表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
■転性悪役令嬢 ~男になって破滅フラグを回避したいだけなのに、Fクラスの下克上とか溺愛とか知りませんっ!~  作者: 富士とまと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

102/156

BLって言葉はな……

「あはは、楽しそうだな。ずっとみんな一緒って。こういうの、幼馴染とかいうのかな」

 マージの嬉しそうな顔。

「おっ、幼馴染は、もっと小さい時からの友達だとおもいますわっ!」

 サーシャが思わず否定の言葉を発する。

 私たちは11歳だ。中等部からの友達。うーん、まぁ、確かに幼馴染というよりは……。

「……もし職場も一緒になることがあれば、ただの腐れ縁だろう……」

 第二王子とは中等部卒業後、会うつもりは毛頭ない。それなのに会ってしまうようなことが起きれば、それは間違いなく……腐れ縁だ。

 フレッドが笑う。

「いいですね、そういうの」

 何がいいんだ!ごめんこうむる!

「友達や親友にもあこがれたけれど、悪友もいいね、腐れ縁かぁ。ふふふ」

 楽しそうだな。おい。だから、ごめんこうむる!

「隠し事なんて何にもなくて、お互いに言いたい放題言える、立場も何も関係なくってやつか」

 マージも嬉しそうな顔だ。

 まぁ、確かに「仲がいいんですね」「何いってんだ、こいつとはただの腐れ縁だ」っていいながら何年も酒を飲める間柄ってかっこいいよなぁとは思うけど。

 うん。サーシャなら、女の姿に戻ってから、女同士仲良くできるかもしれない?

 と、サーシャを見ると、複雑そうな表情を浮かべていた。

「隠し事……なく……私には……」

 うむまぁ、あれだ。女性に隠し事するなっていうのは難しいよね。分かるよ、分かる。

「まぁ、男女の友情ってのは難しいもんだし、きっとよい女友達ができるよ!」

 いつか死亡フラグを回避して、呪いを解いてもらったら女友達になろう!という願いを込めてサーシャを見れば、サーシャが悔しそうな顔を見せた。

「リザーク、私とは、悪友になれないって言いますの?ひどいっ」

 ん?

 走り去ってしまった。

 あれ?何を間違えたんだろうか?

「おい、サーシャに何を言ったんだ?後で謝れよ。……それにしても、練習相手いなくなっちゃったじゃないかっ」

 謝るけど、何だよ、その被害者面。そもそもマージのマナーがなってないってとこからこういうことになったんだろうっ!

「まぁ、マージはまだ実践は早いんじゃない?見て覚えたら?ほら、リザーク」

 フレッドが完璧なマナーで私に手を差し出した。

 ぽふっ。

 そして、私も完璧な「女」のマナーでフレッドに答える。

「ふふ、リザークは女性側のマナーも完璧ですね」

 って、おいっ!

「なんで、ボクが女側なんだよっ」

 っていうか、そりゃ、お母様の夜の特訓で女としてのマナーも叩きこまれてますけど。これは、第二王子(発狂死)を相手にするために教え込まれたわけじゃないぞっ!

「あ、じゃぁ、次は僕が女役をやりましょうか?」

 って、待て、なんで、ボクがフレッドに手を差し伸べないといけないんだよっ。ってか、きっちり指3本乗せて、右ひざを少し曲げて頭を下げるとか、もうっ、どこのご令嬢だよっ。

「フレッドも、女性側完璧じゃん。これならマージの相手できるよね!」

 ぐいぐいと、フレッドをマージに押し付け、二人から距離を取る。

 ……おいおい、男同士何やってんだよ、完全にBLファンのサービスショットじゃないか……。写真撮って売れば爆売れだぞ。

「ボクはサーシャに謝ってくるっ!」

 はい。完璧の言い訳で、教室を離れる。

いつもありがとうございます。


読み直しの人もいるかな。サーシャの気持ちを想像しながら読み直すと、「ふむふむ、なるほど」

(*'ω'*)なのですよ。えへへのへ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=613262247&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