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狂楽教  作者: 口十
2/7

信仰

 ねぇねぇ、お兄さん


 そう呼び止められた。


 時を同じくして大砲が1812年より来日

 日をまたぎ翌日、線路が代わりに登場

 タイプライターは軽快な音でもって地中より挨拶


 弦楽器らご老体は杖を付き犬歩きによって公園に集合

 打楽器は喧嘩高らかに響かせ学園にて演奏

 管楽器共は声高らかに笑い公園にて戦争を開始


 妖精らは今も耳元で囁くがしかし、外的宇宙生命体には響かず

 広大な天国より飛来したそれらは何億光年もの距離を愛情で以て耐え抜く


 高らかになるトイピアノ!


 さぁ凱旋だ。

 大砲はその音でもって歓迎せよ

 線路は道を作れ

 タイプライターは記録せよ。

 楽器らは慌てふためけ恐れ戦け


 人間らは愛情を享受し共に行かん

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