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蟲喰学園  作者: 椿 冬華
第一章 梅田ダンジョン編
9/17

五匹目 前編 【マイマイノマイマイ】


 第三者になって初めて知る自分の愚かさ。




 五匹目 【マイマイノマイマイ】




 土曜日。

 入学式以降初めて迎える休日。さそりに半ば連れ出される形で不亞武流たち一年生は大阪の大型アウトレットモールへやってきていた。休日だからか混雑しており、当然のことながら行き交う人々は一般人である。ゆえに、蟲喰学園では奇天烈ななりをしている一年生も今日ばかりは普通の私服であった。


「ちょうど大きなリュック欲しかったでん」

「十分デカいじゃねえか……何入ってんだよ」


 登山にでも使うような仰々しいリュックをパンパンに膨らませているでんでん丸に不亞武流がなんとなしに言いながら、リュックに触れる。その瞬間、リュックの口からにゅっとぬめりを帯びた二本の触角が這い出た。不亞武流の絶叫が木霊し、往来の視線を集める。


「ナニ連れてきてんだてめェ!!」

「でんの相棒、マイマイノマイマイが入れるリュックを新調したかったでん」

「目立つだろうがボケッ!!」

「いや、不亞武流とさそりのほうが目立つと思う」


 なんせふたりとも燃え盛るような紅蓮に染め上げた髪である。しかもアクセサリーをこれでもかとつけていて、否応なしに人の視線を集めている。〝目を合わせてはいけない〟とすぐ逸らされるものの、最初のひと視線は必ず不亞武流とさそりに向く。


「……そうだった、てめーらが奇人すぎて忘れてた」


 蟲と肉体共有する奇人に囲まれていたせいで自分の〝アウトロー〟ぶりをすっかり忘れていた不亞武流は懐かしい感覚に頭を掻く。


「んじゃ、まずはリュック見るべ」


 ちょうど近くに鞄を取り扱っている店があったのもあり、一行はでんでん丸のおニューリュックを求めてまずでかいリュックを探すことになった。

 収まり具合を確かめるべくカタツムリを取り出そうとするでんでん丸を押さえつけながらではあったが、無事購入できて満足そうにしているでんでん丸を最後尾に、今度はさそりやてふてふの服を見に行く。

 余談ではあるが、でんでん丸の相棒である巨大なカタツムリ、マイマイノマイマイは千種類もの寄生蟲を宿している。マイマイノマイマイとは完全な共生関係にあり、あるじであるでんでん丸に対しても蟲として忠誠を誓っている。と、いうのもリュック選びの最中嬉々としながら解説していたでんでん丸に不亞武流がキレかけた瞬間、寄生蟲があるじを守ろうとリュックの穴という穴からにゅるっと出てきたのである。不亞武流の絶叫がまたもや木霊し、危うく警備員を呼ばれるところであった。


「このワンピース、かわいい」

「似合うじゃん! こっちのも裾がヒラってるからてふてふが飛んだ時キレイにヒラりそうじゃん?」


 女性の買い物というのは往々にして長い上に男性には居心地が悪いもので、強引にレディースフロアへ連れて来られた男子陣は気まずそうに視線を彷徨わせていた。


「ん~、どっちがいいかな。ね~アンタら、どっちがいいと思う?」


 ふいにさそりが服を両手に、男子陣に問うてきた。左手には赤いノースリーブハイネック。右手には黒く胸元が露出したキャミソール。


「あ? 知るかンなの」

「どっちも似合うと思うよ」

「……さそりさんの赤い髪によく映える黒いキャミソールですかね。白くて薄手のカーディガンと併せてもいいんじゃないですか」

「布地……少ない」

「でんはこっちの藻っぽい色が好きでん」

「お、俺っち女モノの服とか詳しくないっちゃから……」


 結果。灯籠だけが連れて行かれ、その他の男子は追い払われた。


「ンだよあいつら」

「う~ん……褒めたつもりだったんだけどなぁ」

「どっちつかずの答えだからだろーがよ。ああいう時の女はマジめんどくせぇぞ」


 ベンチに腰掛けてさそりたちを待ちながら、不亞武流はぶつぶつとぼやく。


「ったくよ、でんでん丸の買い物はすぐ終わったってーのにンだあいつら。さっきから服屋見て回ってばっかで買いやしねえ。女ってのはいつもいつも……」

「姉さんが聞いたら蜂の巣にされるよそれ」

「でもほんと、買うわけじゃないのにひとつひとつの店に時間かけすぎっちゃね……俺っちの母ちゃんにもしょっちゅう荷物持ちさせられるっちゃけど、長いっちゃ」

「ああ……それね、女性にとってのショッピングは男性にとってのダンジョン攻略だってどっかで見たよ。ゲームでダンジョン攻略する時、正解ルートわかってても宝物とかあるかもしれないからくまなく調べるじゃん?」

