どうしてボクらは出会ってしまったのかね?
令和最初の投稿です(*'ω'*)
教室に戻ると、自然と剣術大会の種目別に分かれて話をしていた。
なんという一体感。
バタバタと教室に補給班……というよりは支援組?の一人がかけてきた。
「分かりました。Aクラスのトーナメントの選手、Aクラスもトーナメントは捨てるようですっ」
また一人戻ってきた。
「2年生はSクラス以外はトーナメントにトップ選手は起用していません」
「Bクラス、Cクラス共に、女子生徒が選手に選ばれています。実力のほどは分かりませんがはやり捨て駒でしょう」
む?
なんだかすごい情報集め出してるよね。
……うちのクラスも、僕が代表になったからには、捨て駒だよねぇ。
「対戦相手次第では、1回戦は突破できそうですね」
フレッドの目がきらりと光る。
「へ?」
「バカにした相手を見返してやりましょう」
えーっと、それって、食堂の入り口の奴ら?
「私が馬鹿にされるのは構わない。だけれど、クラスメイトを馬鹿にするのは許しません」
フレッドから黒い煙が立ち上がる。
いやー、やめてー。ぶるりっ。
ちょ、その煙で、発狂に追いやられた過去が……いや、過去でゲームで見たから。怖い、やっぱり、第二王子危険……ど、どうしようね?
えっと、怒らせない。
そう、えっと、いっそのことめっちゃ仲良しになっておけば……大丈夫?
仲良しになるためにはどうしたら……。
「リザーク、対戦相手が悪ければ仕方ありませんが、捨て駒相手には負けないように対策を練りましょう!」
ひゃいっ。
分かりました。フレッド様の言う通りに!
1回戦勝てば、えっと、黒い煙は私に向かないよね?!そうだよね?……涙目。
頑張るよ。1回戦、何としても勝ってみせ……。
いや、兄6や兄7レベルなら何とか勝てたとしても、聖剣とか二つ名ついてる兄1とか、剛剣とか二つ名ついてる兄4とかレベルが出てきたら無理だよぉ。
「あ、あの、対戦相手の情報を兄が知っているかもしれないので、えーっと、出場選手の名前を家に持ち帰って相談してみます」
や、もし1回戦負けてしまったとしても、やるだけやったのなら仕方いと思ってもらえるはず……。
だよね?頑張るけど、本当、無理なものは仕方がないので、やれるだけのことはやるよ。やれるだけのことは……。
やらなきゃ、殺される……。
ちがった。死亡フラグが立ってしまう……。ような、気がする。
なじぇ、なじぇ、中等部で知り合ってしまったのか……。悪役令嬢の役目は回避したというのに……。
平成中は大変お世話になりました。
令和になってもよろしくお願いいたします。




