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Icarus  作者: miu
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絶望

今回初めて書いてみました。miuです。是非読んでみてください!

☆前置き

ここは少し魔法が発達した地球である、1945年から30年間続いた戦争によって世界は絶望的なエネルギー問題を抱えていた、そんな中1984年私はデゥクスという国のダルスという町の名もないエルドウィン家にエルドウィンフェリックスとして私は生まれた。父も母も妹も普通の人だった、私も特別頭が良かった訳ではないが、一番難しい学問とされている錬金術はとても得意だった。時はたち2000年私はホルビック協会で錬金術によってスタルチウムという希少な金属の作り方を発見し世界のエネルギー問題は解決され私は後世にな名を残すような偉大な人間となった。この発見のあと私はダルスの自宅近くにスタルチウムを製造する施設を建設した。自然が豊かだが発展は遅れていてひまわりだけが有名だったこの町はこの施設ができてからは一変して活気ずいた。しかし1年がたつ頃ある問題が起きていた。それはスタルチウムを作るために高温の油にクレントの葉、火薬草、鉄を混ぜる工程があるのだが、火薬草は爆発を起こしたり有毒なガスを排出する危険な薬草のため注意して扱っていた、しかしここ数週間で施設内で火薬草によるで小さな火災がいくつか起きていたのである。それからは責任者の管理を厳しく取り締まることに徹していた、が2002年4月26日1時23分施設は大爆発を起こし焼失世界の歯車は狂い始めた。そして私はこの火災で死んだことになった。


1絶望

2002年4月25日朝6時30分「お兄ちゃん起きてよ~、もう朝だよ!」私はいつものように妹ナタリアに起こされた。自分でいうのもなんだが妹はかわいい、めっちゃかわいい、白い絹のような長い髪の毛 きれいな目鼻立ち人形のような大きく透き通った目 完璧だ!父と母はもう他界してしまったが妹のおかげで寂しい思いはしていない。「朝ごはんはパンでいいよね?」「うん、あ、あと飲み物はコーヒーがいいな」「わかった、ちょっと待っててね」今日はパンにベーコンをのせた簡単な料理だった。朝ごはんを食べると私は急いで支度をした「お兄ちゃんいってらっしゃい」私は手だけ軽く振って家を出た。大学は家から電車で1時間ほどの所にある。大学につくともう8時15分だ。その日もいつもと変わらずなんの変化もない授業を受けて帰る時間になった。帰ろうとしたその時「あ、あのフェリックス君だよね?」後ろから声が聞こえてきた、振り返ると赤い髪のかわいい子が立っていた。私は少しドキドキしていた「そうだけどあなたは?」「あっ私はエレーナです、あの、その、この後暇ですか?」少し緊張し顔を赤くした彼女はとても可愛かった「うん、暇だよ」「あの良かったらお茶でもしながら話しませんか」私は内心とても嬉しかったが「まぁ…いいよ」こんなそっけない返事をしてしまった。心の中では大反省会議である。「やった、あっ!…えーと学校の前のカフェでいいですか?」こうして私たちはカフェへと向かった。「カフェトギタテーノ」まるでセンスが感じられない。私たちはコーヒーを注文した、どちらもミルクコーヒーだ苦いのは飲めない。店名とは裏腹にコーヒーは美味しかった。「フェリックスさんと話ができてとても嬉しいです」私は上に見れるのが好きじゃなかった「呼び捨てでいいよエレーナさん」「えっじゃじゃあ私のことも呼び捨てで読んでくださいね」「わかったよエレーナ」彼女はまた少し顔を赤くした。彼女との会話盛り上がり気がつけば終電ギリギリである。「こんなに遅くまで本当にごめんね。つい楽しくなっちゃって」「私も楽しかったですじゃあまた明日」こうして私は帰りの電車に乗り込んだ、これは妹に怒られちゃうなぁとか考えてるうちにもうダルスまで来ていた。ダルスに着くと町がなにかおかしかった、明るいのである。家に向かう途中私は分かってしまった。施設が…燃えている、もう町は死んでいた。私は走った。思考より体は先に行動を開始いていた。施設の前まで来ると私は絶望した。夕暮れ時のような明るさの中、ひまわり達が黒い雨に打たれていた。黒い雨は私の体にも突き刺さる、死んでいったダルスの人々の憎しみと共に。ひまわりはみるみるうちに死んでゆく。「お兄ちゃん………助けて…」目の前の火だるまは微かな声でこう叫んでいた。絶望は深くなる。私は口を開けて立ちすくんでいた。「なんで助けてくれないの?」はっきりと聞こえる、私の視界は暗闇にかわった。

2 クリス

てきるだけ早く書きます。応援よろしくお願いします!

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