第152話 時空の狭間でのやりとり・・・
4コマ劇場 アイオライト_512・・・・・2011/05/03
シリーズ3
タイトル「時空の狭間でのやりとり・・・」
★ 1コマ ★
パロットたちの様子が巨大モニターに映っている・・・
フローライト(三歳児バージョン)
『とにかく、この姿のときはフローラではなく、桜・・・と呼ぶようにしてください。そして、暗殺者の目から注意を逸らすというのであれば、普段からわたしのことを見た目通り三歳児として扱ってくださいね』
ジェムシリカ
『はいはい、桜ちゃんは可愛いでちゅね~~~♪(なでなで)』
レイチェル
『あぅ~♪ 桜ちゃん、可愛い~~~♪(ぎゅ~~~っ)』 ← 桜を抱きしめる
桜
『あぁ~~~っ、こども扱いするのは王都へ戻ってからでいいですよ~~~(涙)』(うにゃ~~~!)
時空の狭間に漂う時空戦艦アレックス改のブリッジにて・・・
長身で美しいプロポーションの女性
「・・・・・・・(大汗)」
針金のようにとんがった髭を生やしている痩せ男
「え~っと・・・(あははっ))」
ゴリラのように強靭な筋肉に覆われた厳つい男
「ふ、ふが~・・・(どきどきどき)」
長身で美しいプロポーションの女性
「艦長・・・いや、レイチェルにも困ったもんだね~(はぁ~) 一刻も早く時空族の遺産を見つけ出さないと、四聖界が崩壊しちまうっていうのに・・・。なにをのんきに遊んでいるんだか・・・(やれやれ)」
針金のようにとんがった髭を生やしている痩せ男
「まぁまぁ、ドロンジョさま~。四聖界の崩壊を阻止するほど強力な時空族の遺産がこの聖界にあるかどうかは、そう簡単には判明しません。これまでと同じように現地人の信頼を勝ち取り・・・時空族の遺産について情報を収集するしかありませんよ~」
ドロンジョ?
「まぁ~、それはそうなんだけどね~。・・・・・・・、で、グロッシュラー(ぼそっ)」
グロッシュラー
「はい?」
★ 2コマ ★
ドロンジョ?
「誰がドロンジョなんだい、いったい誰が!!(ぎゅ~~~っ)」 ← グロッシュラーの髭を引っ張る
グロッシュラー
「いたたたたたっ!(涙) す、すみませんパイロープさま~~~!!(痛っ~)」(引っ張らないでください~~~!)
ゴリラのように強靭な筋肉に覆われた厳つい男
「ドロ・・・パイロープさま、落ち着いて!!(大汗)」
パイロープ
「ツァボライト、あんたもかいーーーーー!!(激怒)」
ツァボライト
「う、うがーーーーーっ!(びくっ)」(しまったーーーーー!)
突然の登場♪
顔の半分を覆う仮面を付けた少年 ← ブリッジに入ってくる
「はぁ~・・・。また、観客のいない漫才を繰り広げているのか・・・。この三バカ・・・(ぼそっ)」
パイロープ
「ちっ、ブルースピネル・・・。相変わらず失礼なヤツだね~(むかっ) レイチェルのお願いじゃなければ、このアレックス改から叩き出しているところだよ(怒) しかも、せっかく乗せてやってるというのに、時空族の遺産の探索任務を拒否しやがって~。あんたは、いったい何のために時空を巡っているっていうんだい。えぇ~!?(ギロリ)」
ブルースピネル
「・・・・・・・。・・・キサマには関係ない(ぼそっ)」
パイロープ
「あぁあああ~~~っ! むかつくやつだねーーーーー!!(むきーーーーーっ!!)」
グロッシュラー
「ドロンジョさま、落ち着いて!!(大汗)」
パイロープ
「だから、ドロンジョいうなーーーーー!!(激怒)」
ブルース
「やれやれ・・・、騒がしいヤツらだ・・・(はぁ~)」
パイロープ
「お前がそうさせているんだろーーーが!!(がぎゃーーーーーーー!!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
ブルース
「だいたい、強力な時空族の遺産がこの聖界に存在するかどうかも分からないというのに、わざわざオレが出向く必要はないだろう・・・。探索任務など、あのへっぽこに任せておけばいいんだよ・・・」 ← へっぽこ=ダイ
パイロープ
「ブルース! あんたってヤツは!!(怒)」(自分勝手だな、おい!!)
