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ex:『日焼け』

 この前の名残かな。


 別にたいして目立つわけじゃないけど。


 それでも、しっかりと刻まれているから、なんだか見ていて感心する。


 別にきみの体を見たいわけじゃないけど。


 やたらときみの傍にいたがる口実くらいにはなるでしょ。


 きみの隣にいれるだけで、すごくあたたかくなるの。


 なんでだろうね。


 心の底から大好きだから、かな。


 もっと傍に寄りたい。


 一ミリでも惜しいの。


 また来年も、同じようにきみの日焼けを見てみたいな、なんて。

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