第166話 想いとはなかなか届かないものでして
4コマ劇場 アイオライト_526・・・・・2011/06/16
シリーズ3
タイトル「想いとはなかなか届かないものでして」
★ 1コマ ★
ルチルクォーツ王都にて・・・
ダイ
「へぇ~、なかなか活気のある都だな~~~(きょろきょろ)」
アクロアイト ← ドラゴンファングのリーダー
「ルチルクォーツ王国唯一の都市だから、活気があって当然といえば当然かな~(苦笑)」
アメトリン
「まぁ、王都がこんなに平和な状態になったのは、王様がフローライトさまに代わってからだけどね~」
ハックマナイト
「そうだな~、前国王のときは常にどこかへ戦いをしかけていたな・・・。最後に戦いをしかけていたのは、天空界だったか・・・?(う~ん)」 ← 小説『桜のひみつ』での話♪
ダイ
「天空界?(なんだそれ?)」
アメトリン
「あ~、えっとね~。背中に翼の生えた・・・精霊族より霊体に近い種族の国みたいで~~~」
レイチェル
「あう~・・・。天使様みたいな感じなのかな~~~?」(宗教画に出てくるような~?)
アメトリン
「そうそう、そんな感じ~♪」
アクロ
「だが性格は好戦的で、戦闘資質も精霊族とは比べ物にならないほど高い・・・といわれている(汗)」
ダイ
「う~ん、ドラゴンボール風にいうと、戦闘種族サイヤ人みたいなものか~~~」 ← お~い(笑)
ハック
「サイヤ人?(なんだそれ?) しかし、以前は恐怖の種族の象徴みたいな天空族だったが・・・今ではみんなの憧れ的な存在になっている(ふふふっ)」
ダイ
「・・・なんでまた?(大汗)」
ハック
「その理由とは・・・これだーーーーー!!(叫び)」 ← 店頭に平積みされている冊子を手に取ってダイに突き出す
ダイ
「こ、これは!?(大汗)」(どびっくり)
レイチェル
「優子ちゃんシリーズハイパープラス『優子ちゃんの翼は純白なのよ(ハート)』・・・発行元:ルシフ屋創本舗(大汗) あう~、このシリーズ・・・まだ続いているんだ~~~(びっくりだよ~)」
ダイ
「ふふっ・・・、優子ちゃんのかわゆさは時代を超越して受け継がれるのさ♪ てか・・・、優子ちゃんとその天空族との間に、どういった関係があるんだ~?」(写真の人も、優子ちゃん似の金髪さんだが・・・)
ハック
「いや、どういった関係って・・・(大汗)」
アクロ
「このシリーズにある優子ちゃんとは、天空族の長・・・天空神サファイアさまだ(汗)」
ダイ
「だから、その天空神サファイアさまと優子ちゃんの関係は!?(大汗)」
★ 2コマ ★
突然の登場♪
優子 (サファイア)
「もちろん、同一人物だよ~♪(ぎゅ~~~っ)」 ← ダイの背中から抱きつく(シーライトを届けた帰り)
ダイ
「どわぁあああーーー!!(どびっくり)」(な、なんだ~?)
アクロ
「ゆゆゆ、優子・・・ちゃん!?(どきどきどき)」 ← ファンです♪
ハック
「す、すげぇ~、本物だ~~~♪(感激だぜ~~~♪)」 ← 同じくファン
優子 (サファイア)
「どうも~♪(よろしくね~)」
レイチェル
「あうっ! いつまで抱き付いているつもりですか・・・ダイから離れて!!(むかっ!)」 ← ダイと優子を引き離す
優子 (サファイア)
「っととと(汗) いや~、レイチェルさんもお久しぶりね~♪(にこっ)」
レイチェル
「あう!? わたしのこと・・・知ってるんですか!!(どびっくり)」
優子 (サファイア)
「知ってるもなにも・・・(苦笑)」
ダイ
「あああ・・・(大汗) ほ、本当に・・・優子ちゃん?(どきどきどき)」(たしかに優子ちゃんっぽいけど・・・)
優子 (サファイア)
「そうよ~♪ ダイちゃんのお隣りに住んでいた同い年で幼馴染み・・・。如月優子、当年とって五千十八歳♪(じゃじゃ~ん)」
ダイ
「五千・・・(汗) てか、嘘だーーーーー! 優子ちゃんなら・・・本物の優子ちゃんならオレのこともの凄~く嫌っていて、半径1メートルの距離に近づきでもすれば、問答無用にケリが飛んでくるはず!!(大汗)」
優子 (サファイア)
「やだな~、大切な幼馴染みにそんな酷いことしないよ~~~(あははっ)」 ← 五千年前はそんな酷いことをしていた人(笑)
ダイ
「絶対偽者だ! 優子ちゃんがオレに対してこんなに優しいはずがない!!(わぎゃーーーーー!!)」
優子 (サファイア)
「って、なによそれーーーーー!!(涙)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