「ああー」「なるほど」「納得したっちゃ」「でん?」


 納得と理解と、そしてそういうことなら仕方ないと達観を同時にこなす男子たちであった。


「んじゃ……おらゲームさ見てみたい……」

「あ~、そういやヒゲブラザーズの新作出てたよな。パーティーのやつ」

「アレってソフト一個あれば四人で同時にできるんだったけ?」

「そうっちゃよ。灯籠っちたちも引き込んで八人で割ればお得っちゃ」

「でんはゲームしたことないでんが……楽しいでん?」

「したことないってマジかよ。スマホゲーは?」

「ガラケーでん」

「おら……スマホゲー無課金で三つくらい極めてる……」

「キャラ的にモグラの方がガラケーっぽいのに結構進んでんだな」


 などなど、大したことのない雑談を交わしながらゲームショップへ向かう自分たちを顧みてふと、不亞武流はこんな風に気の抜ける〝くだらない話〟を交わしたのは久々だと感じて何となく照れ臭くなり、鼻を擦る。

 別に不亞武流とて年がら年中暴れ歩いていたわけでもない。何々が面白い、何々をやりたい、何々はムカつく──そんな〝くだらない話〟を不良仲間たちと交わしてはカラオケやゲーセンに入り浸っていた。しかし今思い返せば、何を話していたのか一切思い出せない。くだらない話はくだらない話でも、不良仲間たちと交わしたのは〝時間潰し〟でしかなかった。父親が、大人が、ひいては社会が思い描く〝理想的な学校生活〟を無為にするべく、時間を無駄に潰すための反抗的な〝時間潰し〟でしか、なかったのだ。

 だが今は〝時間潰し〟ではない。──さそりたちの買い物が終わるまでの時間潰しではあるかもしれないが。ともあれ、不亞武流は彼らクラスメイトのことをかつての不良仲間と同じ扱いにはしたくないと、ひそやかに想ったのであった。

 キィと、不亞武流が斜め掛けにしているショルダーバッグの中でヒスイタランチュラが静かに鳴いた。


「ところでファーブルは童貞でんか?」

「いきなり何聞いてんだてめぇ。童貞じゃねェよ」

「あ~やっぱり。さっき、なんか女のことを知ってそうな口ぶりだっちゃから」

「……おら、彼女……いたことない」

「ぼくもだよ」

「マジっちゃか。百足っち結構イケメンっちゃのに」

「ん~、中学の時は告白されたこともあったけど……ぶっちゃけ、恋する暇なかったというか。今もないというか」

「ファーブルの好みのタイプは雀蜂先輩でんね」

「おまっ」

「え? 姉さん? へぇ……美人だもんね姉さん」


 ゲームショップに着いてからも〝くだらない話〟は続き、ふとした拍子に不亞武流がしょうもないと笑顔を零す。だがそのあまりにも自然な笑顔に、本人すら自分が笑っていると自覚していない。


「ぶっちゃけさそりっちとてふてふっち、可愛くないっちゃか?」

「あ? 普通じゃね」

「雀蜂先輩を基準にするのはやめるでん」

「してねーよ!」

「……おら、土いじり一緒にできる人が……いい」

「ん~……そうだなあ。姉貴くらいざっくばらんな人がいいなあ」

「百足の理想は蜘蛛先輩でんか……理想高すぎるでん」

「そう言うてめーはどうなんだよ」

「カエル好きな女性と添い遂げたいでん」

「いねーよ」


 とてもゆるやかで穏やかな空間。さそりたちと合流してからも弛緩した空気が張り詰めることはなく、まったりとした会話そのままに昼食を取るべくフードコートへ移動した。


「ラウンジにテレビあっけどゲームできんの?」

「問題ないと思うよ。他にテレビ使いたい先輩いたら相談する必要あるだろうけど、今あそこは生徒も先生も少ないからある意味、すごく自由だし」

「ワタシの母もそこまで厳しくないと思いますしね。料理のお残しだけは許しませんが」

「ああ……食堂のババア、おれが米粒残しまくってるつってカマキリけしかけてきやがった。あの目は殺す気だった」

「げーむ……ちっちゃいころ以来だから……すっごいひさしぶりぃ」

「それよりでんは腹が減ったでん。ハンバーガーとラーメン食べたいでん」

「ヒゲパーティーは四人までっちゃから、二人一組で対戦するっちゃ」

「おら楽しみ……」


 それぞれの関心がバラバラに散ったまとまりのない会話に見えて、誰ひとりとして()()ていない。その場に形成された人間関係からひとりも、省かれていない。強固な絆で結ばれているわけではない。とか言ってかつて不亞武流が不良仲間と築いたようないつでも切り捨てられる脆い繋がりでもない。本当にゆったりとした、これから自己の確立と自我の形成を為していくとともに人間関係を構築していくのだという、若き青少年たちにだけ許された関係性。

