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第162話 言葉巧みに・・・

4コマ劇場 アイオライト_522・・・・・2011/06/08

 シリーズ3

  タイトル「言葉巧みに・・・」


★ 1コマ ★

ルチルクォーツ城、客間にて・・・


 スペクトロライト ← ラリマーの人形使い

「・・・・・・・(ひそひそ)」(おい、トリプライト・・・) ← ほとんど回復しているがベッドに寝かされている


 トリプライト ← ラリマーの冒険者

「・・・・・・・(ぶんぶん)」(はぁ~、やめとけって・・・) ← 動けなくはないが大怪我を負っている


 スペクトロ

「・・・・・・・(そ~っと)」 ← 出入口の方をチラ見


 シーライト ← ユークナイトNo.11

「・・・・・。・・・・・・・。・・・・・・・・・・。・・・!!(しゅたっ!)」 ← 手を翳して挨拶している


 スペクトロ

「・・・ちっ(汗)」(我が妹ながら邪魔なんだよ!)


 ポルーサイト ← ユークナイトNo.8

「おいおい、変な気を起こすんじゃねぇ~ぞ~(ぼそっ) もし逃げ出そうとしたら――引っ捕まえて牢屋へぶち込んでやるかならな(ギロリ)」 ← 監視役です


 スペクトロ

「わかってるよ・・・(むかっ) 暗殺者で捕虜なのに、治療までしてもらって感謝してるって・・・(やれやれ)」


 サイト

「そう思っているのなら、大人しくしていることだな・・・。まぁ~、傷が癒えたらラリマーの情報を聞き出すため、キツイ尋問が待っているかもしれないがな・・・(ぼそっ)」


 スペクトロ

「けっ・・・。わたしたちのような下っ端から聞きだせることなんて高が知れている・・・。せいぜいがっかりするといいさ♪(ふふっ)」


 サイト

「ぬかせ・・・(ギロリ)」


突然の登場♪


 アリス(フォスフォフィライト)

「てなわけで~、ラリマー潜入のためのメンバー勧誘にきました~~~♪(じゃっじゃーーーーーん♪)」 ← 突然、部屋の中に出現する(煙と共に・・・)


 シーラ

「!?(びくーーーっ!)」


 サイト

「どしぇーーーーーーー!(どびっくり) って、どこから現われた!?(扉すら開いてねぇ~ぞ!!)」


★ 2コマ ★

 スペクトロ

「ら、ラリマー潜入だって~(どきどきどき) やめときな・・・、ラリマーはこの国のように平和で安全な場所じゃない。おまえたちのような甘ちゃんで死の覚悟すらない冒険者なんて・・・ラリマーでは1日も経たずに殺されちまうだろうよ(ふふっ)」


 アリス(フォスフィ)

「まぁ~、そんなことどうでもいいから、あなた(スペクトロ)もラリマー潜入メンバーに決定ね♪」


 スペクトロ

「ど、どうでもいいことないだろ!(汗) おまえ・・・死ぬ気なのか!?(大汗)」


 アリス(フォスフィ)

「大丈夫!! どうやらあたし・・・、もう死んじゃってるみたいだから・・・(ぼそっ)」(五千年前に・・・)


 スペクトロ

「・・・はぁ?(どきどきどき)」(何いってるんだこいつ?)


 サイト

「あ~、なんだ・・・(汗) たしか、ドラゴンファングのフォスフォフィライト・・・だったよな?(大汗) もしかしなくても・・・エファイトとパロットについていくつもりなのか~? やめておけ、その人形使いの言葉を借りるわけじゃないが――おまえのような低レベル者がラリマーなんかに行けば、そっこうで死ぬぞ(ぼそっ)」


 アリス(フォスフィ)

「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」 ← サイトを見つめる


 サイト

「な、なんだ?(汗)」


 アリス(フォスフィ)

「はぁ~、やれやれだよ~~~。どうしてこの時代の人は、レベルなんて無意味な数値なんかを重視しているのかな~(汗) レベルなんてものは、単なる飾りでしかない・・・。レベルをなるべく上げないよう努力して、低レベルクリアを目指すほうが楽しいじゃん♪」


 サイト

「同じようなセリフを・・・、最近どこかで聞いたような気が・・・(どきどきどき)」


効果音「ずががーーーーーーーん!!」


説明文「ラルドとアリスの思考パターンは・・・似通っています(笑)」


★ 3コマ ★

 アリス(フォスフィ)

「え~っと、そっちのおじさん(トリプライト)はしばらく動けそうにないから、人形使いのあなたにだけついて来てもらうことになると思うけど・・・ちゃんとラリマーの案内をお願いね~~~♪」


