1/94
六月二十六日のお題:『扇風機』
二人して縁側に座って、傍らの扇風機から風を受ける。
きみは、よく似合うその浴衣を汚さないように、スイカを啜るように食べる。
きみらしい食べ方。
あたしが大好きな横顔。
あたしの自慢の髪が風になびいて、きみの頬をくすぐる。
「ごめんね」とあたしは言うけど、何度も同じことが起こった。
その度に照れたように笑うきみ。
きみは突然私を越えて、扇風機の電源を切った。
なんだか火照ってきたのは、風を受けなくなったせいだよね。
二人して縁側に座って、傍らの扇風機から風を受ける。
きみは、よく似合うその浴衣を汚さないように、スイカを啜るように食べる。
きみらしい食べ方。
あたしが大好きな横顔。
あたしの自慢の髪が風になびいて、きみの頬をくすぐる。
「ごめんね」とあたしは言うけど、何度も同じことが起こった。
その度に照れたように笑うきみ。
きみは突然私を越えて、扇風機の電源を切った。
なんだか火照ってきたのは、風を受けなくなったせいだよね。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。