 その独特の空気の正体に気付けないまでも居心地の良さを覚えながら、不亞武流はなんとなしに周囲を見回す。

 当然だが、一般人しかいない。遣い手どころか蟲の存在さえ知らぬ一般人たち。少し前まで自分もその枠にいたのだと考えると何だか奇妙で、不亞武流の口元が吊り上がる。

 その時だった。


「きゃあっ!! クモっ」

「やだー、気持ち悪~い!!」


 ばんっと、隣のテーブルから机を打ち付ける音が響いた。

 そこに着席していた女性が手に持っていたトレイを勢いよくテーブルに叩きつけたのだ。女性たちはそのまま、気持ち悪い気持ち悪いと連呼しながら席を立ち、返却口へ向かっていった。

 後には、潰されて身動きひとつしなくなった小さなクモの死骸だけが残された。

 そのまま、流れ込むように次の客がテーブルを取り、クモの死骸への罵倒を口にしながら布巾で拭い取り、そのまま〝なかったこと〟にする。


「…………」


 先週までの不亞武流ならばこの一連の流れに何とも思わなかっただろう。なんなら、トレイでクモを潰したあと戻さず罵倒しながらフードコートを出ていっただろう。不亞武流は、そういう人間だった。

 そして──クラスメイトたちは、〝普通の反応〟に慣れていた。慣れていて、見向きさえしない。

 それが不亞武流は何故だか苦しくて、つい俯いてしまう。思い返されるのは己が踏み潰したカブトムシのこと。雀蜂は不亞武流に謝罪を許さなかった。だからといってなかったことにできてラッキーとはどうしても思えない。涙を流して嗚咽していた女生徒に、己はどうすべきなのか──不亞武流にはやはり、わからない。


「ファーブルっち大丈夫っちゃか? 蟲を相棒にすると色んな見方、変わるっちゃね」

「ん? あーあーそれね。気にしててもしゃーないっしょ。みんな野良犬野良猫には優しくするけど野良虫にはブリザード並みの塩対応だべ」


 うちだってハエや蚊が飛んでたら叩いちゃうし、と何でもないことのように喋るさそりに、百足がでも自分が使役する蟲と同類は大切にしたくなると言う。


「ムカデと、あとハチとクモは虫でも尊重したくなっちゃうかな」

「確かに……意思疎通のできない虫であっても同類だと感情移入してしまいますね」

「でんはそうでもないでん。虫は苦手でん」


 励ましているのかそうでもないのか、不亞武流の複雑な心境を(おもんばか)ろうとしているように聞こえるクラスメイトたちの言葉に不亞武流は少し逡巡しつつ、そうじゃないと首を振る。


「おれも同じ、だったんだよ。虫なんざ気持ち悪ィし死んで当然だし、だからきっと潰した。でも……さっき潰されたのを見て、ひでぇことするって思っちまった」


 ヒスイタランチュラという相棒を得たことで変化した意識。

 少し前までは虫も蟲も蟲遣いも蟲喰学園も、クラスメイトたちさえも(なじ)っていたというのに、あまりにも現金すぎる自分の変わりように自己嫌悪感を抱いて不亞武流は唸る。


「……普通じゃね?」

「あ?」

「だっておめー、好きな人とか好きなゲーノー人が〝ナニナニが好きなんです~〟つったら嫌いでも大して好きじゃなくても興味持つモンじゃん? それくらい変わりやすいっしょ心なんて」


