第237話 魔獣セレンの別名は?
4コマ劇場 アイオライト_596・・・・・2012/03/07
シリーズ3
タイトル「魔獣セレンの別名は?」
★ 1コマ ★
夜、デンドリチックの平原にて・・・
セレンディバイト
「うぐっ・・・、がぁあああああーーーーーーー!!(ぶぉおおおおおっ!)」 ← 胸元に憑いた魔石から霧状の黒い粒子があふれ出す
パロットクリソベリル
「って、なんだーーーーー!?(セレン!!)」
ルゥー(天空族)
「いけない! 魔獣化が始まってしまいました!!(大汗)」
スファレライト
「ま、マジュウカ!?(なにそれ!!)」
突然の登場♪
美咲
「魔界の鉱石『魔石』に憑かれることで、人の身体を異形化させてしまう現象のことですね(ぼそっ)」 ← 見張りをしていたが騒ぎに気づいて駆け付けてきた
ルゥー
「・・・美咲さん(ぼそっ)」(お久しぶりです)
ダイ
「ちょっと待て! 魔獣化ってアレだろ!? オレの元いた聖界・・・人間界で起きた魔獣化事件(汗) でも、魔獣化って魔石に憑かれても数週間は潜伏期間があったはずじゃ?(大汗)」
レイチェル
「あう(そうそう)」
ルゥー
「確かに、魔石は自然に漂う魔力や人の負の感情を吸収することで魔獣化を発症します。ですが・・・その方に憑いた魔石には、最初から魔力が籠められており、生体との接触によって魔獣化が発症するように仕組まれていたようですね(ごくり)」
セレン
『ぐぐっ、ぐぁわぁあああっ!』 ← 粒子が次々と身体にへばり付き、巨大な塊へと変貌する
★ 2コマ ★
パロット
「つまり、オレとダイが――セレンに妖しげなペンダントをつけるよう勧めなければ・・・(くそっ!)」
ルゥー
「起こってしまったことを嘆いていてもしかたありません。精霊力属性の身体に膨大な魔力が注ぎ込まれ、彼女――セレンさんの心身にはかなりの負担がかかっています。急いで魔石の魔力を浄化しない限り、どんな障害が残ってしまうかわかりませんよ」
セレンだった巨大な魔獣
『ウ・・・ウグッ、グァアアアアアーーーーーーー!!(叫び)』 ← 黒い粘土のような塊がうねうねと形を変え、全身傷だらけの巨大な四足の魔獣(黒豹?)と化した
パロット
「って、マジなのか・・・(ごくり) 古の巨大魔蟲が可愛く感じられるほどのプレッシャーだ(どきどきどき)」(とうとう魔物になってしまった)
スファレ
「命名・・・白柳さん!!(叫び)」 ← 全国の白柳さん、ごめんなさい!(ぺこり)
パロット
「って、のんきに魔物の名前なんてつけている場合かーーーーー!!(うにゃーーーーー!)」(しかも、白柳さんって・・・黒柳さんじゃないのかーーーーー!?)
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
説明文「この聖界の魔物(巨大生物)の名前は、なぜか約五千年前に消滅した人間界のとある国の名字が付けられています(笑)」
ダイ
「ふふっ・・・(微笑) 巨大竜の登場となれば、やはりオレたち四聖界勇者隊(別名へっぽこ勇者隊)の出番だな♪(行くぞグランゾル!)」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『うむ~、しかしダイよ・・・(汗) あの魔獣の力――グランナイトやグランフォーニでも敵いそうにないぞ(大汗)』
レイチェル
「あう、炎駒モードでもダメ?(グランフォーニ炎駒)」
アルフォーニ(ぬいぐるみ型)
『炎駒モードどころか、角端モードでも勝つのは難しいかと・・・(汗)』
ダイ
「へへ~ん、そんなのやってみないとわからないだろ~♪ おまえら後ろ向きだな~(苦笑)」 ← 能天気なだけです♪
★ 3コマ ★
レイチェル
「そうやって、ダイは数多くの戦いを乗り越えてきたんだもんね~~~♪(あうっ)」(ダイ、かっこいい~♪)
ダイ
「そういうこと♪ と・・・いうわけで~(牙龍鳳翼剣を構える) 来い!グランゾ・・・」
ルゥー
「いいえ、ここはわたくしにお任せください(さっ)」 ← ダイの前に出る
ダイ
「ちょっ!(汗) ぶざけんな!!(怒)」(オレの見せ場を邪魔するなーーーーー!!)
