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第122話 DCの仕事はホントに地味です

4コマ劇場 アイオライト_482・・・・・2011/02/01

 シリーズ3

  タイトル「DCの仕事はホントに地味です」


★ 1コマ ★

エリアC、オービメント洞窟にて・・・


 ロードライト

「・・・よっと(かちゃっ)」 ← 宝箱の蓋を閉める

「これで9個目っと♪」


 パロットクリソベリル

「・・・・・・・」

「意外に地味な作業なんだな――DCの仕事って(ぼそっ)」


 ロードライト

「だから期待しないでくださいって言ったのに~~~(涙)」(うにゃ~~~!)


 スファレライト

「でもさ~、その宝箱に入れたのって薬草3個でしょ~」

「宝箱に入っているお宝ってわりにはショボくない?」


 ロードライト

「いや、ダンジョンにある宝箱って」

「中身はだいたいこんな感じですよ~」

「もちろん、ダンジョンに設定されたクリアレベルに応じて」

「ある程度は中身も変動しますけど・・・」

「あっ、ちなみにこのダンジョンのように」

「クリアレベルが低くてレアアイテムが手に入るのは珍しいんですよ~♪」


 スファレ

「えっ、そうなの?」

「え~っと、オービメント洞窟の目標クリアレベルって・・・」


 ジェムシリカ

「たしか、レベル37ぐらいだったと思いましたが・・・」


 スファレ

「うぅ・・・(汗)」

「レベル1のわたしには夢のまた夢・・・(しくしくしく)」


★ 2コマ ★

 パロット

「それにしても・・・(きょろきょろ)」 ← 辺りを見回す

「まさか、ダンジョンの中にこんな隠し通路があったなんて(大汗)」


 ロードライト

「イベント設置用の通路ですから」

「その存在はDCにしか知られていません」

「過去にダンジョン管理協同組合が開通した通路のようですね・・・(苦笑)」


 フローライト

「なるほど・・・」

「こういった秘密があるから、イベント設置には資格がいるわけですね~」

「こんな通路があるなんて冒険者に知れ渡ったら」

「通路を使って宝物だけを回収・・・って輩が出てきそうですし」


 エルバイト

「えっ、それってダメなのか!?(汗)」

「この通路を通ればオレにもクリアできそうだから」

「後から挑戦しようと思ってたのに~~~(大汗)」


 スファレ

「だ、ダメに決まってるでしょ!(大汗)」

「ね・・・、ねぇ?(どきどきどき)」 ← 自分もちょっと考えた♪


 ロードライト

「はい・・・(汗)」

「止めていただかないと、情報を漏らしたということで」

「わたしが罰せられます・・・(ぼそっ)」


 エルバイト

「そ、それは・・・(大汗)」(マズイな・・・)


★ 3コマ ★

 ロードライト

「さて、残り3個の宝箱の再設置を早く済ませてしまいましょう」

「その後、冒険者パーティが回収した宝箱の再々設置を行えば」

「今回のお仕事は完了です♪」


 スファレ

「・・・再々設置?(汗)」

「また、アイテムを入れて回るの?(大汗)」


 パロット

「ふむ・・・」

「あの3人組が宝箱を回収してしまえば」

「もう一度、アイテム設置をしなければならないってことか~(ややこしいな)」


 エルバイト

「ってことは」

「この洞窟にある12個の宝箱を回収してから外に出て」

「もう一回挑戦すれば、再びレアアイテムが手に入るってことか!?(どびっくり)」

「そのシステムを知っていれば、まさにウハウハだな~~~♪」


 ロードライト

「いいえ・・・」

「アイテムを回収した宝箱には冒険者の個別ナンバーが記録され」 ← パーティ単位で記録♪

「中身の入った状態でもう一度開けたとしても」

「アイテムは手に入りません」


 フォスフォフィライト

「え?(汗)」

「中身が入ってるのに手に入らないって」

「どういうこと?(大汗)」


 ロードライト

「いや・・・」

「DCの管理している宝箱って」

「じつは二重底になっているんですよ(ぼそっ)」

「ほら・・・(かぱっ)」 ← 目の前の宝箱を再び開けてみる


 スファレ

「あっ、さっき入れた薬草3個が入ってない!?(どびっくり)」


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」


★ 4コマ ★

 パロット

「う~ん・・・(汗)」

「こんなシステムだと知ってしまえば」 ← DCがアイテムを入れること

「今まで宝箱を開けるのが楽しみだったのもバカらしくなってしまうよな~(苦笑)」


 ロードライト

「そうなんですよ~(あははっ)」

「だからこそ、DCやDMの存在は」

「決して冒険者に知られてはならないんです(大汗)」


 フォスフィ

「な、なるほど・・・(どきどきどき)」


 シリカ

「え~っと」

「冷静にならなくても――不思議だとは思いませんでしたか?」

「洞窟にアイテムの入っている宝箱が散らばっているなんて」

「誰かが置かない限り、普通なら有り得ないことです」

「財宝を隠す・・・というのであれば」

「もっとわかりづらい場所に置いて、纏めて管理するのが合理的でしょうし・・・」


 エルバイト

「あっはっはっ♪」

「確かにゲームとかじゃないんだから」

「宝箱とか有り得ないよな~~~♪」


 フローラ

「それがこれまでの普通でしたから」

「誰も変だとは思わないのでしょうね♪(にこっ)」


 ロードライト

「っと、お話はこれくらいにしておいて」

「次の宝箱がある場所まで向かいましょう」

「普通に向かえば、あっちに行ったりこっちに来たりで時間も掛かりますが」

「この管理用の通路を通れば2~3分で到着します♪」


 スファレ

「無駄な戦闘も無さそうだしね♪」


 ロードライト

「そういうことです♪」

「さぁ皆さん・・・」

「次の宝箱目指して出発しましょう♪(お~♪)」


 パロット

「・・・・・・・(う~ん)」 ← 何かを考えている

「なぁ、ロードライト?」


 ロードライト

「・・・はい?(きょろっ)」 ← 振り返ってパロットを見る


 パロット

「宝箱の再設置だけじゃ面白くないから・・・」

「オレたちで何か冒険者を驚かすような――イベントを考えてみないか?」


 ロードライト

「・・・はぁあああ!?(どびっくり)」


効果音「ばきゅ~~~~~~~~~~ん!!」



★ コメント ★

 う~ん、設定の解説は長くなる上に動きも無いから・・・笑いが入れられない!!(爆)


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