 さそりの物言いは〝確かに〟と思わされるものがあり、不亞武流だけでなくクラスメイト全員があーと声を上げて頷いた。


「つまりそれくらいファーブルがヒスイちゃん気に入ってるってことっしょ?」

「……そう、なのかもな」


 キィキィとバッグの中でヒスイタランチュラが鳴いて、不亞武流はつい微笑んでバッグの中に手を伸ばし、撫ぜる。


「……ってかそういや、おめーら蟲に名前つけんのか? 聞いたことねえけど……」

「人によると思うけど……ペットとは違うし、名前を呼ばなくても意思疎通、個体識別できるから……ぼくはつけてない」

「おらも……」「でんも」「俺っちも」「うちも~」「わ、わたしは略するくらいかな……」「ワタシも特に名付けませんね」


 一度〝フェイズ1〟感覚共有を交わした蟲と遣い手の間には絆が生まれる。感覚共有をしていなくとも朧げに居場所と感情が掴めるし、わざわざ声に出して呼び寄せずとも遣い手の意思を汲み取って行動してくれる。ゆえに感情的な遣い手ともなれば蟲も暴走しやすい傾向にあり、だから遣い手は己を律することを養成校で教えられるのだという。


「うっ……感情的、か」

「不亞武流にはそのヒスイタランチュラ一匹だけだからいいんだけど、例えば姉さんみたいに数千ものスズメバチを使役している遣い手だと感情の暴走でスズメバチたちが暴れかねないんだ」

「それは……おっかねぇな。マジで」


 だから、その己を律する訓練の一環で虫嫌いの不亞武流に対する配慮も行われていたのだと百足が続ける。それを聞いてそういえば、と不亞武流は思い返す。

 ゆうべ──金曜日の夜、上級生たちによる新入生歓迎会が行われたのだ。しかし蟲はほとんど出て来ず、不亞武流の視界に入らぬよう裏で動いているようであったのだ。不亞武流に見えぬよう蟲たちを操り、人形を動かして人形劇をこなすなど。


「不亞武流に気を遣う心遣い一割、よっしゃいい機会だから訓練だ九割ってとこだね」

「……そうかよ」


 そのおどけるような言葉にさえ気遣いが窺えて、けれど罪悪感より嬉しさを感じて不亞武流はゆるやかに微笑む。


「ってかそろそろバイト解禁じゃん? どーすんべ?」

「あ? バイト?」

「蟲喰学園と契約を結んでいる機関からの依頼を請けられるんだよ。囮捜査の協力したり、蟲を使って諜報活動したり」


 蟲遣いに限らず遣い手は表の世界においてかなり特殊な立ち位置におり、一般人に適用される年齢制限、資格制限などが適用されない。たとえ依頼を成し活躍しても表に名が出ることはなく、手柄は依頼してきた機関のものとなる。その代わりに高額な報酬を得られるシステムとなっているようで、遣い手初心者の実績を積む場にもなっているとのことだった。


「あっちもぼくらが学生ってことわかってるからそんなに重大な依頼は任せないよ。姉貴みたいな規格外は別だけど」

「へぇ! そんなのがあるっちゃか!」

「危険が伴うから報酬は高いし、実績と信頼を積んでおけば進路にも困らないし、先輩たちは積極的に請けてるみたいだよ」

「おら農業の手伝い……したいだ。……あるかな?」

「一般農家の手伝いはないだろうけど……国立農研機構とかへの研究協力ならあるかも? 姉貴にそこんとこ聞いてみないとわかんないけど」


 近いうちに担任主導のもと、クラス全員で何らかの簡単な任務をこなすことになると思う、という百足に不亞武流は改めて──いや。

 ()()()()、自分が在籍している〝蟲喰学園〟が普通ではないと感じた。


「お……おれ、こんなナリだぞ?」

「恰好はあまり関係ないかと思われます。警察や公安などにも()()()ためにあえて容姿をらしくないものにしている方々がおられますし。遣い手に求められるのは臨機応変性ですから」


 表には決して出ず、名も顔も売らず、歴史に載ることも武勇伝を語られることもない存在として暗躍する。それこそが遣い手に求められているスキルであり、同時に遣い手界隈はどうしようもない実力主義社会であった。


「今は余計に、失笑園のことがありますから遣い手の秘匿性は上がっています。決して遣い手だと悟られてはならない──んですよ。でんでん丸さん」


 堂々とカタツムリで膨らんだリュックを背負っているでんでん丸に灯籠がじっとりと陰湿な視線を送る。


「しょうがないでん。リュック欲しかったでん」

「その語尾もめっちゃ目立つっちゃね」

「これはでんのアイデンティティでん」

「あ……そぉいえば、カエル柄のパジャマがあったよぉ」

「マジ? どこにあったの? サイズあるかな」

「普通に喋れるじゃねえかてめー」

「でんでん」


 人差し指を立てて頭にくっつけ、カタツムリの目を再現して茶化すでんでん丸に不亞武流が呆れたため息を零し、他のクラスメイトたちも笑う。


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