第70層 一撃勝負
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
フリーズ・スプリンターで、このバリアを破片にして・・・。
破片は少し細かめで、方向は真正面・・・。
そして、発動したら、すぐにバックステップ・・・。
よし、行こう!
「フリーズ、スプリンター!」
ミライは呪文名を叫んだ。
イメージ通り、ミライを囲む四方のバリアは破片へと変わり、セーナに向かって飛んでいった。
「ふふ。ライトビーム」
予定外だったのは、セーナが魔法を放つことを確定して、すでに発動までの準備をしていたこと。
相手の魔法の方が、断然速い・・・。
氷の破片と、光のビームが、2人の間のミライ寄りの方でぶつかった。
その時、まぶしい光がフロア内を包んでいく。
氷の破片といっても、元はバリア。
光のビームを四方八方に跳ね返していく。
ミライにもビームが届くが、熱さを感じる程度の威力。
そして、こちらの破片はビームを跳ね返しつつ確実にセーナに向かって飛んでいってる。
相手は光が跳ね返されてるのは分かっているが、向こうに近づいていってるのはまだ分かってない。
これは……いける!
そう思ったときだった。
セーナは魔法を打つのをやめて、高く飛び上がった。
そして、氷のバリアが完全に通り過ぎてから着地。
「ふふ。なかなか面白い技ね。まあ遅かったけれど」
セーナは余裕で笑顔を見せる。
セーナの余裕の表情に、ミライはニヤリと笑顔を見せた。