第249話 もうすぐ合流?
4コマ劇場 アイオライト_608・・・・・2012/04/11
シリーズ3
タイトル「もうすぐ合流?」
★ 1コマ ★
ノルベルジャイト国、街から少し離れた森の中にて・・・
菜月
「・・・というのが、あの街で起こった魔獣化事件の詳細です(ぼそっ)」 ← 報告中~
ショウ(6歳児)
「ふむ~、二足歩行の獣人型の魔獣が大量発生していた・・・と(なるほど)」
陸
「やっぱり、そのパンダが街の人たちに魔石とやらを憑けたんじゃないのか~?(ちらり)」
赤眼のジャイアントパンダ
『・・・・・・・(ギロリ)』 ← ショウのそばにうつ伏せながら陸を睨む
子ども
「う~?」
ショウ
「う~ん、それは違うだろうな・・・」
スフェーン(仔犬型) ← ショウの頭の上で腹這いになっている
『アリスが説明してたように、この子が憑けた魔石なら、街の人はみんなパンダ魔獣になっていたはず』
菜月
「ぱ、パンダがいっぱい・・・(ごくり)」
サフィ
「パンダパラダイス♪(ばんざーい!!)」 ← 意味不明(笑)
★ 2コマ ★
ショウ
「そういうわけだから、この街に獣人型の魔石を撒いた別の魔獣が存在しているはず・・・。まずは、その本体を捜そう!」
陸
「この街の魔獣を・・・なんとかするわけじゃないのか?(汗)」
ショウ
「魔石はかなりデリケートに扱わないといけない。下手をすると、人には戻れない・・・本当の魔獣となってしまうかもしれない(ぼそっ)」
陸
「そ、そうなのか?(どきどきどき)」
ショウ
「ああ・・・(ごくり)」
スフェーン(仔犬型)
『過去の事例において、そんな事実は確認できていないけどね~(苦笑)』
ショウ
「スフェーン、黙れ!(ずげしっ!)」 ← 自らの頭めがけてハリセンを振り下ろす
スフェーン(仔犬型)
『きゃい~ん!(涙)』(まだ身体が痛いって!!)
陸
「・・・・・・・(大汗)」(人には戻れないって、適当なのかよ?)
ショウ
「あ~、こほん!(汗) ここからはオレの仮説になるわけだが・・・魔獣に襲われたら魔石のコピーを憑けられる。憑けられた魔石はあくまでもコピーであり、魔獣化した姿も同一。人を襲い続けるという行動は――他の魔獣と変わらないから差はないと思うけど・・・(う~ん)」 ← まだ考えが纏まっていない?
菜月
「・・・ショウくん。いったい何が言いたいの?(汗)」
ショウ
「つまり、最初に獣人型として魔獣化したのが本体として、それ以降の魔石は単なる複製に過ぎない・・・。ということは、本体の魔石を破壊することができれば・・・複製魔石はその効力を失うのではないかと・・・勝手に想像しているわけだ」
★ 3コマ ★
スフェーン(仔犬型)
『なるほどね~、その可能性は大きいかも♪ ・・・あれ? でも、五千年前の魔獣化事件のときに、その可能性について検証されなかったの?』
ショウ
「あのときは・・・魔族ガーティスによって複数個の魔石がバラ撒かれたからな~(汗) 魔獣の種類が多すぎて、そんな可能性を考える余裕もなかった。でも、今回のように、街全体で同じ魔獣しか現れていないということは、魔石の本体とコピーには何らかの繋がりがあると考えられる。結果がどうなるかわからないけど、獣人型魔獣の本体を捜してみることも一つの手だとおもうんだが・・・どうだろう?(きょろっ)」 ← 不意に振り返る
スフェーン(仔犬型)
『そうだね~(うん) 魔獣を一体ずつなんとかしていくのは難しそうだから、まずはショウの提案に乗ってみるのもアリじゃないかな~?(じぃ~っ)』
フォスフォフィライト
「って、あたしに意見を求めるなーーーーーーーーーー!!(うにゃーーーーー!!)」 ← ついさっき、アリスの人格からチェンジしたところ♪(笑)
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
陸
「このパーティのリーダーはおまえだろ~、アリス・・・」
フォスフィ
「あたしは、アリスなんかじゃないよーーーーー!!(涙)」
菜月
「そう・・・なんだけど~(苦笑)」
サフィ
「見た目が一緒だから『今は人格がフォスフィです♪』とか言われても、全然わかんないよね~~~(笑) 一目でわかるように・・・翼とか生えないの?(さっきのルゥーみたいにさ~)」
フォスフィ
「生えてたまりますかーーーーーーー!!(むきーーーーー!)」
ショウ
「いや、アリスの状態で、十四創神の一人・・・天空神アメシストに覚醒すれば――翼は生えるぞ(ぼそっ)」
フォスフィ
「えっ! 生えるの!?(びっくり)」
菜月
「アメシス・・・えぇえええええ!!(どびっくり)」
サフィ
「なに、アリスって・・・アメシストだったの!?(大汗)」
★ 4コマ ★
フォスフィ
「だ~か~ら~、あたしはアリスじゃなく~~~(涙)」(まだフォスフォスの方がマシだよ~!)
スフェーン(仔犬型)
『アウインの勇者アリスが宝石騎士アメシストであることは、うちらの業界じゃ~有名な話だよ~~~』
陸
「・・・なんだよ、うちらの業界って(どきどきどき)」
ショウ
「ん? アリスがアメシストだったとして・・・何かおまえらに関係あるのか~?」
陸
「いや、いるんだよ――オレたちの家族に・・・(汗)」 ← クラリオンアースから存在が消えてしまった仲間の家族
菜月
「結晶幻想曲の謎のプレイヤー・・・アメシストのアヴァターが(大汗)」
ショウ
「・・・アヴァター?(なんだそれ?)」
ショウたちから少し離れた森の中にて・・・
薫 ← 謎のプレイヤーアメシストのアヴァター♪
「ぜぇぜぇぜぇ、ちょっ・・・リアンちゃん、待って~~~(涙)」
リアン(3歳児)
「薫お姉ちゃん、体力無さすぎ~(あははっ)」(もうへばっちゃったの~?)
薫
「体力無さすぎって・・・この世界にやってきて不眠不休で歩きづめなんだから、ちょっとぐらい休んでもバチは当たらないと思うんだけど~~~(大汗)」
リアン
「そんなことだど、いつまでたってもお姉ちゃんが大好きな陸お兄ちゃんには会えないよ~♪」
薫
「って、べべべ・・・別に大好きってわけじゃ~~~(どきどきどき)」 ← 顔が真っ赤♪
リアン
「あははっ♪ お姉ちゃん、気持ちが表情に出すぎ~~~♪(にこ~っ)」
説明文「合流までもうすぐです♪」
★ コメント ★
合流したら、クラリオンアースチームは強制送還か?(笑)