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九月十九日のお題:『時間』
最終話になります。
無限じゃないからこそ、大切だって思えるんだ。
どんなに時間があったって、きみがいないと意味ないもんね。
目をつむって風を感じれば、それはきっと幸せなはずだから。
きみの傍で膨れてくこの想いは、しぼむことなく、今も大きく。
たった一度のわがままのはずが、たった一度じゃなくなっていく。
大きく呼吸をしたら、空気がつんと染みてくる。
明日はうまく言えるかな。
時間をかけて、たっぷり募らせた想い。
あたしからきみへの――
また機会があれば更新しようと思います。
また、いつになるかわかりませんが、頂戴したお題で書いたものを載せていきます。