まさかの結果
「みんなが頑張ったからだよ。だって、学校にいる間も家に帰ってからもずっと計算練習してただろ?」
そのおかげで、100マス計算の問題作り回答作りが大変だった……がんばりすぎじゃね?と思ったくらいだ……。兄たちを上手に巻き込んでからは、問題も回答も積極的に家庭内100マス計算大会用に作ったものを、クラスで使わせてもらったから少し楽ができたけど。
Dクラス、クラス合計点が920点。平均30点くらいか。Sクラスが2125点だった。Eクラスが890点。Dとあまり変わらないようだ。
さて、お待ちかね!Fクラスの点数は?
サーシャの名前が一番に出てきた。
得点……。
「え?」
驚きの声が一瞬上がっただけで、そこからはクラス全員が言葉を失う。
「あはははははっFクラスサイコー」
「やってくれたなぁ!」
「やる気がないにも、諦めるにも、こんな、笑わせてくれる仕掛けするなんてな!」
他のクラスから爆笑が起きる。
「なんだよ、これ……」
信じられない。
サーシャ、0点。フレッドもマージも、私も……いや、クラス全員が0点。合計点ももちろん0点……。
ありえない。マージみたいに名前の書き忘れて一人二人が0点になるなら分からなくもないけど、全員0点なんて!
つかつかと、点数を張り出しているところに向かう。
「これ、どういうことですか?何の冗談?」
点数を張り出していた学校職員が私の顔を見た。
「は、1Fの生徒か。文句があるなら、数学科職員室に行ってみることだな。まぁ、行ったって結果は変わらないだろうが」
急に、テストの監視に立った先生の姿を思い出した。
採点するのもめんどくさいと全員0点にしたんじゃないだろうかと……そんな疑念さえ生まれる。
「まぁ、お情けで何点かもらえるかもしれないが、どうせ最下位は最下位のままだろう?」
なぜ、教師でも生徒でもない、学校の職員にまでこんなことを言われなければならないのか!
私たち1Fの生徒が何をしたというのだ!
壁に張っていた紙をひっつかむ。
「おい、何をする」
「これは間違っているようですから、訂正してもらってきます」
ギリリと職員を睨みつけ、ひっつかんだ紙をそのまま引っ張れば、すぐにびりびりと敗れた。
B紙のように大きな紙。それをややぐしゃぐしゃに四つに折りたたんでその場を後にする。
「おいっ、せっかく準備した紙を……!」
「まぁいいじゃないか。Fは全員0点って、一言ここに書き加えれば終わるじゃないか」
「それもそうか。あはははは」
笑い声を後に、廊下を突き進む。
「待って」
サーシャの声。
「ごめん、待てない。数学科の先生にすぐに聞かないと気が済まない」
「分かってる、だから、全員で行きましょう。みんなも疑問に思ってるわ」
そうか。
私だけじゃない。頑張ったのに、0点なんて、信じられるわけがないのだ。
いつもありがとございます。
ふぅ。この後、ざまぁ回です。ちょっと予約更新疲れ気味……間が空いたらごめんなさい。
あっちにもこっちにも予約更新入れて、昨日と今日で100話近くなんか作業してて疲れました。
あ、アルファポリスで新作始めました。「【続きはWEBで】と鑑定結果に出るので、めんどくさいです」というタイトルです。予約いっぱい入れました。(´・ω・`)一度に作業しないと、こう、なんかやる気なくなっちゃうとね、あれなんで。




