表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
98/217

第98層 食堂にて

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 広い食堂の中にたった2人。

 何故か、もの凄いむなしさを感じてしまう。

 ミチとミライは、一番手前の席にお互い顔が見えるように座っている。

 ミチの表情はどんどん不機嫌そうな顔になっていき、腕を組んだり戻したりと、どこか落ち着きが無い。

「ねえ、ミチさー。少し落ち着こうよ」

「それは、ミライだって同じよ!ミライもそわそわしてるわよ」

ミチは少し冷ややかな目つきで言ってきた。

 そんなに僕もそわそわしてるように見えるのだろうか。

「まあ、落ち着こうか。お互いに」

「そうね。それにしても、ネルロスさん遅いわね」

「言われてみれば……まあ、ゆっくり待とうよ。で、思ったんだが、町は平和になりました。僕らはどうするの?」

「次の町を目指す。それだけよ」

 ミチの表情が少し明るくなった。

 あれ、僕らの当初の目的って……。

「ねえ、僕らの目標って、ここからの脱出だったよね。何か当てでも有るの?」

「それは……ないわね。あはは、まあ、そのうち分かるでしょ」

ミチは笑いながら言う。

 そんな適当で大丈夫なのだろうか。

 この世界の仕組みをもっと知らないと……。

そんなことを思っていたら、玄関の扉が開く音が聞こえた。

「あ、きたわね」

ミチはそう言って立ち上がると、玄関の方にスタスタと歩いていった。

 ミライはその場で座って待機する。

「あら、ミチちゃん着てたの」

「こんにちわ、ネルロスさん。ガープさん。あ、ミライは食堂にいます」

「じゃあ、わしは帰るとするかの」

「いいですよ町長。と言うより、むしろ一緒に話すこと話しましょうよ」

「ふむ。では、邪魔するぞ」

「ごめんね待たせて。少し話が長くなっちゃって」

「いいですよ。そんな事より、色々話すので、とりあえず中に」

 玄関の方は、ようやく落ち着いたようだ。

 最初に食堂に顔を出したのは町長のガープで、ミライと目を合わせると、軽く礼をした。

 ミライも首を下げて礼をする。

 ガープはゆっくりと歩いて、食堂奥の方へと進んでいく。

 ミライはガープに目を送っていると、食堂の入り口からミチとネルロスも入ってきた。

「ミライ君。いらっしゃい」

ネルロスは、周りを少し見渡してから言った。

「どうもです」

ミライも軽く一言返す。

 ネルロスは、食堂の奥の方を指差した。

指を差した先には、どっしりと机の端の一席に座るガープの姿。

 向こうで話しましょう、と言うことだろう。

 ミライは席を下りて、座っていた椅子を机の下に押し入れる。

そして、ネルロスやミチとは対象の机脇を歩き、ガープとは一席空けた席に座った。

 右の方にはガープが、対照的にはミチとネルロスさんが座っている。

 ガープは話し出す、両肘を付いて手を組んでいる姿勢になる。

 一瞬空気が固まったが、その中でミチが始めに口を空けて話し始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