次は引き算対策
で、問題の傾向と対策。
だいたい、毎回40問出題されている。クラス分けテストは20問だったので、増えてる。
10問の1桁から2桁の足し算、10問の引き算。10問の桁が増えたり足す回数が増える足し算引き算。8問の割と単純な文章題。2問はちょっと難解な文章題。……っていう感じだ。ちょっと難解っていっても「ドラゴンが33頭いました。そこにメスドラゴンが5頭きて戦いになり、負けたドラゴンが10頭逃げていきました。それから子供が8頭生まれました。全部でドラゴンは何頭いるでしょう」みたいな感じ。ちょっと足したり引いたりする回数が多いだけで、大したことない。っていうか、相変わらず文章題はファンタジーなので楽しい。
足したり引いたりは単純な目印になる単語だけでは答えられないけど、どうも、問題文作る人はそこまで奇抜な言い回しをしないみたいだ。
残りは、合わせて、といった単純な単語でほぼ、足し算、引き算が見分けられる。
先生が問題を出し、生徒が解く。
「わーっ」
突然一人の生徒が声を上げた。
「ど、どうしたのですか?」
「引き算が……引き算が……」
ん?
「13-5……が……」
うん、問題文見ると式は13-5で合ってるよね。
「何も考えてないのに、8って……ひらめいた」
うん。答えも8で合ってる。
「あ、分かる!分かる!引き算の練習してなくて、100マス計算で足し算しかしてなかったのに、私も。まだ考えないと分からないのもあるけど、9-5とか、指はもういらないもん。見た瞬間、4って数字が出てくるのっ!」
「だよな!だよな!」
ふむ。
「じゃあ、そろそろ、引き算のひっ算の方法も練習する?」
「「「するっ」」」
元気よく答えたのは、サーシャとマージとフレッドだったよ。うん、知ってた。おまえらめちゃ貪欲だもん。
「えっと、ひっ算ってなんでしょう?」
あ、ソフィア先生が蚊帳の外。ごめん。
「じゃぁ、えっと、まずはソフィア先生と、先生役のマージ、サーシャ、フレッドと、引き算得意なベイスに教えるよ」
てなわけで、繰り下がりのある引き算。
難問と言われる、104-7みたいな、繰り下がりが隣の隣の数字になるやつとか、説明する。
「や、なに、これ……」
ソフィア先生が一番ショックを受けている。
もう、この世界の数学というか算数遅れすぎ。っていっても仕方ないかー。ほぼほぼ、生活の中で計算なんてする人いないもん。買い物の時だけ。しかも、お金は現物でいち、に、さん、とか数えて受け渡ししたりするし。計算が簡単な設定されてるし。
あとは、高等部の文官コースで財政とかで必要な数字を学ぶけど、その高等部が王都に3つしかない。その3つしかない高等部が騎士と総合と文官に分かれてるんだから、計算はめちゃ専門的な分野なのだ。現代でいうと、もう、医者とか目指すレベルって大げさじゃなく。
だから、まぁ、発達しないというか、広く皆が難しい計算できちゃうと不都合な特権階級もいそうだしなぁ……遠い目。
一応計算機っていうそろばんをめっちゃ不便にしたような計算用の品もあるから、数字だけにらめっこして考えることもあんまりないんだろうし。
というわけで、とりあえず、100マス計算、ひっ算、文章題と、各々苦手なところをグループに分かれて自習する感じで3日過ぎました。
家に帰ると、兄2が引き算でも使えるじゃないかと自力で引き算のひっ算の方法を編み出していた。さすがですよ。兄2。
いつもありがとうございます。
例えば日本の江戸時代、算数じゃなくて数学レベルの学問もあり、寺子屋と呼ばれる初等教育的な場所でも学習することがあった……というのは知ってます……。
一般的にはどうだったのか。
江戸時代という平和が長く続く、庶民にもある程度の余裕がある特殊な時代での話。
それから、忘れてはならないのは、江戸時代、当時の日本は、世界でもトップレベルの識字率を誇る国だったということ。……まぁ、そんなんで、文化を低くしてざまぁする的なこともやり過ぎなのか色々考えつつ、ゲームの中の世界だからなぁ……どう設定すべきかとか、色々考えつつ……。
ごにょごにょ。そういう世界だと思ってくださいとしか……。
あ、続きキリの良いところまで第一部完として書いてありますが、更新作業する時間が……ごにょごにょなので、しばらくお待ちを……(´・ω・`)ごめんね。




