花を想う 〜花吹雪〜
花吹雪
真っ黒な暗闇の中に
辺りを照らすような
綺麗な花びらを纏った木
たくさんの花びらは
静かに吹く夜風にのって
ひらひらと舞い落ちていく
その美しい情景を見て
僕は舞っている花びらを
手に取ろうとする
手に取ることができたら
その輝きを生み出すものを
感じられるような気がして
でも花びらは
まるで意思を持っているかのように
手と手の間を
スルリと飛んで行ってしまう
そっと手を伸ばしながら
僕はゆっくりと待つことにする
きっとこの掌に
舞い落ちてきてくれることを願って
詩を作るのは、これが初めてですので、拙さはご了承ください。
もしよろしければ、辛口でも大丈夫ですので、採点や感想をいただければ幸いです。