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プロローグ

          


松下勝也(まつしたかつや)さん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど、不幸にもなくなりました。余りにも短い人生でしたが、勝也さんの生は終わってしまったのです。」

光輝く部屋の中、俺は唐突(とうとつ)にそんな事を告げられた。


突然(とつぜん)すぎて何がなんだか分からない。

部屋の中には小さな事務机と椅子(いす)があり、そして、俺に人生の終了を告げてきた相手はその椅子に座っていた。 

もし女神というものが存在するのなら、目の前の相手を言うのだろう。 .

テレビや映画で見るアイドルや女優とは全く異なる美貌。     .

雪のような銀色の長い髪.

年は俺と同じくらいだろうか。.

出過ぎず、足りな過ぎずな完璧な躰は、淡い紫色(むらさきいろ)の、(ぞく)羽衣(はごろも)と呼ばれるゆったりとした服に包まれている。

 その美少女は、羽衣と同色のひとみをパチパチさせ、状況(じょうきょう)(つか)めずに固まったままの俺をじっと見ていた。

 ・・・俺は、先ほどまでの記憶(きおく)を思い出す。




・・・・・・普段(ふだん)は福島の大学に通い、趣味のゲーム実況しながら動画配信をやっていたいわば「YouTuber」である。しかし、何故か福島のテレビ局に取り上げられて、テレビ局の番組に出演するほどのローカルタレントになっていた。

 そんなある日、レギュラー出演しているテレビ福島というテレビ局の「うつくしまどうでしょう」という番組で中学、高校、大学の入試受験の問題を解く「試験に出るぞ。入試問題」の企画コーナーで、俺は全問正解出来ず、罰ゲームとして、ローカルタレント所属事務所社長とテレビ福島のディレクター、4人で四国八十八ヶ所を車で2泊3日のお遍歴(へんろ)旅に出ることになったのだが、所属事務所の社長が家族旅行と行くことになり、結局、俺はテレビ福島のディレクター2人の3人で四国に行くことになった。

 













 




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