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九月二日のお題:『月』
月が沈黙を促した。
思わず見とれるって、きっとこういうこと。
なにも言わなくても二人の空気を同調させるような、やさしい光。
頬には冷たいものが流れ、ふと横を見ればきみも同じだった。
うまく言葉が出てこない。何を言えばいいかわからない。
そんなときに溢れたきらめきは、きっと女神さまがくれたんだ。
涙の理由もわからなかったけど、意味だけはわかった。
それくらい、あたしはきみのことを強く想ってる。
きっときみもおなじ。
月が沈黙を促した。
思わず見とれるって、きっとこういうこと。
なにも言わなくても二人の空気を同調させるような、やさしい光。
頬には冷たいものが流れ、ふと横を見ればきみも同じだった。
うまく言葉が出てこない。何を言えばいいかわからない。
そんなときに溢れたきらめきは、きっと女神さまがくれたんだ。
涙の理由もわからなかったけど、意味だけはわかった。
それくらい、あたしはきみのことを強く想ってる。
きっときみもおなじ。
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