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■転性悪役令嬢 ~男になって破滅フラグを回避したいだけなのに、Fクラスの下克上とか溺愛とか知りませんっ!~  作者: 富士とまと


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出場種目決定。ボクは捨て駒です。

「なんだよ、大丈夫だよっ!誰もお前のこと足手まといだなんて思ってないから!体力なくたって、勉強できなくたって、な?」

 はい?

 マージの言葉に、レンガを積んでいた子が頷いた。

「できないながら、こうして手が痛くない方法とか考えたり、リザーク君は頑張っていると思います」

 にこっと笑う笑顔がまぶしい。

 いや、これ、空手を思い出しただけで、私の手柄じゃないし。

「一人はみんなのために、みんなは一人のためにです」

 別の子もにこりと笑う。

 やだ、まぶしすぎるって、笑顔が……うぐぐ。

「ほらな。だから謝らなくてもいいぞ。それに、この方法なら、打撃部門いい線行きそうだし。俺、一度にレンガ10は割れるぜ?」

 にかっとマージが笑う。

 いや、はい。えっと、まぁ、僕が出来が悪くて落ち込んで謝ったことにしておきましょう……そうしましょう。

「で、先生、僕は何の種目に出場するんですか?」

 なんか、補給班の動きを見ていると、先生の割り振りの的確さを感じる。

 打撃班に選ばれた人達も、レンガ割りが本当に楽しそうだし。

 向こうの方ではフレッドたち型班がお互いの型の確認とか、本番に使う木刀選びとかしてる。そう、木刀の握り部分や、木の微妙な違いで使いやすさが違ったりするんだよね。えーっと、キーボードが変わると文字が打ちにくいとかそんな感じ?って、それは二次創作文字書き友達の話だな。えっと、ペンタブの芯を変えるとなじむまでにちょっとかかるっていう感じ?って、それも二次創作文字書きの友達の話だな。えっと、そうじゃなくて、いい例が思い浮かばない。いや、いい例を誰に向かって思い浮かべているというのだ……。

 ぽんっとソフィア先生が僕の肩を叩いた。

「無学年剣術トーナメントのクラス代表よ」

 はぁ。

 ん?

「えっと、それって何ですか?」

「1年生から4年生までのSクラスからFクラスまでのクラス代表が出場しての剣のトーナメント戦の、我がクラスの代表選手です」

「ふわぁ?な、なんで僕なんですか!それって、クラスで一番剣術が得意な人が出場するべきなんじゃないですか?」

 いやいやいや、ないないない、どうして、どうしてだよっ。

「うん。運よく対戦相手に恵まれようと、1年生は1回戦突破がやっとで、毎年上位は上級生が占める。つまり、なんだ……まぁ、1年からはどの種目にも出場しない人が出場するようになってるのよ」

 なーんだ。そうだったんだ。

 いわゆる、何もできない一番役立たずが捨て駒として出場するわけね。1年生ではそれが常識。

 そりゃそうだよね。中等部の1年生と4年生って、そもそも体格差もすごいし、力だって全然違う。

「だからできれば1回戦突破。何かの幸運が重なって2回戦突破すれば間違いなく1年生ではトップが取れるはず……という程度だから、まぁ、無理しないようにリザーク、頑張れるだけ頑張って」

 うん。わかった。1回戦突破して、2回戦で負ければ普通なんだね。

 それなら、目立たず、クラスの足手まといにもならないっていう話か。了解、了解。


平成が終わるまであと2日。そんな今日は昭和の日。いっそ、昭和の日に平成終わったら面白かったのにね。明日は平成最後記念で2回更新します。

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