第98層 食堂にて
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
広い食堂の中にたった2人。
何故か、もの凄いむなしさを感じてしまう。
ミチとミライは、一番手前の席にお互い顔が見えるように座っている。
ミチの表情はどんどん不機嫌そうな顔になっていき、腕を組んだり戻したりと、どこか落ち着きが無い。
「ねえ、ミチさー。少し落ち着こうよ」
「それは、ミライだって同じよ!ミライもそわそわしてるわよ」
ミチは少し冷ややかな目つきで言ってきた。
そんなに僕もそわそわしてるように見えるのだろうか。
「まあ、落ち着こうか。お互いに」
「そうね。それにしても、ネルロスさん遅いわね」
「言われてみれば……まあ、ゆっくり待とうよ。で、思ったんだが、町は平和になりました。僕らはどうするの?」
「次の町を目指す。それだけよ」
ミチの表情が少し明るくなった。
あれ、僕らの当初の目的って……。
「ねえ、僕らの目標って、ここからの脱出だったよね。何か当てでも有るの?」
「それは……ないわね。あはは、まあ、そのうち分かるでしょ」
ミチは笑いながら言う。
そんな適当で大丈夫なのだろうか。
この世界の仕組みをもっと知らないと……。
そんなことを思っていたら、玄関の扉が開く音が聞こえた。
「あ、きたわね」
ミチはそう言って立ち上がると、玄関の方にスタスタと歩いていった。
ミライはその場で座って待機する。
「あら、ミチちゃん着てたの」
「こんにちわ、ネルロスさん。ガープさん。あ、ミライは食堂にいます」
「じゃあ、わしは帰るとするかの」
「いいですよ町長。と言うより、むしろ一緒に話すこと話しましょうよ」
「ふむ。では、邪魔するぞ」
「ごめんね待たせて。少し話が長くなっちゃって」
「いいですよ。そんな事より、色々話すので、とりあえず中に」
玄関の方は、ようやく落ち着いたようだ。
最初に食堂に顔を出したのは町長のガープで、ミライと目を合わせると、軽く礼をした。
ミライも首を下げて礼をする。
ガープはゆっくりと歩いて、食堂奥の方へと進んでいく。
ミライはガープに目を送っていると、食堂の入り口からミチとネルロスも入ってきた。
「ミライ君。いらっしゃい」
ネルロスは、周りを少し見渡してから言った。
「どうもです」
ミライも軽く一言返す。
ネルロスは、食堂の奥の方を指差した。
指を差した先には、どっしりと机の端の一席に座るガープの姿。
向こうで話しましょう、と言うことだろう。
ミライは席を下りて、座っていた椅子を机の下に押し入れる。
そして、ネルロスやミチとは対象の机脇を歩き、ガープとは一席空けた席に座った。
右の方にはガープが、対照的にはミチとネルロスさんが座っている。
ガープは話し出す、両肘を付いて手を組んでいる姿勢になる。
一瞬空気が固まったが、その中でミチが始めに口を空けて話し始めた。




