第196話 隠された時空の扉
4コマ劇場 アイオライト_556・・・・・2011/09/07
シリーズ3
タイトル「隠された時空の扉」
★ 1コマ ★
30分ほど前、エリアFハーキマー山脈(ルチルクォーツ側)の麓にて・・・
美咲
「はぁ、はぁ、はぁ」 ← 黙々とハーキマー山脈を目指して歩いている
レイチェル ← ペンダントを握り締めている
「あぅ~、美咲~・・・少し急ぎすぎじゃないかな~~~(ちらり)」 ← 後方をチラ見
アルフォーニ(中型形態)
『・・・・・、・・・はぁ~(やれやれ)』 ← 体力の限界がきてしまったスファレを背中に乗せている
スファレライト
「・・・うぅ(汗) もう歩けない・・・(しくしくしく)」
美咲
「い、急ぎすぎって(汗) わたしの考えでは、今日中にパロットさんたちと合流する予定だったわけで・・・(大汗)」
スファレ
「これ以上ペースを上げたら、死んじゃうよ~~~(涙)」
アルフォーニ(中型形態)
『3時間ほど前からわたしに乗っていて、自分では歩いていないと思いますが・・・(ぼそっ)』
スファレ
「うぐっ・・・(それは、そうなんだけど~) だいたい、たった1日でラリマーに入ろうだなんて無理に決まっているじゃない! エリアFまで来れたことだって奇跡的なんだよ!!(叫び)」(ほとんど全力疾走だったでしょ!!)
レイチェル
「あははっ、わたしも少しだけ疲れたかな~~~(苦笑)」 ← 意外に旅慣れています♪
美咲
「たしかに普通なら(かなり急いで)5日ほどかけて到達する距離ですが・・・わたしたちにそんな時間的余裕はありません。早くパロットさんたちと合流し、行方知れずになったアリスさん・・・いえ、フォスフィさんを捜し出さないと(汗)」
スファレ
「それは・・・そうなんだけど(う~ん)」
★ 2コマ ★
美咲
「とはいえ、これからハーキマー山脈に登るのは危険ですね(もう日が落ちましたし・・・) この辺りにベースを張り、仮眠を取ってから・・・夜明け前に出発しましょう」 ← 予定が狂いまくっています(笑)
スファレ
「や、やった~♪(これで休憩できる~~~)」
レイチェル
「あう~、美咲~ごめんね~~~(じつはもう限界~)」 ← その場に座り込む
スファレ
「それじゃあ休憩ってことで~、ちょっくらこの辺りを探索してくるね~♪(ぱぱっ!)」 ← アルフォーニから降りて一人で走り出す
レイチェル
「あうっ! 一人じゃ危険・・・(大汗) アルフォーニ、お願い!!(叫び)」
アルフォーニ(中型形態)
『・・・はぁ~、やれやれ・・・ですね~(ぱかぱっ、ぱかぱっ!)』 ← スファレを追いかける
美咲
「スファレさん・・・、急に元気になりましたね・・・(どきどきどき)」
レイチェル
「あう~~~、典型的な夜型人間じゃないかな~~~(苦笑)」
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
アルフォーニ(中型形態)
『スファレ・・・、スファレ!(きょろきょろ) うぐっ・・・見失いました(汗) まったく、この辺りには隠れる場所など無いというのに・・・。はっ! そういえば、彼女にはへっぽこ能力が備わっていたのですね。それならば納得できます、さすがはへっぽこ(ぼそっ) へっぽこ戦士という称号は伊達ではありません!!』
突然の登場♪
スファレ
「へっぽこいうなーーーーー!!(涙)」 ← 近場の岩陰にいた
アルフォーニ(中型形態)
『す、スファレ・・・そこにいたのですね(どきどきどき)』(まったく気配を感じませんでした)
スファレ
「あ~、でもちょうどいいところに来てくれた。ねぇアルフォーニ、これ・・・何だと思う~?」
アルフォーニ(中型形態)
『え? どれですか?』
スファレ
「こっち、こっち(ちょっと来て)」
アルフォーニ(中型形態)
『???(汗) え~っと、わたしにはただの岩壁にしか見えませんが・・・(大汗)』
スファレ
「いや、だからね・・・。この岩壁にある出っ張りに触れてみると~~~(そぉ~っと)」
効果音「ぶわぁっ・・・ぱっ!!」
アルフォーニ(中型形態)
『なぁあああーーーーーっ!? いきなり精霊力の塊りであるオーブが大量発生して、それらが集まることによって時空の扉が創られたーーーーーーー!!(どびっくり)』
スファレ
「うわっ、見事な説明口調♪(笑) で、時空の扉って・・・何?(大汗)」(もしかして、どこでもドア!?)
アルフォーニ(中型形態)
『それは・・・ですね(どきどきどき)』(いいえ、どこでもドアではありません・・・)
★ 4コマ ★
数分後・・・
美咲
「なるほど・・・こんなところに時空の扉が開いていたなんて・・・。スファレさん、よく見つけることができましたね~。さすがはへっぽこ(ぼそっ)」 ← 褒め言葉です♪
スファレ
「だ~か~ら~~~、へっぽこいうなーーーーー!!(うきーーーーー!!)」
レイチェル
「あう~、時空の扉ってアレだよね・・・。各聖界に一つはあるとされている神聖樹クリソプレーズ同士を繋いで時空間転移するっていう伝説上の扉・・・」
美咲
「実際に五千年前の時代では、人間界と精霊界の間で時空の扉が開いていました。ですが、神聖樹のないこのような場所にどうして時空の扉が・・・(汗)」
スファレ
「時空の扉っていうぐらいなんだから、お師匠が設置したんじゃないの~?」(お師匠、時空神でしょ?)
美咲
「ラルドさまが・・・なんのために?」
スファレ
「そりゃ~・・・(ひょいっ)」 ← 暗闇に浮かぶハーキマー山脈を見上げる
美咲
「あぁ~・・・、たしかに登り下りするのは面倒ですもんね~~~(苦笑)」
レイチェル
「あうあう(うんうん)」
説明文「それから数分後・・・。スファレたちは、隠されていた時空の扉を通ってハーキマー山脈の向こう側へ到着しました♪」
★ コメント ★
この時空の扉の存在がラリマー側にバレたら大変なことになります(大汗) ← 一気に攻め込んでくるかも