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最強の先にあるものは  作者: 鍛冶屋
5/10

パンロプ村と初めての夜

なかなか思った通りに話が進まず、読みにくいと思います。すみません、これから色々がんばりますので温かい目で見守ってください。

太陽が地平線の彼方へと傾き辺りが薄暗くなり始めた頃自分とネネさんは目的地の村へと着いた。


もともと、今日の朝は車で会社に行くだけだったので

ワニさんマークのサンダルを履いていた。


あのかかとに、かけられる紐は自転車に乗っていた時に

ペダルに引っ掛けてとってしまった!

くそっ!やらかした!!

そのせいで少し歩きづらかった。


それでもなんだか体が疲れている感じがしなく

これも異世界に来て舞い上がってるせいかなと思った。


目的地の村の門の前までつくとネネさんが、

「ここが今日の目的地パンロプ村だ

今日はここで宿をとってゆっくり休もう。」


そう言って、ネネさんは門番に何やらカードのようなものを見せて村の中への立ち入りの許可を取っていた。


ネネさんと話してる門番がこちらをチラチラ見ながら

指をさしてきた。

あっ、やっぱり怪しまれてる?

だってこんな格好だもんね…ネネさん、ごめんなさい

やっぱり作業着は目立つよね…


お金があればこの世界に馴染んでる服を買えるんだけど…

この世界のお金は多分、日本の円じゃ無いんだろうし、


てか、今日の宿のお金も無いよ!どうしよう……



そうだ!このポケットに入ってたライターを売れば少しは

珍しいだろうしお金にはなるだろう!!

ネネさんが門番と話をしている間

そんな風にパニクっていると、

この村の見回りの人が来て、

紅い石を使って近辺の松明に次々に火を灯していった…


死んだ魚のような目で、

「ですよねー…」そんなこったろうとおもったわ!

だけどこっちはチャイルドロック付きだかんな!

覚えてろ!!心の中で捨て台詞をはいていた。


1人で勝手にパニックになっている間にネネさんが

ささっと、立ち入りの手続きをしてくれていた。


ネネさんが振り向いて手招きをしている。


言わなくちゃ!意を決してネネさんに事情を話した、


「ネネさん…すみません、かなり言いにくいんですが、

自分、お金を持っていなくて…

今晩の宿代絶対返すので

お貸ししていただけませんか?…」

あー!出来るならこんな美人の人にこんな事

言いたくなかった……恥ずかしい…

顔を真っ赤にして下を向いていると


「なんだ!さっきからそわそわしてると思ったら、そんな事だったのか、心配しなくていいよ、ナツが倒れていた時から身元がわかるものを持っているか服のポケットの中を探していから、お金や身分を証明するものを持ってない事は知っているよ、安心してほしい」

そう言って下を向いてる自分の頭をくしゃっと

ひとなでして村の中へと入っていった。


今ならボンッと顔から湯気が出る気がした…

頼りになって優しくて、綺麗で、多分自分より年上でって、

「惚れてまうやろー!!!!」と小さな声で呟いて

ネネさんの後を追いかけて村の中にはいった。


その日は宿に泊まり異世界初日を終えた。

もちろんネネさんとは別室だ!


「色々ありすぎて疲れたー。」

魔法も使えたし、あんな美人のネネさんと話せたし

元いた世界では絶対に体験できない事が出来た、

最高すぎるよ!!

「そうだ!明日早く起きてみんなが起きてない間に

少し魔法な練習を村の外でしてみようかな?」


そう思い、今日は早めに寝ることにした。

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