第179話 一波乱ありそうです
4コマ劇場 アイオライト_539・・・・・2011/07/20
シリーズ3
タイトル「一波乱ありそうです」
★ 1コマ ★
デンドリチック国ラリマー軍の駐屯地、テントの中にて・・・
デンドライト ← デンドリチック国代表
「まぁなんだ・・・。今後のことをどうするにしても、しばらくここにいることだな。ルチルクォーツとは違って・・・ラリマーは危険なところだからな(ふふっ)」 ← テントから出て行く
フォスフォフィライト
「・・・といっても~(汗) ねぇスフェーン・・・。あたしって、一緒に来たパロットたちとはぐれた状態なんだよね~?(大汗)」 ← 旅に出た記憶がありません
スフェーン(ペンダント)
『・・・フォスフィ(ぼそっ)』
フォスフィ
「ん~?(なぁ~に?)」
スフェーン(ペンダント)
『あのデンドライトって人・・・、あまり信用しないほうがいいかも(ぼそっ)』
フォスフィ
「えっ、どうして?(汗) 凄くいい人だよ!(大汗)」
スフェーン(ペンダント)
『はぁ~、フォスフィこそ人が良すぎ・・・。そのうち、悪い男に騙されちゃうよ~(やれやれ)』
フォスフィ
「えぇ~~~(苦笑)」(そんなこと無いよ~)
スフェーン(ペンダント)
『いい? わたしが光竜であなたが勇者アリスの生まれ変わりだと知らされても、それで国の内情をペラペラと話すなんてありえない(本当かどうかもわからないというのに) おそらく、エンスタタイト帝国との不仲を臭わせておいて・・・わたしたちを手元に引き留めておくことが目的でしょうね~』
フォスフィ
「・・・何のために?(はてな?)」
スフェーン(ペンダント)
『拷問してルチルクォーツの情報を聞き出すために決まってるでしょ!!(叫び)』
フォスフィ
「えぇえええーーーーーーー!(涙)」(拷問!?)
効果音「ずががーーーーーん!!」
★ 2コマ ★
スフェーン(ペンダント)
『さらに、フォスフィは女の子なんだから、拷問も苦痛を与えるようなヤツじゃなく・・・絶対にえっち~ヤツだね!(間違いない!)』
フォスフィ
「ちょーーーっ、ちょっと!!(大汗)」(なんてことを口走ってるかな~この子は!?)
スフェーン(ペンダント)
『情報を得るためには手段を選ばない・・・。戦争ってのはそういうものでしょ?』
フォスフィ
「いやいやいや、それはどうなのかな~~~(汗) それに、実際にまだ戦争が始まると決まったわけでもないし・・・(どきどきどき)」
スフェーン(ペンダント)
『フォスフィ、楽観視しすぎ・・・(ぼそっ) えっち~拷問は、まぁ~半分冗談だけど~』
フォスフィ
「半分本気なのね・・・(しくしくしく)」
スフェーン(ペンダント)
『でも、このデンドリチック・・・というよりラリマー全体が戦争を起こそうとしているのは間違いない。その中心となっているのがエンスタタイト帝国、そして、エンスタタイトの魔竜――光竜アレキサンドライトが関わっているってことでしょうね~(ごくり)』
フォスフィ
「光竜アレキサンドライトって、ルチルクォーツの王政に携わっているアクアマリンさまのお父さんだよね~? どうしてそんな人(?)が戦争を起こそうとしているのよ?(汗)」
スフェーン(ペンダント)
『それはわからない・・・。でも、アレキサンドライト自身は、手を貸しているつもりはないんじゃないかな~。エンスタタイト帝国の方が光竜アレキサンドライトの威光を笠に着ているみたいな?(う~ん)』
フォスフィ
「まぁ、なんにしても会ってみるしかないってことだね・・・(ごくり)」
スフェーン(ペンダント)
『そういうこと♪』
効果音「じーーーーーーーっ」 ← テントの支柱に隠しマイクが仕込まれている
★ 3コマ ★
別のテントにて・・・
デンドライト ← スピーカーから流れてくるフォスフィたちの会話を聞いている
「ふむ・・・。卵といえどさすがは光竜というべきか、なかなか頭が切れるようだな(にやり) まぁ~、見当違いな仮説が多いようだけど・・・(苦笑)」
女騎士
「デンドライトさま。あの者たちを・・・いかがなされるおつもりですか?」
デンドライト
「期待に応えるよう・・・えっちぃ拷問でもしてみるか~(にやり)」
女騎士
「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」
デンドライト
「あ~、こほん(汗) こいつらの話からすると・・・はぐれた仲間がいるようだ。樹海調査隊に捜し出すよう通達しろ(ぼそっ)」
女騎士
「はい(にっこり)」
デンドライト
「あと、ヤツらがどうしてもエンスタタイト帝国を目指すつもりなら、この国にいる間だけでも護衛を付けてやれ・・・。仲間とやらがどれほどの冒険者かは知らないが――数名で行動するにはラリマーは危険すぎるからな(ぼそっ)」
女騎士
「では、わたくしが彼女たちの護衛に付きましょう・・・。帝国よりの命令――樹海探索任務の最中、護衛のために兵をさくわけにもいきませんから」
デンドライト
「おいおい、お前が行ったらオレの護衛はどうなるんだ?」
女騎士
「デンドライトさまには護衛など必要無いと思われますが・・・(ふふっ)」
デンドライト
「くっ・・・、言ってろ(苦笑)」
説明文「デンドリチック国にはいい人が多そうですね♪(笑)」
★ 4コマ ★
ルチルクォーツ王都、サンストーン(招き猫)の館の正面にて・・・
美咲
「では、行って参ります(ぺこり)」
ファリス
「ごめんなさいね、美咲ちゃん・・・。本来なら、五精霊の誰かに行ってもらうべきなのでしょうけど(ぼそっ)」
美咲
「シンさん、ユウコさんは、精霊界に外界から侵略者が入り込まないよう見張っているわけですし、天空族のルゥーさんでは逆に目立ってしまいそうですからね~(苦笑) 比較的自由に動けるわたしが行くのは当然のことでしょう」
ファリス
「そう言ってもらえると助かります(にこり)」
スファレライト
「・・・あれ? 美咲ちゃん・・・どこかに行くの?」
美咲
「あ、はい。緊急事態のため、これからパロットさんたちを追いかけようと・・・」
ファリス
「ちょっ、美咲ちゃん!!(しぃーーーーーっ!)」
美咲
「うぐっ!!(しまった!)」 ← 基本的に嘘をつけない性格です♪
スファレ
「・・・・・・・。そう・・・なんだ~。それじゃ~、気をつけて行ってきてね~~~(そそくさ)」 ← 何事も無かったかのように館の中へ入っていく
ファリス
「・・・あれ?(大汗)」
美咲
「う~ん、てっきり『美咲ちゃんだけズルイ!!』とか言って騒ぎ出すかと思っていたんですけど・・・(どきどきどき)」
ファリス
「スファレさんが行ったら迷惑になることは、もう充分にわかっているはずですからね・・・。それに、この館を使ったお店の計画もありますし」
美咲
「そう・・・ですね。それでは、スファレさんの気持ちが揺らがないうちに、出発することにしますね♪(ぺこり)」 ← 南街門へ向かって歩き出す
ファリス
「美咲ちゃ~ん、いってらっしゃ~~~い♪」 ← 手を振る
スファレ ← 物陰から様子を窺っている
「・・・・・・・(きゅぴ~ん!!)」 ← 瞳が妖しく光っている(爆)
★ コメント ★
スファレ、何か企んでいそうですね~(苦笑)