第7層 地下潜入
この作品の作者は、文章表現が現時点でLv1/無限です。
様々な名称、場面が出てますが、作者は全てオリジナルだと思っています。
作品も作者も成長過程ですので、あまり期待はしないでください。
転送されてからどのくらい経つのだろうか。
とにかく、真っ暗な世界が続いている。
意外とこの空間は、居心地が悪くない。
表現すると、無重力世界にいて、だれかから勝手に体が引っ張られていく感じ。
何も無いと、こうも長く感じる物なのか。
もう死んでしまっているのでは!?とか、この先ずっと真っ暗な世界を旅するのかとか、実はもう出口に出ているが真っ暗だった!とか、色々考えを膨らまして時間潰し。
体を動かそうにも、縛り付けられたように全くと言っていいほど動かないのだ。
「お?おおおおおおおおおおお!」
思わず叫んでしまう。
光が正面に見えてきて、どんどん大きく広くなっていく。
光の大きさに連なるように、もの凄い胸の高鳴りと恐怖心も大きくなっていく。
「頼む!安全な場所に出てくれー!」
これが空間内での最後の祈りであり、叫びであった。
ついに、光の先に出ることが出来た。
出て、現状も把握することも無く、ここがどこだか分かる。
上を見れば、大きな青空が見える。
上しか見えないけど……。
「うわああああああ」
落ちる。
落ちていく。
間違いなく死ぬ。
死因は、『運の無さ』だろう。
死ぬ覚悟は出来ていたその時、「ドスッ」っと言う音とともに地面にたたき付けられ、体に振動が伝わる。
「いててててて……」
ミライはうつ伏せ状態から体を起こした。
落ちるのが長く感じたが、実際は3m程度で全然痛くなかった。
ミライは立ち上がり、周りを見渡した。
「うおー!すげー!」
どうやら自分が落ちたのは、崖の上らしい。
崖の下は、広がる大草原に森に大きな目立つ木。
大草原には、町のような場所がぽつんと1ヶ所あるだけ。
あまりの広さに感動で声が出てしまうのも無理はない。
見渡すこと190度地点。
1mも無い先は、切り立った崖の下だった。
「あ、あははははは。ふうー」
足がすくみ、へんな笑い声が出た。
もう自分の『運の良さ』を笑うことしか出来なかった。
もしも、もう少しあちら側に出たらと思うと……。
360度上下左右と景色を見渡し、自分自身を見渡し、何も以上が無いことを確認する。
「さて、先に進んでみますか」
そう独り言をいい、見渡したときに見つけた、崖を降りる広い道を進んでいくミライであった。
文字配列のみ書き直しました。
反吐が出るほど下手くそな文……。