ルゥー
「魔獣化した相手を傷つけることなく助けることが・・・あなたにはできますか?」 ← 諭すようにつぶやく
ダイ
「うぐっ・・・(大汗)」(そ、それは~・・・) ← ただ倒せばいいと思っていた
ルゥー
「下手に攻撃すると、憑かれたセレンさんを傷つけてしまうことになりかねません。あなた方は、さがっていてください(お願いします)」
パロット
「・・・ダイ。ルゥーに任せてみよう(ぼそっ)」
ダイ
「ちっ・・・、悔しいがそうするしかないようだな(むっ)」
ルゥー
「ありがとうございます(にっこり)」
美咲
「え~っと、ルゥーさん。まさか、わたしもさがっていろと言うつもりではありませんよね?(苦笑)」(念のためですが・・・)
ルゥー
「美咲さん・・・、協力をお願いできますか?」
美咲
「もちろんです♪(にこ~っ)」
★ 4コマ ★
魔獣セレン(白柳さん) ← 全身傷だらけの黒豹
『シャァアアアアア!!(叫び)』 ← 牙をむき出しに威嚇している
ルゥー
「・・・・・。美咲さんは、直接あの魔獣を攻撃して、できるだけ魔石内の魔力を消費させてください」
美咲
「傷を回復させるために魔石から魔力が出てくるんだったよね?(たしか) 魔石に蓄えられた魔力が少なくなることで、魔獣化は解除されて元の姿へと戻る!」
魔獣セレン(白柳さん)
『ガギャーーーーー!!(ぶぅん、ぶぅうううん!)』 ← 鋭い爪のある前足を振り回している
ルゥー
「普通の魔獣化であれば、その方法で大丈夫なのですが・・・今回の場合は難しいかもしれません(ささっ)」
美咲
「・・・どういうことですか?(ひょい)」
ルゥー
「セレンさんに取り憑いた魔石には、最初から魔力が込められています。魔獣を傷つけて魔力を消費するだけではなく、魔石自体の浄化が必要とおもわれます(たたたっ!)」
美咲
「浄化・・・ですか?(おっと♪)」
スファレ
「す、すごい・・・(ごくり) 普通に会話しながら、白柳さんの攻撃を避け続けている(どきどきどき)」
ダイ
「まぁ、あいつら素手でグランゾル(巨大ロボット)倒すぐらいだからな・・・(大汗)」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『うむ・・・(汗) 彼女らには逆らわないほうがいい(ぼそっ)』
パロット
「・・・・・・・(マジかよ)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
魔獣セレン(白柳さん)
『アンギャーーーーー!!(叫び)』 ← 攻撃が当たらないのでイラついている
ルゥー
「美咲さんが戦っている間、わたくしは隙をみて胸に憑いている魔石へ破邪の力――天空力を打ち込みます! それで助かる保障はありませんが・・・美咲さんは攻撃しながら魔獣の注意を引いてください!!(ぐぉおおおっ!)」 ← 立ち止まって天空力を高める
美咲
「わかりました。わたしは普通に戦うことにします!(召喚の腕輪を構える) 来てください・・・瑞雲さん!!(四神刀、白虎の瑞雲召喚♪)」 ← 虚空より白鞘の日本刀が現れ、美咲の手に収まる
魔獣セレン(白柳さん)
『ガルルゥ・・・(じりじり)』 ← ルゥーと美咲の気配に押されて後退る
美咲
「樹神流退魔師、樹神美咲・・・参ります!!(たたっ!)」 ← 瑞雲を抜刀して、魔獣セレン(白柳さん)に突っ込む
戦闘開始♪
★ コメント ★
感染者の生命を無視すれば、一瞬で方が付くんですけどね~~~(苦笑) ← ルゥーも美咲も強いです♪