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七月五日のお題:『雨音』

 ざあざあと、休むことなく続く雨音。


 こんな日はなにもしないで、ただきみのことを考えるのがちょうどいい。


 ほら、思考の海に意識を沈ませて。


 無意識にきみを思って、そしたら、雨音なんてもう気にならない。


 窓をノックする雨も、もうあたしを止められない。


 きみの夢を観ている間は、あたしはきみだけのもの。


 一切の干渉を受けず、ただ、きみを視線に捉えるだけ。


 ―― なんてことを考えているとね、ほら、いつの間にか雨は止んだよ。

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