第92層 決戦寸前
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
(ようやく虫けらが1匹……)
ロンギコロンは、ミチとミライとの距離をとって、空中で声を弱らせて言う。
その言葉に、ミライは首だけを動かし、横目でロンギコロンを見つめる。
目は大きく見開いているが、視線がどこか冷たい。
(何だその目は!まだやるというのか)
そう言ってロンギコロンは、あの時の風を起こす体制に入る。
ミライはロンギコロンを見つめたまま考える。
バリアでは防げない。
ならば、対等または、それ以上の威力の魔法で打ち消しかない。
ミライは決心して立ち上がり、ロンギコロンの方向を向く。
両手には、一度刃をメニュー画面に戻して再生したユミルの大剣。
相変わらず重すぎて、刃は地面に刺しっぱなしで、持ち手を持つだけの状態。
それでも、力はもの凄く湧いてくる。
「さあ、来い!」
ミライは目を見開いて叫ぶ。
ロンギコロンの発動条件もそろい、ミライも身構えて、いざ決戦。
しかし、その時、信じられない出来事が起きた。
ロンギコロンが、突然空中から叩き落されたのだ。