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狂楽教  作者: 口十
3/7

日本語

 愛情で以て意思疎通を図り、運命を感じ笑顔を思い浮かべる。

 感情はいつか希釈していき、空想を語り喧噪を嫌う恋路を辿る。

 最愛と宣うシクラメンは、数字を精査し疎遠となる。

 退学を勧告せられたチーターは、罪の意識を持たずして停滞し、都市を走り回る。

 波風立たぬニンニクは、沼地に根を張り野晒に。


 半額セールを貼り付ける被害者は、不確定に変化を求めて保管する。

 眩しさを持つミジンコは、無理だと目眩んだ妄言者に叱責。

 八重歯光る妹は、湯舟で臙脂色の夜に沈む。

 落命したリーマンは、流布されたと冷酷な老人に叫びだす。

 私の命もあとウン十年、笑顔を浮かべていざ去り

 ん。

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