ブルース
「・・・ん?」 ← モニターに映る何かに気づく
フォスフォフィライト(映像)
『うぅ・・・、あのラルドって人・・・あたし、なんか苦手だな~~~(大汗)』
ブルース
「・・・・・・・。アリ・・・ス(ぼそっ)」
パイロープ
「ん~、アリス? アリスって・・・確か~」
グロッシュラー ← パネルを操作して、モニターにアリスの情報を映し出す
「はい(ぴっぴっぴっ) ブルースさんが仰っているのは、朱雀の機獣神レッドベリルのマスターにして精霊神ファリスの五精霊の一人・・・風のアリスさんのことだとおもわれます。しかし、アリスさんは~、この時代より五千年ほど前に起こった十四創神同士の戦い――ジュエルウォーズにおいて既に死亡されておりますが・・・」
パイロープ
「しかも、容姿どころか生体波長も全然違う・・・。こいつのどこがアリス・・・って、ブルース、どこへ行くんだい!?(大汗)」
ブルース
「この聖界に降りる・・・(ぼそっ)」
パイロープ
「って、いったいどういう風の吹き回しだい!? ついさっきまで、降りる気なんて微塵もなかったくせに!!(どびっくり)」
ブルース
「・・・説明するだけ無駄だ(ぼそっ)」
パイロープ
「ななな、なんだってーーーーーーー!!(激怒)」(むきーーーーー!!)
★ 4コマ ★
時空戦艦アレックス改の甲板にて・・・
ブルース
「そう・・・、説明しても無駄なこと・・・(ぼそっ) なにしろ、オレ自身・・・なぜあの子に会わなければならないと感じたのか、わからないのだからな(ふふっ)」
突然の登場♪
龍を模したぬいぐるみ? ← 宙にふわふわ浮いている
『ブルースよ・・・。ドロンジョさまも言っていたが、あの娘はかつて四聖界に現れた朱雀の機獣神レッドベリルのマスター・・・アリスではない。なにせ、生体波長が違っているのだからな・・・』
ブルース
「わかっている。生体波長とは、その魂固有のエネルギー波だ。たとえ、死して生まれ変わったとしても、その生体波長は同一のものとなる。そのことを考えると、あの子はアリスではない・・・」
龍を模したぬいぐるみ?
『なら、どうしてあの娘に会おうとする・・・』
ブルース
「それはわからない。だが、彼女に会うことで、失われた過去の記憶が戻るかもしれない。そんな気がするのだ(ぼそっ)」
龍を模したぬいぐるみ?
『ブルースの記憶か・・・(汗) 出会った当時(ブルースが5歳のとき)から探し求めてはいるが・・・未だ(現在18歳)その手がかりすら見つかっていない(大汗) 落胆させるつもりではないが・・・今回も空振りに終わるのではないか・・・(どきどきどき)』
ブルース
「うぐっ・・・(汗) こ、今度こそ・・・大丈夫だ(大汗)」
龍を模したぬいぐるみ?
『まぁ、何にしてもブルースはわたしのマスターだ・・・。わたしは、マスターの命に従うのみ・・・(にやり)』
ブルース
「すまないな、リーンウィック・・・(ふふっ) では、行くぞ・・・(ぱぱっ)」 ← 虚空より青色の槍を取り出す
リーンウィック(ぬいぐるみ型)
『・・・・・』 ← 陽炎のように姿を消す
ブルース
「すぅーーーーーっ(大きく息を吸い込む) 来い・・・リーーーンウィック!!(叫び)」 ← 槍を上空へ向けて突き上げる
効果音「ずぎゃーーーーーーーーーーん!!」 ← 時空の狭間に稲妻が走る!
説明文「上空に魔方陣のような紋様が浮かび上がり、中から限りなく生体に近い・・・巨大な龍の形をした機械――超龍神リーンウィックが現れる。リーンウィック(聖獣機モード)が身体をくねらしながらアレックス改に近づくと、ブルースがその頭上に飛び乗る。その瞬間、時空の狭間の一部に光が溢れ出し、パロットたちが存在する聖界への扉が開かれる。そして、ブルースを乗せたリーンウィックは、光の扉に突入して時空の狭間から姿を消してしまった」
★ コメント ★
パイロープのことをドロンジョさまと言い出したのは、当時小学1年生だったダイです♪