表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
94/217

第94層 ミチの存在

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 気がつけば、ミチは泣き疲れで完全に眠りについていた。

僕の胸の上で。

 ミライは体を動かすことも出来ず、ただただ、空の景色を眺めることしか出来なかった。

 目を覚ましたのが夕暮れだったため、今の空は完全に真っ暗だ。

 大樹を取り囲んでいた雲がなくなり、プラネタリウムで見るような、大量の星たちが姿を現していた。

 ミライはその星を眺めながら、ゆっくりと涙を流す。

一滴一滴が、こめかみ辺りを伝っていくのが分かる。

 ミライは7滴の涙を流し、ミチの背中に乗っている手を動かし撫でる。

ミチの鼓動が、手を伝わって感じることが出来る。

温もりも、息継ぎも、生きているのが分かることを何もかも伝わってくる。

 この生を僕の目の前で絶たせるわけにはいかない。

 ミライが、ミチの存在を感じていると、ミチは大きく寝返りをした。

そして、ミチはミライの方向を見て、にんまり笑みを浮かべる。

 ミライはその表情を、首だけを起こして確認する。

ミライは再び空を見て、少し微笑む。

 やっぱりミチの笑顔は癒されるな……。

ミライはそのまま目をつぶり、ミチと言う温もりの布団で眠りに付くのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