から揚げうめぇ。で、何だっけ?
「Fクラスがいい気になるなよっ!なにが第一訓練場は俺たちの物だだ!お前らなんて、俺らDクラスだって抜くことなんてできないぞっ!」
気が付けば、Dクラスの面々もいた。
「最下位はいつまでたって最下位なんだよ。姉ちゃんが言っていた。Fクラスに入ったら、卒業するまで最下位だって!どんなに頑張ろうと、もう人生終わりだって!」
「いくら王子だって、公爵家の子供だって、Fクラスで最下位卒業組なら高等部には行けないんだからなっ!高等部にも行けなかった出来損ないの子供は、お城に上がることもできないんだからなっ!」
そなの?
フレッドの顔を見る。
「間違いですよ」
フレッドが顔を横に振る。
「はっ、第二王子でいられるのもあと数年だ。高等部へ進学できなければ、臣下に下るんだろ?そう父が言っていたぞ」
へ?まじで?
フレッドの顔をもう一度見る。
ちょっとまって。第二王子という位を捨てる?じゃ、攻略対象じゃなくなる?発狂死フラグなくなる?
うわーい。それって、めちゃ私にとってラッキー事案!
って人の不幸を喜んじゃ駄目だ。ごめん、フレッド。
「さぁ、昼の時間が終わってしまいます。食べましょうか」
と、王子は沈んでいる皆に声をかけた。
「絶対頑張るからな。俺、あんな奴らに負けねぇから!」
マージがフレッドの肩を叩く。
フレッドがちょっと困った顔を見せる。
なぜ、そこで、困るっ!
「さぁ!食うぞぉ!ここの飯は何をどれだけ食べてもタダなんだろ。食わなきゃ損だぞ!」
と、お盆を持って食事をとりに行く。
こら、マージっ、器からシチューこぼれそうだよっ、さすがにつぎすぎ。って、パンと唐揚げは、器無視してお盆に直置き、やめなさい!
「それっぽっちでいいのか?お腹すくぞ?ほら、もっと食えよっ!」
やめれっ!
人の皿に勝手に唐揚げ追加すんのやめれ!
ほふほふ。
でも、あげたて、ニンニクのきいた唐揚げはめちゃおいしいです。もぐもぐ。
うめぇ。幸せぇ。
ビバ男の体!ダイエットとか気にせず思いっきり油もの食べても、筋肉がエネルギーとして消化してくれるんだぜ?信じられるか?
てなわけで、私の食事、朝はがっつり、昼もがっつり、夜は控えめです。夜は女に戻っちゃうからね!食べすぎて寝てる時に体にお肉がつくのは……避けたい。あ、もちろん成長期に必要な食べ物はちゃんとってますよ。
「お代わり取ってくる。フレッドとリザークもいるか?」
マージの問いに、首を横に振る。もちろんフレッドも。
……マージはまたもや皿を飛び出してお盆の上に唐揚げ積んできた。
「ほら、持ってきてやったぞ」
と、フレッドと私の皿の上に唐揚げ2個ずつ乗っけやがった。
まて、マージ、お前にとって、唐揚げ2個はゼロカウントか!お代わり欲しいっていったら、まさか、その山盛りを私やフレッドにも持ってくるつもりじゃないんだろうな?!
……こ、今度から、お代わりが欲しい時は自分で取りに行こう。うん、絶対そうしよう。
うわー、はち切れる。はち切れる……お腹、はち切れ……げぷぅ。
さよなら、平成。
平成最後の投稿です。




