第182話 先手必勝♪
4コマ劇場 アイオライト_542・・・・・2011/07/24
シリーズ3
タイトル「先手必勝♪」
★ 1コマ ★
デンドリチック国ラリマー軍の駐屯地、テントの中にて・・・
デンドライト ← デンドリチック国代表
「ほぉ~・・・、おまえがセレンの師匠にあたる冒険者か・・・(なるほど) 想像していたよりも・・・若いな(ぼそっ)」
パロットクリソベリル
「確かに剣技は教えていたが――師匠というわけではない(ぼそっ) 今の強さは、純粋にセレンの実力だ・・・」
デンドライト
「ふむ・・・、そうかそうか♪ その謙虚さに免じて・・・三年前の不法入国は見逃してやろう(笑)」
パロット
「ということは~、今回について見逃すつもりは無い・・・と?(ギロリ)」 ← デンドライトを睨みつける
デンドライト
「頭の回転も速そうだな・・・」
パロット
「いや・・・、今は二倍速で考えないといけないから、じつはかなり必死だ・・・(ふふっ)」
デンドライト
「なんだよ二倍速って・・・(苦笑) まぁ、こちらにもフォスフィとスフェーンに逃げられた落ち度がある。デンドリチックを混乱させるような悪巧みでも企んでいなければ許してやろう・・・(ぼそっ)」
パロット
「オレたちはラリマーにいる光竜アレキサンドライトに会いに来ただけだ。まぁ~、ついでにルチルクォーツへ攻め込む準備がどれだけ進んでいるかを見てくるようにも言われているがな・・・(ぼそっ)」
デンドライト
「正直なヤツめ・・・気に入ったぞ(にやり)」
パロット
「そんなことより、オレたちは一刻も早くフォスフィを捜しにいきたいのだが・・・」
デンドライト
「まぁ待て・・・。いまセレンがヒューマイトの人形使いから話を聞いている。それに、フォスフィのことは心配するな・・・。ここ数ヵ月で、この辺りの魔物を一掃した。よっぽどのことがない限り・・・フォスフィに危険が及ぶことはない」
パロット
「なるほど・・・(ぼそっ) とりあえずは安心というわけか・・・(う~ん)」 ← でも心配♪
★ 2コマ ★
数分後・・・
セレンディバイト
「お待たせしました・・・」 ← テントに入ってくる
デンドライト
「で・・・、どうだった?」
セレン
「結論から言いますと、ヒューマイトの人形使いスペクトロライトは、現在ルチルクォーツの管理下にあるそうです」
デンドライト
「祖国を・・・裏切ったというのか?」
セレン
「う~ん、そう考えるのは・・・微妙ですね~~~。人形使いにヒューマイトを裏切ったという認識はなく・・・、それどころか自分は祖国のために動いているのだと言い張っていました(汗)」
デンドライト
「ん・・・、どういうことだ?」
パロット
「つまり、スペクトロは馬鹿げた戦争を回避するために行動しているんだよ(ぼそっ)」(アリスの洗脳によって・・・)
セレン
「あぁ、そういうことか~~~(なるほど)」
デンドライト
「馬鹿げた戦争ね~~~。確かにその通りだ(苦笑) ということは・・・スペクトロライトはヒューマイトとは関係なく、エンスタタイト帝国にケンカを売っているというわけか~~~(くくくっ)」
セレン
「デンドライトさま?(汗) ど、どうしたんですか、そんな不気味な笑みなんか浮かべちゃって~(どきどきどき)」
デンドライト
「よしっ、そのケンカ、オレにも・・・デンドリチックにも一枚噛ませろ!!(叫び)」
パロット
「はぁ~?(大汗)」(本気か!?)
セレン
「・・・・・・・。・・・えぇえええーーーーーーー!?(どびっくり)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
駐屯地、テント前にて・・・
パロット
「と、いうわけで~、ルチルクォーツ側の考えに賛同して――今回の旅に全面協力してくれることになった・・・」
セレン
「デンドリチックの騎士・・・セレンディバイトです(ぺこり) デンドリチック代表のデンドライトさまもついて来る気満々でしたが、わたしが全力をもって阻止しました(邪魔になりそうだったので・・・)」
ダイ
「ルチルクォーツ側の考えというと・・・戦争反対?」
パロット
「ま~、そういうことだ。あと、もう一つの目的でもある光竜アレキサンドライトの居場所も判明した。ラリマーを統一し・・・戦争を起こそうと計画しているというエンスタタイト帝国にいるらしい・・・」
スペクトロライト
「帝国にいる・・・? ちょっ、パロットの捜しているアレキサンドライトって・・・エンスタタイトの魔竜のことか!?(どびっくり)」
パロット
「情報を纏めると――そういうことになるだろうな~」
スペクトロ
「ってことは、つまり・・・(ごくり)」
パロット
「目指せ、エンスタタイト帝国!(お~♪)」
スペクトロ
「・・・・・・・(さーーーっ)」 ← 顔から血の気が引く
ダイ
「戦争始まる前に、黒幕をぶっ倒そうってことだな♪(ナイスアイディア♪)」
グランゾル(ぬいぐるみ)
『確かに、戦争が始まってしまえば止めることは容易ではない・・・。開戦の前に黒幕を倒すというのには賛成だ!!』
パロット
「だろ~~~♪(にこ~っ)」
スペクトロ
「ちょっ、おまえら何考えて・・・(大汗)」
★ 4コマ ★
セレン
「当然、デンドリチック国とこのメンバーだけでエンスタタイト帝国を倒せるとは思えません。ラリマーを旅しながら、信頼のできる賛同者を集める必要がありますね~」
ダイ
「そんなの集めなくても、オレとグランゾルだけで充分だぜ~~~♪(へへ~ん♪)」 ← アレキサンドライトとの戦いにならなければ、マジで楽勝です♪(笑)
セレン
「帝国からの命令もである進軍の下準備ですが・・・そちらはデンドライトさまに適当な理由を付けていただき、達成期間を引き伸ばしてもらうようにします。これだけでも、かなりの時間が稼げるはずです♪」
スペクトロ
「こ、こいつら本気で帝国にケンカを売るつもりか・・・?(大汗)」(頭、大丈夫か・・・)
パロット
「どうやら、フォスフィやスフェーンもアレキサンドライトの居場所を聞いたらしい。つまり、エンスタタイト帝国を目指せば、二人と合流できる可能性が高いわけだ。それに、アリスの人格がまた表に出るようなら、戻ってくるかもしれないし・・・」
ダイ
「いや、アリスのことだから、一人でもエンスタタイト帝国に突っ込むんじゃないか~?(苦笑)」
パロット
「マジでそうなりそうだから微妙に笑えない・・・(大汗)」
セレン
「えっ、なに!?(汗) フォスフィって・・・そんな子だったの!!(どびっくり)」
ダイ
「フォスフィじゃなく・・・アリスの方な」
セレン
「・・・どう違うの(大汗)」(フォスフィがアウインの勇者アリスの生まれ変わりなんだよね?)
ダイ
「え~っと・・・(説明するの面倒だな~)」
スペクトロ
「そ、そんなことより!(叫び) エンスタタイト帝国に行くこと・・・もう決定?(大汗)」
パロット
「・・・あぁ(ぼそっ)」(何を今更・・・)
スペクトロ
「あ~・・・そうですか(しくしくしく)」(コイツらと連むのもうやめようかな~~~)
効果音「ばきゅ~~~~~~~~~~ん♪」
★ コメント ★
う~ん、動きがない(苦笑)