プロローグ・記憶にない過去
「広大くん、私とおともだちになってくれる?」
「広大くん、・・・ありがとう。」
「広大くん、見て見てー。」
「広大くん、明日もあそんでくれる?」
「私、明日お引っ越しするの・・・。」
「私のこと、忘れないでね。・・・だよ。」
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・ガバッ。
「・・・またこの夢か。最近よく見るな・・・。」
枕元の時計の針は7:30を指していた。あまり、ゆっくりはしていられない。
顔を洗い、手洗いうがいを済ませる。
ダイニングテーブルの椅子に腰かけ好物のマーガリンが塗りたくられたトーストを口に運んだ。
初めてまして。筆者の邪馬誠です。
数ある中から本作品をご覧になっていただきありがとうございます。
そして初めてではない方、何人かいらっしゃると思います。大変申し訳ありません。物語の進行上の都合で後付けではありますが短めのプロローグを差し込ませていただいております。後付けすることについて少し迷ったのですが、まだ本作品を投稿してそこまで時間が経っていない事を加味して決断いたしました。
初投稿作品ゆえ、拙い箇所や読者の方にご迷惑をお掛けする場面も多々あるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。
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