁ、それでは第7試合・・・始めてください!!(ファイッ!)』 ← 唐突に始まる
★ 4コマ ★
エルバイト
「よぉ~し、こうなったらやるしかね・・・え!?(あれっ?)」
鷹矢白2
「あっはっはっ!(ずしんずしん) まずはレベルの低い方から倒すのがセオリーってもんだ(ずしんずしん)」 ← エルバイトは無視して七瀬に突っ込む
エルバイト
「い、意外に早い!(大汗) 七瀬・・・逃げろ!!(叫び)」
七瀬
「え、・・・あれ?(きょろきょろ)」
鷹矢白2
「冒険者になりたて・・・レベル1のお嬢ちゃんには悪が~(ぐわっと斧を振り上げる) これも勝負だ、死んでくれやーーーーーーー!!(ずがががっ!!)」 ← 遠慮のない痛恨の一撃!!
七瀬
「い、いやぁあああああーーーーーーー!!(大泣き)」 ← 涙眼でその場にしゃがみ込む
エルバイト
「七瀬ーーーーーーー!!(確実に死んだ!?)」
観客席にて・・・
観客1
「・・・え?(汗)」
観客2
「ななっ!?(どびっくり)」
シンセティック
「・・・・・(ごきゅっ)」 ← 生唾を飲む
再び、闘技場の決戦舞台にて・・・
鷹矢白2
「・・・・・・・、・・・うぐっ(ずしゃーーーーーん!!)」 ← 斧が地面に突き刺さり、力なく倒れる
七瀬
「・・・え?(汗)」 ← しゃがみ込んだだけ♪
解説
「・・・・・・・(ごくり) い、一瞬・・・(汗) 一瞬で鷹矢白の一人が倒されたーーーーー!!(いったい何が起こったんだ!?)」
効果音「うぉおおおおおおおおおお!!」
七瀬
「あ、あれ~?(どきどきどき)」 ← 何もしていません(笑)
アルバイト
「ま・・・、マジかよ?(大汗)」
★ コメント ★
へっぽこ能力が発動しました♪