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12.エピローグ

 少年は剣を取った。少女は、黄金の剣を持つ騎士を手に入れた。


―シャラン


その過酷な運命を隠すように、どうってことないと言うように、剣を飾る鈴が鳴る。


 敵は襲いくる。それはその剣を狙うのか、少女を狙うのかは分からない。ただ、それらをすべて切り払う使命を少年はその身に帯びた。少女は、おのがために少年を手放すわけにはいかず、二人の関係は動き出す。少女はただただ無意識に少年にへとささやき続ける。


―私を愛して


少女の手に少年が堕ちるのが先か、その命を落とすのが先か。それを知る者はいない。


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