数分後・・・
レイチェル
「あぅ~~~(じぃ~~~っ)」 ← ダイと優子の様子をジト目で見つめている
優子 (サファイア)
「そっか、ダイちゃんたちは五千年前からこの時代に時空間転移してきたのか~~~(なるほどね~)」
ダイ
「そういうこと。四聖界を崩壊から救うため・・・あるアイテムを探しにな~(汗)」 ← 優子の雰囲気があまりにも違いすぎて戸惑っている
アクロ
「ご、五千年前・・・(大汗)」
ハック
「おいおい、マジなのか~?(どきどきどき)」
アメトリン
「五千年前っていうと~、この聖界が創造されたころ!?(どびっくり)」
優子 (サファイア)
「そうだよね~。ダイちゃんは普通の人間族だから、とっくの昔に死んじゃってるはずだし・・・(ぼそっ)」
ダイ
「って、死んでるのかよオレ!?(大汗)」
優子 (サファイア)
「そりゃそうでしょ~。人間族の寿命なんて、7~90年が普通だし(地域にもよるけど)」
ダイ
「それは・・・そうなんだが・・・(どきどきどき)」
優子 (サファイア)
「わたし、ダイちゃんにはもう会えないって思っていたんだ~。だから、今はすっごく嬉しいの♪ ねぇダイちゃん、もう一度・・・きゅ~って抱きついていい?(えへへ~っ♪)」(懐かしいよ~♪)
ダイ
「え・・・?(汗) いや、その~、なんていうか~~~♪(でれでれ)」 ← 以前から優子に惚れています♪
レイチェル
「あうっ、ちょっと待ったーーーーー!!(叫び)」 ← ダイと優子の間に割って入る
ダイ
「えっ? レイチェル・・・?(大汗)」(どうしたんだ?)
★ 4コマ ★
レイチェル
「たしか優子はダイをもの凄~く毛嫌いしていたはず・・・。それなのに、どーしてダイに抱きつこうとするの!!(がぁあああ!!)」
優子 (サファイア)
「そう・・・ね~。五千年前・・・わたしが自分をまだ人間族と信じて疑わなかったころ、ダイちゃんのわたしに向けてくれている好意が――とても辛かった時期もあった。それは、わたしにはお兄ちゃんという心に決めた人がいたから・・・。お兄ちゃんには、わたしとダイちゃんが仲良くしている姿なんて、絶対に見せたくはなかった・・・。でも・・・、お兄ちゃんが死んでしまって――わたしのダイちゃんに対する見方が徐々に変ってきたの・・・(照れ)」
ダイ
「・・・え?(もしかして♪)」
優子 (サファイア)
「ダイちゃんは、ず~っとわたしだけを見てくれていた・・・。それは、とても幸せなことだって――やっと気づいたの」
ダイ
「おぉ~~~♪ ついに、オレの気持ちが届いたのかーーーーー!」
レイチェル
「そ、それって両思い・・・(ぼそっ) あぅあわわっ!(大汗) 」(まずい、まずい、まずいーーー!)
優子 (サファイア)
「わたし・・・ダイちゃんのことを・・・(ぽっ)」
ダイ
「はいっ!!(叫び)」 ← 期待度MAX!
レイチェル
「だ、ダメーーーーーーー!!(涙)」(わたしのダイが!!)
優子 (サファイア)
「お兄ちゃんが死んでから・・・なんともおもわなくなっちゃった~(てへっ♪)」
ダイ
「・・・・・・・。・・・へ?(汗)」(大好きとかじゃなく?)
レイチェル
「・・・あう?(あれ?)」(どきどきどき)
優子 (サファイア)
「いや、ほら・・・。わたしってば見ての通り天空族だったみたいで~、人間族のダイちゃんとは種族が違うことになるのよ。そう考えると、ダイちゃんとは何の進展も無いわけじゃない? まさにありえないって感じで・・・(ぼそっ)」
ダイ
「あ、ありえない!?(がーーーん!)」
優子 (サファイア)
「わたしは、ダイちゃんのこと好きでも嫌いでもない・・・。だから、ダイちゃんに抱き付いても全然平気なの。さぁ、ダイちゃん、ぎゅ~~~っとさせて♪(にこ~っ♪)」
レイチェル
「あぅ~、優子・・・(汗) それ以上ダイの心の傷に・・・荒塩をすり込まないで・・・(ぼそっ)」
優子 (サファイア)
「え?(汗)」
ダイ
「うぉおおおーーー!(泣) こんなんだったら、嫌われていたときのほうがマシだったーーーーー!!(うにゃーーーーーん!!)」
優子 (サファイア)
「あ、あれ~~~?(大汗)」 ← 悪気はありません♪
効果音「ばきゅ~~~~~~~ん!!」
★ コメント ★
優子のターン! 改心の一撃・・・。ダイの心に5000ポイントのダメージを与えた!!(爆)