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■転性悪役令嬢 ~男になって破滅フラグを回避したいだけなのに、Fクラスの下克上とか溺愛とか知りませんっ!~  作者: 富士とまと


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はんばーぐぅ

 さて、ご飯ご飯。

 2限目3限目が終わったころには、制服がまたもや砂だらけ。

 いやー、食堂に入る前に外でパタパタと砂を落としていると、現れましたよ。

「おい、見てみろよF組のやつら、外で遊んでたみたいだぞ?」

 遊んでないよ、剣の稽古だよっ!

「この間、剣術大会でちょっといい成績だったからって調子にのってんじゃねーの?」

 はい、あなたたちはEクラスでしたか。剣術大会、Fクラスに負けた人たちですね。

「唯一の得意科目なんじゃね?」

「いえるー。数学のテストさんざんだったから、また今度剣術大会で点数稼ごうってがんばってんじゃん?」

「あー、かもな、かもな。だったら、遊んでるなんて言って悪かったよな」

 そうですよ。キリッ。

 っていうか、数学のテストも頑張ったっての!

「遊んでるんじゃなくて、ああいうのは……」

「悪あがき」

「ぷぅーっ、言えてる、言えてる」

 と、Eクラスの後ろをAクラスの生徒が通った。

「悪あがき、くくくっ」

 おや?笑っただけで、勝ち誇ったような目を向けて立ち去りました。絡まないの?まぁいっか。

 さて、手を洗って。


「おー、今日はハンバーグだな!やったぜ!やっぱ体動かすと腹がへるなぁー!」

 マージが、皿の外にはみ出す勢いでハンバーグを取る。

 いや、ちょっと待て、唐揚げなら、なんとなく、5個とか10個とか個数を食べる感覚は分かるんだけど、ハンバーグって、g数で大きくなることはあっても、5枚とか10枚とか、ハンバーグタワーとか、おかしくね?

 と、じーっとマージの皿を見てたら

「なんだ?リザーク、上手に積むコツはな、焦らず急がず、こうして、ゆっくり端から重ねていくことだ」

 って、人のハンバーグの上に、ハンバーグを積み重ねないっ!って、焦らず急がずって、すごいスピードで、あっという間に、人の皿のハンバーグを、4段重ねにしやがった!

「マージ、足りなかったらお代わり取りに行くからいいよっ!皿に乗せると冷めるだろう!お代わりで取りに行けばアツアツ食べられるからっ!」

 ってか、4枚もいらぬ!せいぜい2枚で全然問題ない。

「お、おう、そうか!そういわれればそうだな!うん、じゃぁ、俺もこれくらいにして、後でお代わりに行こう!」

 は?もうすでに、7枚重ねになってますよ?付け合わせのポテトも皿から零れ落ちて……。

 ああ、いや、マージの通常営業か……。

 そう、通常営業……忘れてた。

「ほい。アツアツのお代わり、取ってきてやったぞ!」

 ちがーう、なんで、私が、アツアツのお代わり食べたいって思ってると勘違いするかなぁ!そうじゃない、そうじゃないんだ!

「フレッド、お前の分もついでに持ってきてやった!」

 どや顔のマージ。

 あ、ごめん、フレッド、流れ弾……。

ご覧いただきありがとうございます。

この世界は料理ちゃんとしてます。

ただただキャラたちは美味しく美味しいご飯をお腹いっぱい食べて満足満足。


……満腹すぎる

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