 スペクトロ

「わたしにラリマーを・・・祖国を裏切れというのか?(ギロリ)」


 アリス(フォスフィ)

「さっきのレベルの話と重なるところがあるとは思うんだけど、聖界全体で考えれば国同士のいざこざなんて些細なこと・・・。あたしにしてみれば、ラリマーも含めてこの聖界の人々が――どれだけ幸せでいられるかのほうが重要だね~♪ もっと着目点を広げないと・・・偏った考えにしかならないよ~~~(苦笑)」 ← 魔王軍やらの攻撃から、精霊界を護っていた人♪


 スペクトロ

「キサマは祖国のために戦うことが・・・いけないとでもいうつもりか?(ギロリ)」


 アリス(フォスフィ)

「う~ん、いけない・・・というわけではないんだけど、国が掲げている目標はいただけないかな~。他国への侵略なんて、決して誇れることじゃないでしょ?」(数年前まで、このルチルクォーツ王国もそんな感じだったみたいだけど・・・)


 スペクトロ

「国土を増やし、ラリマーを少しでも豊かにすることが間違いだというのか!?(怒)」


 アリス(フォスフィ)

「あ~・・・(汗) そのために他の国の人がどうなってもいい・・・とでも考えているのかな~って(むっ)」


 スペクトロ

「ルチルクォーツがどうなろうと・・・知ったことではない(ぼそっ)」


 アリス(フォスフィ)

「って、うぉい!!(怒)」


 サイト

「おい、ドラゴンファングの・・・。考えの異なる者に何を言っても無駄だ・・・(平行線だぞ)」


 アリス(フォスフィ)

「それはそうなんだけど~~~(う~ん) ・・・あ、じゃあ~こんな話はどう?」


 スペクトロ

「ぬ?(なんだ)」


★ 4コマ ★

 アリス(フォスフィ)

「じつは・・・ラリマーやルチルクォーツを含めた全世界は、強大な力を持った侵略者に狙われています!」


 スペクトロ

「・・・ちょっ、侵略者!!(汗) それって、本当なのか!?(大汗)」


 アリス(フォスフィ)

「はい・・・。主に『緑のカエル型異星人』と『海からの使者・・・イカ的な人』に!!」


 スペクトロ

「なんだってーーーーーーー!!(どびっくり)」(カエルにイカーーーーー!?)


 サイト

「って、お~い・・・(汗)」(そんなウソ話、信じるなよ~)


 アリス(フォスフィ)

「ヤツらは、あたしたちに気づかれないようにしながら、すでにいろんな場所を侵略しています。今年に入ってからは、イカ的な人にGT300クラスも侵略されてしまいました!(まぁどうしましょう!?)」


 スペクトロ

「それって・・・もう完全に侵略されてしまったのか!?(大汗)」


 アリス(フォスフィ)

「いや、いまのところ優勝はしていないようだけど・・・(汗) ベースがフェラーリだから時間の問題かもね~(大汗)」(二戦ともハルヒに負けた・・・)


 スペクトロ

「なんてこったい!!(大汗)」


 サイト

「お~い、全然意味がわかんねぇ~ぞ~~~(大汗)」(フェラ~リってなんだ?)


 アリス(フォスフィ)

「つまり、何が言いたいかというと~、そんな恐怖の侵略者から世界を護るためには、国同士の争いなんて些細なことにこだわっていてはダメ! みんなが協力し合って侵略者に対抗しなければ・・・世界は滅んでしまうの!!」


 スペクトロ

「うぐっ・・・(汗)」


 アリス(フォスフィ)

「確かにあたしたちと行動を共にすれば、短期的な視点からすると祖国を裏切ったように見えるかもしれない・・・。でも、それは違う!! あなたは、祖国のために・・・恐怖の侵略者からラリマーを護るため立ち上がるの!!(叫び)」


 スペクトロ

「ラリマーを・・・護るため・・・(ぼそっ)」


 アリス(フォスフィ)

「そう・・・、それはこれからの歴史が証明してくれる。あなたは、ラリマーを・・・祖国を救った英雄になるの♪」


 スペクトロ

「え、英雄!?(うぉおおおーーーーー!!)」 ← テンション上がる♪(笑)


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!」


 トリプライト

「す、スペクトロ・・・(しくしくしく)」(そんな話に乗せられるな・・・)


 サイト

「あ~・・・。もしかして、おまえの姉さん・・・扱いやすい?(大汗)」


 シーラ

「・・・・・・・(う~ん)」(どきどきどき)



★ コメント ★

 さすがはアリスですね~(笑)


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